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No.749〜 |
No.691〜748 |
No.634〜690 |
No.590〜633 |
No.561〜589 |
No.537〜560 |
No.505〜536 |
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No.467〜504 |
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No.453〜466 |
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No.432〜452 |
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No.415〜431 |
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No.396〜414 |
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No.373〜395 |
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No.351〜372 |
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No.325〜350 |
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No.302〜324 |
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No.280〜301 |
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No.252〜279 |
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2009.5.30 Sat. 晴れ 23℃ No.251 |
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※毎週土曜が更新の日時になりましたね…特に理由は無いですが(笑)現場の流れ、写真羅列にてご紹介。 |
今週の主な流れ。
CP(ブリッジ2階)BC(船首)製作・搭載〜溶接〜塗装前段階仕上げ〜各種検査 等です。
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CP内、電線敷設完了 |
〜でBD上へ直ぐ搭載 |
内部の様子 |
天井部へマーキン |
対岸より |
限定近海・乾舷マーク付け |
BC付け |
船主側デッキ上 |
フェア・リーダー等製作 |
船尾BW横へ配置 |
HC、マーキン開始 |
締め付け角パイプ敷き |
各部の耐圧検査も続く |
外板側 |
検査官のチェック |
船尾には5連フェア・リーダー |
ウインドラス、船首へ配置 |
ND、引っ繰り返す |
CD、電線敷設完了 |
中の様子 |
〜でND上へ搭載 |
操舵装置等、配置 |
HC上、穴明け完了 |
ハッチ格納台、製作済 |
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今 現在 |
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以上、今一週間の流れでした。
詳しい仕様等はSno.560と同様ですから省略させて下さいね(笑)
敢えて載せるならば今船はブリッジ4階構造により2階がCP(captain deck)
の略で表示、追加していることぐらいですかね。
何故CDにしないのか?一々載せなくても分かろうものですが(笑)
一番最上階CD(compass deck)と迷うからです。
主機メーカでは最上階をW/H(wheel house)と表記するくらいですから
各々表現の仕方は違うかもしれません。
船舶における一つの豆知識としてご承知おき下さい。
大分、暑くなってまいりました。真夏の現場がやって来ると思うと……
ゾッとしますがネガティヴな気持ちを覆いつくし、かつ反転させる程の
前向きなポジティヴ指向で臨める様に空元気でも何でもいいから(笑)
頑張ってまいりましょう!
(了)
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2009.5.23 Sat. 晴れ 22℃ No.250(祝!連載250回!!) |
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※また一週間が直ぐに経過(笑)…一応、今回も現場の流れを写真羅列にてご紹介。 |
今週の主な流れ。
FP1F・UD-7ブロック(船首)BW・BD(船尾)ブロック製作・搭載〜付帯する工事 等です。
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バルバス(FP1F)仕上げ溶接 |
〜先端部へ搭載 |
外注分ND・CD等納入 |
FP2アンカーホースパイプ製作 |
ベルマウス・カバー付け |
UD-7完成にて定盤から搬出 |
〜反転 |
〜船首部、搭載 |
〜完了 |
船底レントゲン検査 |
バラストタンク検査 |
しっかりチェック |
プロペラ取付 |
E/R内、セカンドデッキ |
G/Eサイド |
BD電線敷設開始 |
〜完了 |
〜搭載 |
ケガキ |
ガス切断 |
仮付け |
FP2完成 |
〜本日搭載 |
ガーダー切り合わせ |
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今 現在 |
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以上、ここ1週間の船台上作業流れでした。
本当に思い掛けず?とでも言いましょうか、昨日のBD搭載で終わり〜のはずが今日の快晴を受け、
FP2搭載にて今週の締めとなりました(故に船体構造は終了です)
進水まで約1ヶ月を残す予定(にしている)わけですが、かなり早いです。
しかし、逆にそうであれば時間的余裕が有る=艤装に時間を掛けられるというわけで、
現クォリティーにそれ以上、二乗レベルの施しが出来るというもの。
ブリッジ・居住区周りの仕上げ、しっかりやってまいりましょう。
最後に…
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今治海事展(BARI-SHIP) |
巷の造船・海運業者の方々にとっては噂の非常にコアな催し、今治海事展(BARI-SHIP)へ
昨日行ってまいりました。
一観覧の人間としてはプレスカードも持っておらず、出展業者の内容等はお見せすることが
出来ないので詳細はコチラをご覧下さい。
前会社在籍時、三ノ宮ポートアイランドにて催された展示会に参加したことはありますが、
造船関連業者をメインとしてブースを設ける類は初めてでは?と思います。
何かと不景気な暗い話題が先行がちなこの業界ではありますが来訪者の多いこと多いこと。
外の方が涼しいくらい凄まじい熱気に満ちておりました。
ご承知のことと思いますがかの今治・波止浜地区に非常に多くの大手・中手造船所が点在しており、
また「世界の〜」と評される会社(笑)が本社を置いていることも有ってこういう展示会が催される
ことに疑問を感じるわけも無く、むしろ遅過ぎたきらいもあるくらいです。
私自身にとっても出展の内航船建造・同業造船所の方々と仕様・景気動向等について
とても良い情報交換が出来て、あらゆる面において有益なる時間となりました。
(こういう催しがないと会うことも中々無いでしょうなぁ(笑))
不景気である〜ではこの業界を盛り上げる為にどうすれば良いか?〜展示会開催(good!)
