No.749〜
No.691〜748
No.634〜690
No.590〜633
No.561〜589
No.537〜560
No.505〜536
No.467〜504
No.453〜466
No.432〜452
No.415〜431
No.396〜414
No.373〜395
No.351〜372
No.325〜350
2009.12.29 Thu. 晴れ 9℃ No.324


※今年最後のアップ…。一応、評論をぶって一年のおさらいでもしてみます。


 まずは、

 UD−1 BT−7SS-7 (船体各部ブロック) 製作過程

UD−2ブロック、トップ板の上へガーダー敷き
 UD−1トップ板ガーダー敷き
この船型ではC/Rが中央配置となる
   この型ではC/Rが中央
西側定盤にてSS−7トップ板敷きする
    SS−7トップ板
こちらにも重厚なガーダーを付けていく
  こちらも重厚なガーダー付け
外板曲げもそれに続いてやっていく
   外板曲げもそれに続く
バルクヘッド立てで壁仕切り
    バルクヘッド立て
スクエアは当然厳密に保つ!
   スクエアは厳密に!
BT−7ブロックのトップ板敷きを行う
   BT−7トップ板敷き
フレームごとのフロア板並べ
     フロア板並べ
スラスタートンネル部と本体
     スラスター
ボトム外板付けが進んでいく
    外板付けが進む
そしてSS−7ブロック製作は前へ展開していく
  そしてSS−7は前へ展開
 
 そして、本日の様子…
UD−1ブロック(C/R前辺り)
   UD−1(C/R近辺)
SS−7の様子
    SS−7(前方部)
BT−7ブロックの様子
    BT−7(完成間近)

   船台は…
               今日現在の船台の様子

  〜で、本年における状況アップを締めたいと思います。


  今年一年、お疲れ様でした!
  完走出来たことをまずは皆々様と共に喜びとして分かち合おうと思います。

  まあ今年も猪突猛進してきたということで製造(造船)業における醍醐味を多分に味わいましたね、
  それ自体は良かったことと実感しています。

  ただ、それは裏を返せば

   脇目も振らずに前進する!= 内航現況を見ない様にして現実逃避 〜とも言えます(笑)

  プレス等で盛んに伝聞されているニュースですが、
  内航業界に関わる業者殿の死活問題は必ず来年度中にやって来ます、否応無しに…

  各・内航造船所において今年分の建造数は2・3年前からの受注残で何とか済みました。が、
  来年分からは本当に必要最小限しか造ることが出来ない状況であると見ておくべきでしょう。

  それはたとえ「内航の雄」(笑)においても同じ。案件が少ないのですからどうしようもありません。

   景気が悪い=製造部門の緊縮=輸送量が減る=減船・係船を行う=需要数絶対減…

  このサイクルが堅固であればあるほど余計苦しいですね。
  臭いものには蓋!ではないですがこういう時期に冒険的な投資・補償は控えることも事情として
  痛いほど分かります。

  しかし、

  そういう後ろ向きなタクティクスは2・3年後に必ず自らの首を絞めることにも…。
  (輸送量が増えたのに確保出来る船腹が少ないor老齢船の過剰増加…etc?)

  良いところで折り合いを付け、取引業者を厳選し、長期的な視野でもって臨んで頂ければ!
  …そんな感じです。


  船主様・我々ヤードにとっても同じでしょうか?前回にも触れましたが

  ここまで真面目にやってこられたかどうかの結果がドラスティックに現出ということに…
  (悲しき現実哉…)

  それなら須らく会社淘汰の波に飲み込まれて倒…せねば……というわけにはいきませんよ!

  では、どうすればこの苦境を打開出来るのか?となりますが、ここはやはり

 松星丸の様な将来を見据えた省エネor環境対応型・内航向新造船開発に
  ウエイトを置き、世間へのアピールを強める!
ことをまず実行していく。
  (一応、掛かった費用においては船主様・ヤード双方負担するということもお忘れ無く(笑))


  先日の商船学校・公開授業でも挙げられたカーゴにおけるSES開発もそうですね。

  今一度「モーダル・シフト」と呼ばれる素晴らしき事業を絵に描いた餅で終わらせるのではなく、

  大量一括輸送における環境負荷低減船舶におけるメリットを前面に押し出して

  世間一般の市民権を得る!! (推進事業の政府補償を奪い取る!(笑))
  〜これくらいの夢を持てば気は楽になります。


  このHP閲覧の大多数の方も何の因果か内航業界に関わっているものと推察し(それ以外の方も含め)