この海事展計画自体は相当前からでしょうけど、まだここ1・2年は色々とこの様に模索する時間が
続きそうですね。
これもカリカチュアの一種ですから、ラジカルな改善へ向かうきっかけとなる様、
特に同業者の方!共にこの業界をインスパイアしてまいりましょう!!
(了)
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2009.5.16 Sat. 曇り時々小雨 19℃ No.249 |
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※おっと!気を許していたらもう一週間が経過。腰が痛くて動きが鈍くなってますが動かないと……。 |
また時間が先に経過し出したので写真羅列による紹介(笑)
先週からの流れ一覧。
AP-2・UD-1ブロック(船尾)UD-7・FP-2・FP1F・FP1A(船首)ブロック製作・搭載 等です。
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UD-7完成間近 |
FP-2外板付け |
BD製作開始 |
SS-5外注分納入 |
FP-2ウェーブ溶接 |
スターンチューブ挿入 |
こちらはAP-2FWT付近 |
製作中のバルバス(FP1F)骨組み |
SS-5搭載 |
LOサンプタンクエアー張り |
石鹸水掛けの耐圧検査 |
チョックファースト流し |
M/E据付台仕上げ |
FP-2ブロックの内部 |
デッキ上の歪み取り |
プロペラ軸挿入 |
船内側には中間軸 |
BDは溶接待ち |
バルバスも溶接開始 |
ウインドラス納入 |
これはBW |
E/R、M/E据付台下部塗装 |
FP1A搭載 |
スラスタートンネル、切り |
FP-2ホースパイプ立て |
P側の挿入時 |
納入済M/E登場 |
サンダー仕上げ |
先に逆転機(R/G)置き |
M/E吊り |
そして搭載 |
分解T/C |
分解分の2つも直ぐに組立完了 |
よって急ピッチでUD-1仕上げ |
クーラ等を置く |
AP-2・UD-1移動 |
反転 |
搭載位置降下 |
搭載完了 |
船尾のデッキ上 |
接合デッキ合わせ |
外注ファンネル納入 |
外注SS-6も納入 |
インテンショナル搭載(※) |
昨日、搭載完了 |
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今 現在 |
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写真羅列では一番長い今回ですけど、以上、ここ1週間の船台上作業流れでした。
(SS-6におけるインテンショナル搭載(※)もNo.228でリフレインしてみましょう!)
ブロック搭載は言うに及ばず経過としてM/Eも搭載完了しました。
建造が良い感じで進んでいることがご理解頂ければ問題無し(笑)
掛かり得る時間をたっぷり取って作業することは良い船を輩出するベストな手立て!
粉骨砕身、取り組んでまいりましょうなあ。
(了)
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2009.5.6 Wed. 晴れ時々曇り 22℃ No.248 |
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※また懐かしい写真が見付かりましたので実績船として載せてみます。 |
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「徳 久 丸」1,594(G/T) 4,102(D/W)
詳細はコチラ
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昭和57年竣工・NK国際近海船。
内航船建造が主な弊社においてこの船で近海は第2船でした。
唐突に何故この写真を披露するのか?疑問に思われた方もいることでしょう。
書庫のアルバムを見付けたことが第一ファクターではあるのですが、
何を隠そう(まあ大袈裟だけど(笑))上2列の写真撮影時に私がその通船に乗っていたから
という懐かしさからです。
当時私は幼稚園年長組・5歳、物心着いてから初めての運転時乗船(させてもらう)でした。
かなり大はしゃぎして喜び勇んで乗ったものの、数時間後には興奮し過ぎたせいか船内で高熱発生(笑)
結局係船するまでサロンで横になったことをよく覚えています。
今の動向は?やはり売船&廃船? と思いますよね、普通。
しかし、何と今も外国船籍として現役で動いているらしいのですよ(驚)
数年前現在の船主殿が図面要求の旨、弊社に連絡が有ったことから判明したのですが凄いですよね。
船齢25年以上ですよ。造りが頑丈だったのですかねぇ〜〜(笑)
出来得る限り長持ちする強い船造りを心掛ける!
これが一番大事なことなのかもしれません。
(了)
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2009.5.2 Sat. 晴れ 20℃ No.247 |
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※GWの休みは基本的には取らないスタンスですけど(笑)一応、明日から数日取る事になりました。 |
昨日の続き、SS部搭載〜スラスターエンジン搭載〜FP・UD部内作ブロック製作開始 等。
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SS-4搭載完了 |
配電盤納入 |
FP1Aブロック製作 |
製作完了 |
船台最先端へ移動 |
検査受検 |
UD-2ブロック製作開始 |
ガーダー下部溶接 |
UD-1・AP-2製作開始 |
AP-2内の様子 |
こんな感じ |
トラック便でT/C到着 |
吊り降ろし |
M/E本体は海路到着 |
本体吊り上げ |
R/G吊り上げ |
ここで少し待機 |
スラスターエンジン搭載 |
外注SS-5搭載(出張中) |
外注SS-7も同様 |
UD-2も配電盤置いて搭載 |
ホールド側から見る |
ブリッジ、コルゲート壁 |
UD-7製作開始 |
FP-2も製作開始 |
バルバス |
BD製作開始(組立) |
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今 現在 |
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ようやく、今現在へ追い付きました……今週は雨も降らずに進捗著しい週でしたね。
進水は6月下旬ですから良いペース?と思いますが果たして…?
とてもベターな気候を味方に付け、松浦造船は今日も驀進してまいります。
続きはまた来週。 (了)
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2009.5.1 Fri. 晴れ 19℃ No.246 |
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※皆さんはGWとか有りますか?今の経済状況を考えると出ない方が良いのかも…ですが?(笑) |
前回の続き、SS部製作・搭載〜補機(G/E)・スラスターエンジン搭載 等。
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SS-2ブロック製作(FOタンク有) |
AP-1ブロック製作 |
SS-1外板ウェーブの辺り |
BT部は完了 |
SS-1は別置でパイプ付け |
SS-2完成 |
〜でスターティング搭載 |
AP-1ブロック完成 |
製作外板部のチェック |
G/Eを両舷搭載 |
外注SS-3ブロック納入 |
程無くして搭載へ |
完了 |
SS-1搭載へ |
船尾へ載せる |
そしてAP-1搭載(出張中) |
外注SS-4納入 |
〜でこれも搭載 |
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続きはまた明日。(了)
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2009.4.25 Sat. 雨後曇り 18℃ No.245 |
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※船台上はもう凄まじく進んでしまっています。どうやって今の状態まで載せていこうか…?(笑) |
表題の通りでして… 記事多いです、辛いです、進捗アップ助けて下さい(笑)
無事に竣工は済みましたが、当然船台上では併用して搭載も進んでおります。
よって
説明無しにて写真羅列を行い、今現在の時勢とシンクロさせるまで進めます。
(ブロック製作・搭載を断続的に載せてまいります)
↓以下にて。
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まず、BT部製作・搭載。
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BT-2ブロック製作 |
下部溶接 |
外板付け |
センター盤木調整 |
BT-2完成して船台上へ移動 |
BT-3も完成間近 |
BT-1ブロック製作開始 |
フロア板並べ |
BT-3、完成移動 |
外板、プレス加工 |
暁鉄加工 |
搭載開始 |
前へ進んでいく |
BT-7、製作開始 |
スラスター挿入 |
BT-1、移動して溶接 |
SS-2、製作開始 |
BT-4・5・6、外注 |
BT-1、検査中 |
BT-1、搭載 |
これはBT-6ブロック |
SS-1・AP-1、製作開始 |
製作快調 |
SS-2、外板付け |
メッキパイプ付け |
BT-7、完成して移動 |
搭載してBT部は完了 |
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〜という過程を経て完了しました。
続きSS部はまた次回。
(了)
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2009.4.21 Tue. 晴れ 21℃ No.244 |
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※先にSno.568竣工記事。ブロック搭載、Sno.570M/E陸上運転とネタは目白押しですけどね…時間が…(笑) |
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「東 広 丸」(498G/T 1,820D/W) 航走 |
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お知らせの通り、去る4/16(木)に弊社Sno.568(498G/T 1,820D/W 型貨物船)「東広丸」
の竣工及び船舶引渡し式を挙行することが出来ました。
今回も何とか…ここまでこぎ付けることが出来ました。
起工時(昨年12月)にもう今現在継続中の不景気エントランスだったわけですから無事に竣工を迎える
というのは単純に感謝感激の極みです!
(本当に 〃 に有難うございました)
今回も各々方、ご苦労様でした。厚く御礼申し上げます。
さて、前回のSno.570起工式時の記事にもう書いておりますが
内航海運においては厳しい状況に変わりは有りませんね、今現在は…
もうこのハリケーンが通り過ぎるのを家の中でじっと待つしかないかも。
実際のところ、弊社において主に建造している鋼材運搬カーゴの荷が動かないのだから
どうしようもない……希望をのたまっても時勢はこちらのことを聞いてくれません。
他社においてもそうかもしれませんが
案件を聞いて営業して回ったところで荷動き不透明ということで
「直近ポジションでの建造においてはちょっと…」になってしまうのです。
で妥結出来ない。
予定が立てられないから船表チャートが埋まらないのですよ……困ったものです。
しかし、よく考えてみて下さい。
各社2・3年分の受注量を確保した〜という景気の良い話をしていたのはちょうど1年前。
そしてオリンピック景気に沸くあの急激な原材料高騰がやって来ました。
数字を前以って決めてしまっていた建造船は
「仕方ねぇな。まあ数をこなせば後から収支が追い付いてくるだろ」
で皆張り切って造ってまいりましたよね。
「これからが儲ける時期!」と鼻息荒かったのに……(Why?Why?Why?)