  その使命をしっかりと果たせば、自ずと

   内航サンクチュアリの頂(輸送量増大・用船料増加?) に到達出来る。



  とにもかくにも2010年は臥薪嘗胆year

  強い気持ちでもって取り組んでまいりましょう。


  「努力できることが才能である」(硲伊之助)

  皆々様にとって来年こそは輝ける素晴らしい一年でありますように…………


                                   (了)


 ※今年もご覧頂き有難うございました。また来年もエネルギッシュにパッションを込めて
  アップしてまいりますので拙い乱文・写真(?)ですがどうぞお付き合い下さい。
  それでは皆さん、良いお年を。
  
               新塗装されたクレーン群を見る
                     新装成るクレーン群
2009.12.27 Sun. 晴れ 11℃ No.323


※今年最後アップの前にもう一度…。

Sno.572 メイン・エンジン
(赤阪 AX33R型 1,471kW)陸上公試運転立会い
          Sno.572 M/E(AX33R-1589 1,471kW 300min-1)
             Sno.572 メイン・エンジン AX33R型 (1,471kW)
陸上公試掲示板(納入先・注文主・船主明記)
    陸上公試掲示板
シリンダーケース安全弁付き蓋
   シリンダ安全弁付き蓋
詳細な時間予定表
      時間予定表
W/Hへ配置のリモコン操縦スタンド
   リモコン
操縦スタンド
仮説空気源パネル置き
    仮設空気源パネル
段々と負荷上昇
       負荷上昇
段々と負荷上昇
      負荷上昇
各負荷時における定時計測・記載
  各負荷試験中の定時計測
燃料消費率計算確認
    燃料消費率計算
皆で消費率のモニター確認をする
    皆でモニター確認
次にガバナテストへ移行
   次にガバナ・テスト
検査官も計器盤を確認する
    検査官も立会い
シリンダケース蓋、開放
  シリンダケース蓋の開放
LOまみれのクランク軸
    クランク軸の様子
ケース内部の確認
     内部の確認
危急停止・リモコンスタンド操作
   スタンド操作(危急停止)
危険回転停止・メータリレー操作設定
  危険回転メータリレー操作
T/C・LO圧力低下停止操作試験
  LO圧力低下停止試験
ピストンを開放して側を確認する
     ピストン開放
シリンダ・カバー裏を確認する
     カバー裏確認
主軸受メタルの傷はないか?
    主軸受メタルは?

 先週12/22(火)にSno.572主機(M/E)陸上公試運転立会い叶ヤ阪鐵工所・中港工場
 出張してきました。

 ここ3隻続けてこのエンジンですから4月、7月、12月と見に来たわけで

 この型式実績に多分に貢献してきたことになりますわな…(笑)感慨深いです。


 試験内容、確認は
  
各負荷試験・保護装置試験・リモコン操作・クランクケース開放(内部・軸受温度計測)
  
テレグラフ操作・各部ランプテスト・緊急停止試験・開放検査 等、大体同じ。
  (今回は開放していますね、写真を見て下さい)



 しかし現状を考えるとき、果たして来年は何度、新造エンジンを見にいけるのだろうか?と頭を悩まして
 しまいます………。

 内航に関わっている方は十二分に熟知されているでしょうが、来年1年が正念場!
 真面目に今までやってきたかどうかの結果(新造計画可能?)がしっかりと出てしまいます。


 「来年のことを言うと鬼が笑う」とはいいますが、
 人智が及ばぬ事象であれ足掻いてもがいて頭を捻って、数字を数えて(笑)未来へ進んで行きましょう。

 出来ることを当たり前にこなす。野辺に花咲くときはそう遠くありません。

 オプティミストになること〜それが何かしらの良い報いとして返ってくることでしょうね…。

                                  (了)