善悪のサイクルが早過ぎます(怒)
でも早いのならまた直ぐに好景気が来やしませんか?いや来ます!(はず…)
もうこうなったら鸚鵡返しの様に来る!ということを繰り返し主張し、
信じ切るしかないですね。
ここは前向きに、
木江においてシオニズム豊か(?)にこの地を守る!ということを宣言。
まあとにかく頑張りましょうよ。ここで(笑)
真面目に取り組めば必ずサンクチュアリへ登って行けます。
本船においては振動の無い剛性豊か・頑丈な良い船がまた出来上がりましたし、
船主様大満足の笑顔を拝見するにつけ、
松浦造船はしぶとく残ってまいりますよ!
その地を這うが如き足掻きざまをしっかりご覧頂き、「東広丸」竣工の慶事に願を掛けて
本船と我々に今後も永く幸、多からんことを!! (了)
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2009.4.11 Sat. 晴れ 20℃ No.243 |
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※出張が入ってまた時間が経ってしまいましたが海上運転の様子、今回は映像付きですよ。 |
本船Sno.568において
4/6(月) 臨時航行検査、4/7(火) 海上予行運転、4/8(水) 海上公試運転
を実施致しました。
↓以下にて。
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今回も写真羅列で説明文を付けても良いのですが
せっかく、たくさん撮影をしておりますので
こちらの超大作映像Sno.568における海上予行・公試運転の2日間(Ship Trial)(4m04s)
をご覧下さい。
本当に良くお分かりのことと思います。
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船級はJG・沿海。
・各負荷運転試験(1/2、3/4、4/4 1往復ずつ)
・操舵試験(例 0°〜右30°右35°〜左30°左35°〜0°の時間計測)
・旋回試験(レピータコンパスを見て角度指定)
・機関停止・前後進及びリモコン操作試験
・予備操舵試験(手動で舵回頭)
・スラスター運転
・投揚錨試験(3連出して巻き揚げ時間計測)
・主機開放検査(チャンバ内温度、ピストン状況確認) です。(映像の順番通り)
結果は4/4(100%負荷)にて予行時が13.70ノット、公試時が13.72ノットでした。
肝心の船体振動等は…?その答え、皆無。(揺れてなかったですよ〜(嬉))
阪神・LA32も499(G/T)カーゴに美し過ぎる程マッチしていて良いですね。
今後におけるもう一つの機種との比較・要検討事項にしたいと思います。
(メーカーも懸念していたでしょうがとても良好なエンジンです今後の研究開発も続けてお願いしますね)
次回はSno.568竣工&Sno.570搭載記事(←これは早くしないと……)になるでしょう。
出張の合間を見付けて記事を書いておきます。
お楽しみに。 (了)
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2009.4.6 Mon. 晴れ 18℃ No.242 |
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※〜ということで次船、Sno.570の起工式記事になります。もう随分前のことになりましたけど… |
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もう少し前のことになりますが、去る3/26(木)に弊社Sno.570(499G/T 1,600D/W 貨物船)
新造船・起工式を挙行しました。
挙行しました〜というより今回に限って言えば「挙行させて頂きました!」の表現の方が
合っているかもしれません。
前回Sno.568・起工式記事にて少し触れていますが悪い予感が的中、
内航業界がリアル&シビア、本当に厳しい状況に陥ってしまいました……。
世界同時不況という煽りを受け、
鉄鋼業界減産体制・在庫調整という報を受けるや否や鋼材運搬船においてはパタッと荷が止まりましたね………
それに引っ張られる格好で非鉄金属製品関係まで荷が……どういうことなんでしょうか?
あれだけ多くの内航造船所が受注残を抱え、引合い自体も引く手あまた、
「さあて、どれをチョイスしようかな?」状況であったのに…それ自体も胡散霧消。
(大体が延期orキャンセルですね…)
これこそ「一寸先は闇」改め「10mm先は闇」を地で行く酷さ。
当大崎上島に休業ということで係留される船舶が日に日に増えていくのを目の当たりにして
「このままカタストロフィへ突進していくのか?」と悲しい気持ちになるのを禁じ得ません。
長く辛い底の時期をようやく脱した!〜と思ったらこの仕打ちですよ。
経済オリエンテーションを司る神が居るならば、その存在さえ恨むというものです(笑)
しかし。
そういう状況において尚、弊社において契約済みとはいえ、
また新たに新船建造へ携わることが出来る喜び。本当に有難うございました……
精一杯頑張って建造致します!!
(Sno.560と同仕様にて製作。同じ船主様にも感謝!です)
まあ暗い話題ばかり並べるわけにもいかず、またカリカチュアですよ。
「今年中に必ず内航業界は好転する!!!」
苦しくて挫折してしまいそうに、心が折れそうになるのはもちろんのこと。
プライオリティをはっきりとさせて、ベネフィットはそれ程追求しない様に。
ささやかな希望でいいじゃないですか。とにかく信ずる道を突き進んでまいりましょう!
(野辺に花咲く日は必ずやって来ます!)
〜という感じでSno.570、ど派手にスタートです(笑) 今後の建造過程アップをお楽しみに。
(了)
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2009.4.1 Wed. 晴れ時々曇り 14℃ No.241 |
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※昨日からの続きでSno.568建造工程における写真画像羅列になります。 |
ハッチ・カバー調整 |
射水検査 |
G/E、初始動 |
必要電力は発生しているか? |
ブリッジ塗装 |
E/R、ビルジ吸引検査(やり方) |
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バンカー船、入港 |
デッキ上の集合管から |
LOはM/Eチャンバ扉を開けて |
逆転機も同様 |
置きタンクはデッキ取口から |
その横で仕上げ塗装 |
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ホールド内コンパネ貼り、終了 |
スラスタ操作盤調整 |
FO清浄機調整 |
BWも仕上げ塗装 |
E/R、塗装(匂い過多で入れず) |
綺麗に仕上がる |
CD内、操舵装置調整 |
船舶通信、結線 |
ブリッジはほぼ完了する |
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以上です。感想等は省略願いで…(笑)
来週は海上にての公試運転等の予定、この様子もまたアップしましょう。
次回はSno.570起工記事・ブロック搭載風景等を載せてみます。
お楽しみに。 (了)
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2009.3.31 Tue. 晴れ 15℃ No.240 |
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※出張も多くて時間がなかなか…取れませんなあ…(嘆)よって今回も進捗に関しては〜 |
写真のみでお願いします。(〜でして頂かないとまた困ります……)
日にちに追い付いていきませんので。
↓以下にて。
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海上に浮く滑走台 |
片付けに総出(ソロバンも) |
完了 |
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ブリッジ測度検査 |
ホールド壁、コンパネ貼り |
居住区内、内装工事 |
こちらは食堂 |
浴室、左官工事 |
タイル敷き終了(トイレ) |
CD内での木工工事 |
E/Rでは塗装を待つ |
排気管、断熱ラギング巻き |
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非常に短いですけど、今日はここで切って続きは明日。 (了)
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2009.3.25 Wed. 晴れ 10℃ No.239 |
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※初めての試み。随分珍しい船を以前に建造しておりますのでご紹介まで(多数写真有りより) |
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M/E2機2軸、ベッカーラダー |
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マニホールド、油圧マロール |
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船首ウインドラス付近 |
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ウンドラス・リモコンスタンド |
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遠隔マロール操作・液面計等 |
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コンパニオン内、カーゴポンプパネル |
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ポンプ・ルーム内 |
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カーゴポンプ・ストレーナ等 |
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ポンプ・ルーム側マロールバルブ |
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M/E前駆動装置・クラッチ等 |
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エンジン・ルーム内 |
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M/Eは2機2軸(弊社初) |
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C/R内、主配電盤 |
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W/H内、操舵装置 |
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M/Eリモコンスタンド |
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操縦ラット |
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「第三栄豊丸」1,493(G/T) 3,250(m3)
詳細はコチラ
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たまたま書庫を整理していたら当時の営業次長が各箇所を撮影したアルバムが出てまいりました。
急に懐かしくなり(当時私は中学2年)ここにご紹介する次第。
弊社初のM/E・2機2軸船、平水区域油タンカー(東京湾製油所間・運送)です。
一度に大量に運ぶべく正しくたらい型の船型になっております。
詳細を確認されたらよく分かりますが船台幅18mに対して船幅17m、PS両舷に500mmづつしか
隙が空いていない状況……
これでよく建造したものだと思いますね、客観的に見てギリギリであることを考えると。
進水はさぞ気持ち悪いものだったことでしょう…(ちょっとでもズレると…とても恐ろしいことに)
この時こそとにかく船体を傷付けず、無事に進水してくれよ〜というリラクタントな切望が
強く働いたかもしれません。
ただこの船が無事に進水出来たということでこの4年後にこれより少し大型の「第五栄豊丸」も
建造させて頂いております。(同じ船主様に感謝!です)
一応、私は今までカーゴの仕様しか見てきていないのでこの様なタンカーに関することは…
仕様・装備等、少し疎いです…良い船であることには変わりありませんがね(笑)
私同様↑上記写真をしっかり確認しておきましょう(笑)
(了)
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2009.3.18 Wed. 晴れ 18℃ No.238 |
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※進水記事賢覧!内容については今までと大体同じですけどね…(笑) |
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※以降は祝賀会場の様子 |
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(説明文はカーソルを写真に合わせると出現) |
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「東 広 丸」(499G/T 1,820D/W) |
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既に前もってお知らせの通り、去る3/12(木)に弊社Sno.568(499G/T 1,820D/W 貨物船)
「東広丸(とうこう)」の命名及び進水式を挙行しました。
え〜今回も我々をおちょくるが如く3/9(月)時点での天気予報は「雨後曇り 降水確率70%」
になっておりました…。
多分いや間違い無く雨が降るわけが無い!!…と確信していても一抹の不安は拭い去れないもの…。
一応、雨が降った際の悔恨・残念記事として
「松浦ジンクスが初めて崩れてしまいました……だからどうした?(怒)
船の良い出来栄えには全く変わりねえ。 完璧なるステディ・クォリティーをここに宣言する!」
〜を用意しておりました(笑)
しか〜し、しかし。3/10になって雨は3/13(金)の一日遅れにて降ることに何故か変更。
(〜で実際降ってます…)
やはり、当日は降りませんでした 松浦ジンクス・レジェンドは未だに継続!