2009.12.24 Thu. 晴れ 14℃ No.322


※1日遅れ(笑)。巷で今日はク………ですけど、あまり笑って過ごせそうもないこの冬です…。


 続きで

 SS−1AP−1 (船尾部)
製作過程 です。

SS−1ブロックにおける社内検査の様子
  SS−1ブロック社内検査
E/R内の置きタンク類は完成済
   置きタンク類、完成
ピラー、ガーダー等の仕上げ溶接進む
     仕上げ溶接進む
外板側はサンダー仕上げを施していく
   外板側サンダー仕上げ
フレームへの曲がり墨を打つ
 フレームの曲がり墨打ち(※)
アングルベンダーでそれを曲げていく
   ベンダーで曲げ加工(※)
フレームにおける墨を真っ直ぐにすると完成する
 墨を真っ直ぐにすると完成(※)
納入品も続々到着する
    納入品続々到着
スターンチューブ、ペラ軸の船尾軸系
      船尾軸系
プロペラ
      プロペラ
LOクーラ
     LOクーラ
ポンプ類等が納入
     ポンプ類等…
天井裏のパイプ敷設が続いていく
    パイプ敷設が続く
敷設、完了間近
      完了間近
そして完成検査を受ける
    そして完成検査
軸系の中を入念に確認
    軸系の中を確認
そしてAP−1ブロックを移動させる
    〜でAP−1移動
SS−1ブロックは搭載へ向かう
    SS−1搭載へ
ブロック反転
       反転
搭載する
       〜搭載
次にAP−1搭載へ
     次にAP−1
慎重に最後尾へ降下
      慎重に降下
ブロック搭載完了
       完了
内部の様子は…
      内部の様子

  AP−1SS−1ブロック別割製作におけるNo.182に詳しく載せていますので
  そちらをご確認…。

  それより今回は中段のアングル・曲がりフレーム製作)に注目。
  少し頭を柔らかくすれば分かると思いますが

  予め曲がり墨を打ち、それが真っ直ぐになる様に曲げるとフレーム完成となる
  からくり

  ……?理解OK?(笑)長い間披露を放置(?)していましたが今回初めてアップしておきます。



  表題にある通り、本日はク………ですけど今現在の内航市況を考えるとき、
  心の底から楽しめそうもないですな………(このやるせないモヤモヤの〜救いは〜……?)

  次回には本年最後のアップにて歳末に寄せてと題し、評論でもぶってみましょう(笑)

                                 (了)
  
2009.12.20 Sun. 晴れ 8℃ No.321


※今日はブロック製作写真で…



 SS−1AP−1 (船尾部)
製作過程 です。

段違いトップ板敷き(高い方がSS−1)
    段違いトップ板
カント側フレームフロア板
    カント側フロア板
スターンフレームが納入される
   スターンフレーム納入
製造番号をクロッキーで透かし取る
 製造番号チェック(クロッキー)
AP−1、フロア板を並べていく
     フロア板並べ
そしてスターンフレームを載せる
   スターンフレーム載せ
天井部のガーダーの様子
    天井部のガーダー
SS−1、既に曲げて製作済の外板を載せる
  SS−1曲がり外板載せ
こういう風に製作が進んでいる
    こういう風に進む

  短くて申し訳ありませんが今日はここまで。(テレビを見るから…?)
  明日から2日間の出張なので次回は23日にでも

   今度こそ船尾・内部構造の詳細に迫る!(笑) (了)

2009.12.18 Fri. 晴れ 5℃ No.320


※今日も純粋にブロック製作、搭載のみを写真でアップ。


 今回は前回のお知らせ通り、写真のみで
搭載過程を紹介。主に…

 SS−1AP−1 (船尾部)
製作〜搭載@ です。

セカンドスターティング・SS−2搭載済
    SS−2搭載済
消防兼雑用水系統パイプ付け
  消防兼雑用水ポンプ系統
冷却海水ポンプ設置
    冷却海水ポンプ
中央テーブル上へFOシフターを設置
     FOシフター
バラスト系統パイプ短管付け
   バラスト系統パイプ
G/E据付台は既に製作済
    G/E据付台製作済
それを据付位置へ溶接する
     〜を付ける
納入済のG/E登場
      G/E登場
そして定位置へ搭載する
       〜搭載
こんな感じが12/15の状況
   こんな感じ(12/15)
東側定盤にてSS−1ブロック製作中
    SS−1製作中
AP−1ブロック製作済で船台ゲート前へ移動
  AP−1はゲート前へ…