まあ今回も気圧の関係か風は強かったですが晴天のささやかなご褒美、感謝したいと思います。
さてもう皆さんも見慣れたことでしょう、5船目となった1,800D/W型ジャンボ船型カーゴ。
上記↑の如く、良い感じに仕上がりました。
また恥も外聞も無く自ら言ってしまいますけど「良い船である」と大々的に表明。
そりゃあ、そうでしょうね。
あれだけ外板を背焼きして、デッキを歪み取りしてスクエアを保っているんですからね。
精魂込めて、愛情を注入して、時間を掛けて作業を行ったのですから当然と言えば当然かも(笑)
ただ、大多数の人達(作業員・職人・出入り業者)にしっかり動いて頂いたことこその成果…。
その上のんべんだらりと何の目的意識・情熱も無く、上司から言われることをそのまま製作
としてこなすのみでは駄目ですよ、やはり。
「努力出来ることが才能である」
建造プロセスにて引用するのが少し違うかもしれませんが、大事にしたい金言ですね。
竣工までの残工事も全身全霊にて取り組んでまいります!
今船から初仕様・装備(NIPS)となった船尾周りについても加味して
各々方、しかとその眼にてご確認あれ!
(感動・エクセレント進水映像は編集して明日にでもアップしてみましょうね)
(了)
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2009.3.11 Wed. 晴れ 12℃ No.237 |
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※進水直近・間近!忙し過ぎてHPアップに手が取れません!故に…↓ |
今回は写真のみです。(〜でして頂かないと困ります…)
何せ時間が無いのでね…。
↓以下にて。
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外板下部仕上げ塗装 |
上側塗り |
フォア・マスト搭載 |
補強を付けて溶接 |
ハッチ・カバー、レバー部 |
デッキ上、入念な測度検査 |
CD搭載 |
アンカー&チェーン納入 |
外板塗装完了 |
雨の中、ソロバン入れ |
滑走台入れ |
矢を入れて打ち込み |
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ブリッジ前面壁、歪み取り |
進む溶接作業 |
足場解体開始 |
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レーダーマスト搬出 |
〜で搭載 |
ハッチ・カバー納入 |
〜即搭載(船首側から) |
ボルト締め付け |
次に船尾側 |
こちらも締め付け |
こんな感じ |
昨日、繰り出し完了 |
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足場解体、船首へ到達 |
片付けも完了 |
早速チェーンを垂らして連結 |
シャックル溶接 |
巻き揚げ |
完成・工事完了 |
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滑走台ワイヤ張りも完了 |
本日、船台ゲート開放 |
飾り付けをして明日を待つ! |
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以上です。(凄まじい駆け足で振り返ってみました…)
今日一日現場へ出続けていたせいか今、頭が爆発しそうなくらい痛んでおります(笑)
明日が終わるまで何とか堪えなくては…いけません。
尚一層の奮起・奮発が必要ということか…とにかく現場の皆をインスパイアする!(笑)
頑張ってまいりましょう。
きっちりと揚錨に機能したベルマウスを反芻しながら… (ツメが綺麗に返る)
(了)
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2009.3.7 Sat. 晴れ 11℃ No.236 |
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※今日は進捗ではなく、今船にて初めて装備となる船尾周り仕様を紹介してみます。 |
前回「明日へ続く」と表記しましたが今日は初めて装備することとなった船尾軸系周り
を写真にてご紹介します。
故に進捗披露は次回へ持ち越しです(笑)↓詳細一切は以下にて。
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NIPS 概 要 |
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NHVプロペラ、SURFラダー各々納入時に少し触れましたが
これが船尾周りの完成形になるわけです(足場解体にて全貌が明らかに…)
内航情報・関連新聞による広告ですとこの両方装備仕様は
ナカシマプロペラにおけるNIPS(Nakashima Integrated Propulsion System)
という物です。
波切りの良いペラ&後ろへ導く清流を静定するラダー羽にて推進効率5%アップ
とありました。
どういうデータの下に5%アップをサジェスチョンしているのかはよく分かりませんが(笑)
見た目は推進に良さそうです(笑)
(基本的には1〜2ヶ月間・FO使用量等の運航コストの差…ですかな)
昨年の燃料油高騰という風潮の中、この様な効率改善研究がラジカルに進んだ最たる判例(?)
と言えるかもしれません。
当然のことながら、ディフェクティブ・システムにはならないはずでしょう!(〜と希望します…)
まあ、これも海上公試運転時の様子&感想をレポートしますので少々お待ちになって下さい。
(了)
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2009.3.4 Wed. 曇り後晴れ 10℃ No.235 |
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※昨日は春、麗らかな雛祭り〜とはいかず大雪のとんでもない天気でしたよ……。 |
広島県南部地方の方々、昨日は如何でしたか?
季節外れ、あれほどの大雪とは………あな、恐ろしや。
学生時代に東京にて3月大雪は経験したことがありましたがまさか広島・木江にて…ねぇ…。
外板ペンキ塗りに随分と支障が出てしまいましたよ(笑)
それでも進水まで突っ走ってまいります。
↓以下、2/27からの主な作業。
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@ ファンネル塗装〜搭載、船橋2・3階居住区ブロック(ND・CD)組立〜搭載 等 |
外注ファンネル、塗装開始 |
塗装中 |
完了、BD上へ移動 |
下部、仮付け |
今日の様子 |
排気主管入れ |
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ND吊り上げて移動中 |
微速降下 |
操舵リモコン装置、先置き |
今回は定盤上で組まず |
CD天井へハンドレール |
今日の様子(上と同じ写真) |
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いつも定盤上にてND・CDを組んだ上でBD上へ搭載していましたが雨よけ特設屋根(↑写真注目)
を作成したのでNDを先に載せております。
それぐらいですかね、変わったことは。
雨&雪に作業を著しく邪魔されて…いますが何とか前へ進んでいる状況です。
(モチベーションは強く持ち合わせる!)
明日へ続く…。
(了)
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2009.2.27 Fri. 雨 8℃ No.234 |
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※今週は雨、雨、曇り、雨……進水が近いというのに頗る悪い天候不具合であります…。 |
今週は雨ばかり……進捗が鈍ること鈍ること…弱ったものです。
だからと言って止めるわけにはいきませんので皆で合羽を着込んでいざ進め!
暑くない分だけまだまだこれぐらいのこと、ノン・ストレスであると。
バイタリティさえ保てば十分に対処可能です。
今週の流れ、↓以下にて。
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@ 船橋1階居住区ブロック(即ち、BD) 内作〜組立〜搭載 までの流れ |
トップ板敷き |
前面壁・ガーダー載せ |
再び登場、コルゲート壁 |
藤井部長、鉄工職人で活躍 |
外壁はこんな感じ |
直ぐに組立完了(6日間) |
確実に歪み取り |
こちらも確実に溶接作業 |
居住区間取り |
外注分NDブロック |
同じくCDブロック |
〜電線敷設済 |
排気管・ベローズ先付け |
〜で出張中に搭載済 |
ジャッキアップ |
水ホースで水平レベル出し |
下面周りを溶接していく |
完了 |
ND内の電線敷設も始める |
昨日でほぼ完了 |
天井裏歪み取りも開始 |
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こういう経過にてBD搭載は終わりました。
(搭載順序等詳細は前の日記をご覧になって下さい)
早い内にND・CDと直ぐに進んでいく必要がありますがまあ経過を見て。
とにかく雨が止まないといけませんから…
あーした天気になあ〜れ!ということです(笑)
その他…
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シーリング材敷き等開始 |
船首の方まで到達 |
差し板も入れていく |
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船底部の磨き |
ホールド側 |
外板部 |
船底一層目完了 |
外板一層目 |
バラストタンク内 |
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M/E芯出し |
リーマボルト穴削り |
チョックファースト流し完了 |
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船底見通し検査 |
FOライン耐圧検査 |
乾舷マーク確認 |
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〜等がありました。
今現在、頭が全く働いていない…ので今回の説明等はご勘弁下さい(笑)
経過だけ見て頂ければ結構ですので。
最後にちょっとしたご紹介…
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弊社初、技術系(設計)女性社員 姜 艶(キョウ エン)さん(25)をこの度採用致しました。
本人は高いモチベーションと目的意識、メルクマールを合わせ持ち来日したCAD製図エキスパート。
もう既に設計部門において重要な役割を担っております。
若い人材育成というのはどの職種においても直近の課題。
島内企業における高齢化という既成概念をぶち破り、私に次代を見据える未来志向を植え付けてくれた
ことに素直に感謝したいと思います。
今後の彼女の活躍にご期待下さい。
(了)
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2009.2.21 Sat. 晴れ 9℃ No.233 |
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※15日が極端に暖かかったですけど、今週は大体が気温10℃以下に…異常気象ですな(笑) |
今週は島外へ出ることが多かったので現場に張り付いておらず、数多くの写真は撮っておりません。
(故に更新頻度も上がっておりませんけど…(笑))