  下一列、SS−1AP−1製作済搭載完了です。
  次回はその製作過程を載せてみましょう。

  明後日に出来たら何とか…可能か?何れにせよ今日はここまで。 

                          (了)

2009.12.16 Wed. 晴れ後曇り 9℃(!) No.319


※今日は純粋にブロック納入・製作、搭載等の内容。


 表題の通りに

 SS−4(P/S) (船体中央部)
納入・製作〜搭載 です。

SS−4、ホールド内板を定盤の上へ敷く
   ホールド側内板敷き
フロア板、フレームを並べて溶接する(WT内)
   フロア板並べる(WT)
SS−6ブロックは別の定盤で製作
   SS−6は別の定盤
フロア片面溶接終了
     片面溶接終了
引っ繰り返して片面フル溶接
  引っ繰り返してもう片面
こんな感じで内部フル溶接
      こんな感じ
〜でフル溶接終了で搬出する
    〜で完成、搬出
船台前へP・S両方共置いておく
     船台前へ置く
SS−6ブロック、外板付ける
    SS−6外板付け
これも反転してもう片面を溶接する
  反転、溶接(曲がりに注目)
SS−4ブロック外注納入
    SS−4納入()
そして本日SS−4を搭載する
   〜で本日SS−4搭載
吊りピース切り
     ピース切り
S側ブロック搭載完了
  S側完了(ぬりかべ(笑))
今現在、進捗の様子
     今現在の様子

  前回、唯一外注したのがSS−3だなんて書きましたがすいませんSS−4(P/S)
  忘れておりました…()訂正しておきます。

  今回はSno.570同様、SS鉄板貼りボックス・ホールドなのでウイング部分の両面溶接
  時間が掛かります(それが各々反転しての作業)

  それ以外は目新しいものはないでしょうかねえ…?(皆さん各自でもお探し下さい)



  次回はSS−2付近の様子アップの予定。
  明後日ですかな?お楽しみに。

                  (了)
  
2009.12.13 Sun. 曇り 13℃ No.318


※一日遅れになってしまいました…ごめんなさい。


  起工式時点であれ程の進捗具合……
  今船においては工程アップが難しいものになるであろうことは万人において想像出来るもの。

  二晩、主筆と協議の上(って私しか居ないけど(笑))色々と思案してみました〜そして出た結論。

  Sno.572詳細なブロック製作〜搭載を全てにおいてアップするのは現時点で難しい…

  よって、
  大体の船体構造においてはSno.570と同じ、船首へサンタクロース・ブーツ(笑)(太目バルバス)
  が来る以外の大きな変更が無いことから今回は…

          今現在の船台状況
        BT部はを残すのみ、SS−2スターティング搭載済・現在の様子

  〜から始めたいと思います。
  もし初めてこのHPを観る方がお出でなら、No.245の日記をご覧になってご確認下さい。
  (サボり?とんでもない!タイム・パラドックスが酷くて昔話になるのですよ!(笑))





 そして昨日実行。本船において
唯一外注したブロック、

  SS−3(P/S) (船体中央部)
納入〜搭載 が以下の様子。

12/10(木)にP・S共に納入される
  12/10に納入、SS−3
翌金曜12/11、雨の中で反転作業をする
  雨の中反転作業〜パイプ付け
SS側を正とする為、BT側の外板を切っていく
   BT側の外板を切る
SS−3ブロック倒立(P側)
      ブロック倒立
吊りピースを切っていく
    吊りピース切り
SS−3(P/S)、搭載完了となる
      搭載完了

  12/22(火)M/E陸上公試予定も控える忙しき年末へ突入していくことを考え、
  極力早目のアップを心掛けてまいりましょう。

   次回をお楽しみに。 (了)

2009.12.11 Fri. 雨後曇り 18℃ No.317
※先に表明しておきますが…


 Sno.572建造過程アップにおいて、非常事態宣言発令(笑)

 だって分かりますよね?起工式時でもうあれだけ進んでいたのですから……

 故に今日一晩で順送りで一ブロックずつアップするか?現在の時点からいきなり始めるか?
 思案したく思います。

  それだけかい!かもしれませんが(笑)続きはまた明日。 (了)