…まあそれでも少数を並べて今週の流れを載せてみます。
進水には十分間に合います。(来週は雨が多いみたいでそれが心配ですが…)
↓以下にて。
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FP2切り合わせ |
溶接作業も着々と… |
フェア・リーダー群製作 |
シーリング材納入 |
スパーリング用コンパネ |
バウ・チョック載せ |
こんな感じで〜 |
ウインドラス設置 |
今現在(足場は既に組立済) |
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各部エアー耐圧監査(No.3BWT) |
二重底内へ進入 |
中は当然狭い |
外板側 |
検査官のチェック |
ウイング・タンク内へ進入 |
セカンド・デッキ通路部 |
レントゲン検査 |
外板射水(寒いのでまだ辛い…) |
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外板背焼きは完璧に実施 |
HC上作業も開始 |
直ぐに切る |
止めフックを用意 |
仮付け終了 |
HC下の角パイプの様子(※) |
ブルワーク付け |
船尾係船装置載せ |
藤井部長、自らサンダー掛け |
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こういう感じでした。
一昨日写真を撮っていて思い出したのですがHC下、レバーフック連動用角パイプ敷き(※)。
について。
No.214にて疑問提起し、どういうことなんだろう?とメーカーに確認を取ってみましたが
コーミング高さによって置き方を変えるという小細工・考えは無く、
ただこういう仕様(縦置き)になっているだけらしいです。つまりこっちが付け易いからと(笑)
何かお騒がせした様で…(笑)でも、また一つ学習しましたよね。
どんなにくだらないことでもユビキタスに今後も問題提起したいと思います(笑)
いや〜今週は瀬戸内海ど真ん中で温暖な気候である木江のはずなのに凄まじい寒さ連発。
お陰で手が赤切れ状態、顔が真っ赤に。くしゃみも出るわで寒暖交互の異常気象に辟易します…
それでも進水・竣工まで突っ走っていかなくてはいけません。
日々是前進。どういう状況であろうと一番守るべき、大切な言葉であります。
(了)
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2009.2.14 Sat. 晴れ 17℃ No.232 |
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※昨日の雨が上がり、今日は異常な程の暖かさです。花粉もちらほら飛び始めましたね…(辛い時期の始まり) |
更新頻度を上げる気は満々でおりました。
が、如何せんブロック搭載が無いと何も書けないということでしてね…。
ようやく昨日・本日にて船体構造部分が搭載完了となりましたので
一気に上げてみたいと思います。
↓以下にて。
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@ 船首先端上部ブロック(FP-2・ウインドラス付近) 製作・搭載過程 |
トップ板へガーダー、フレーム |
外板材の仕上げ |
〜で外板を付ける |
内部(ちょうど天井裏部) |
前部分、封鎖 |
ずぼんとホースパイプ |
先端をカット |
ベルマウス・スチフナ付け |
ばんせんで型を製作 |
それで出来た型 |
それに合わせて鉄板切り |
〜で周りへ付けていく |
出目金ベルマウス完成 |
足場を取り払って待機 |
定盤から吊り上げる |
ブロック反転 |
ワイヤシャックル外し |
引っ繰り返す |
先端の搭載位置へ移動 |
せっているガーダーを切る |
搭載完了 |
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A 船尾後方ブロック(UD-1AP-2)搭載にて 船体部ブロックは全て完了 |
一品パイプ付け完了 |
E/R内、大物配置品先置き |
定盤から搬出 |
吊り上げ・反転 |
天井裏の様子 |
ワイヤ吊り位置替え |
ブロック静定 |
各々、配置に着く |
ブロック降下 |
当たるところは切る |
ウェーブフレーム切り |
搭載完了(船体部終了) |
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@は製作〜搭載まで、Aは相当前にブロック完成していたので搭載のみでした。
搭載に至るプロセスは全く同じなので説明の必要無しと見受けられます。
故に省略です(笑)
まあ皆さんの造船工程熟知の勉強になりませんから写真のみにしておきましょうね。
見るだけで随分分かることでしょうから…。
表題にも入れましたが外気が暖かくなった分、ついに花粉が飛び始めましたね。
くしゃみが寸断無く出続ける〜ペーソス漂う1ヶ月が始まると思うと少し憂鬱ですな…。
進水へ向けてパッションを燃やし奮起して身体的不具合を一掃すること、肝心かもしれません。
(了)
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No.214〜231 |
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No.196〜213 |
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No.179〜195 |
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No.161〜178 |
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No.145〜160 |
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No.111〜144 |
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No.088〜110 |
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No.001〜082 |
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