2009.12.9 Wed. 曇り後雨 12℃ No.316
※今日は昨日、当大崎上島町にて行われたイベント紹介…。
 
  ステージ 盛況の客席  
会長(弊社社長)挨拶 講師の説明 パネル・ディスカッション

  昨日12/8(火)のことですが、当大崎上島町・ホール神峰において

  今年発足した広島商船高等専門学校・産業振興交流会(弊社社長が会長)を本主催とする

  スーパー・エコシップの普及促進
  スーパー・エコシップの技術的課題への挑戦

  等の技術的な演目における説明、
  また、実際に企画建造(造船所)・発注(船主)した実用パネラーによる

  スーパー・エコシップの現実と将来についてのディスカッションが盛大に開催されました。

  (概要についてはコチラを参考に。独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構のサイトもどうぞ)


  これこそ前の進水時に書いた通り、実用船舶工学科の一生徒を自認する(?)私にとって
  造船における知識を深める為にも聞くこと必定の講義。
  多分に漏れず、聴講無料・誰でも可ということで、広島商船生徒諸君・大崎上島町民に交じり
  聞いてまいりました。

  内航船主との共有建造を推進するかの独立行政法人殿の広島開催・セミナーには欠かさず
  参加しておりますが今回はそれ以上に正に初の試み

  共同となって電気推進船(スーパー・エコシップ)」機構説明の公開授業を
  行ったことに大変な意義が有ったと思います。


  環境負荷(排気ガス)低減構築にも化石燃料(原油)を使わない推進機の開発等は
  地球温暖化防止・最大のテーマ。

  車においてはその技術(電気自動車等)が着実に浸透してきている昨今ですが、船舶においては?
  まだ鈍い感じ……ですね(それでももう内航部門で8隻は竣工しています)

  爆発的に普及させる為にはもっと声高にアピールして世間一般に広めなければいけません。

  が、正直なところ…
  499(G/T)カーゴ船型においてはその技術はコスト等でまだまだクリアしなければいけない課題が山積…。


  しかし、だからと言って技術革新等を企図する目標に立つとき

  「新しいものをプロポーザルしない企業(造船所)未来は無い
  〜これも確かです。


  若人に何かしらのメッセージを発信し続け、興味を持ってもらうことが
  この業界が生き残るor発展することへの縁
となるのか??

  願わくば、会場に居た生徒諸君の琴線に触れる自己啓発(船を愛する心)醸成と成らん!
  そんな老婆心がふつふつと沸き起こる〜3時間でした。

  何かを感じ取ってくれれば良いですね。 (了)





2009.12.6 Sun. 晴れ時々曇り 11℃ No.315
※ようやく今現在取り掛かっている次船、Sno.572起工式記事。
 今回は前船以上に松浦造船史上、最もブロック完成・搭載が進んでいる中での挙行ですな…。
 
   式台上へ上がられたご来賓の方   起工祭壇
 
   半月前でこれだけ進んでしまっている   神事用船底キール用意(BT-7)
 
   神主のお祓い   キールへの火入れの儀
 
   社長・玉串奉奠   お神酒を戴く
 
   キールと船台レールへお神酒をかける   終了
 
          式台での記念写真
 
   起工祝賀会・立看板   ご来賓到着
 
   船主様ご挨拶   乾杯のご発声
 
   乾杯!   芸予諸島の極上な景色
 
  
  
  

 ※随分と遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

 概報の通り、去る11/18(水)に弊社Sno.572(499G/T 1,640D/W 型貨物・コンテナ併用船)
 の起工式を挙行することが出来ました。

 どうも
前船において装備仕様についてのネタが多かったせいもあり、中々次のアップへと移れない(?)
 現在の
船台状況への配慮が薄かった
異常事態が重く圧し掛かっておりました(笑)
 ようやく、本日よりスタートさせて頂きます。


 
余談ですが写真の通り、当日には船首部BT−5船尾部BT−2までが搭載完了済(!)
 
火入れの儀に用いるキールは何とかBT−1でしたが下手すると船体へ向けて火入れを行った
 かも?(笑)
ここまで進んでしまった状況での起工式松浦においてですね…
 早く進むこと自体は悪くないですけど
少し複雑…か?



 今船においては
用船オペ様はSno.560Sno.570と同じ、そして船の用途も貨物・コンテナ
 併用なので大体
その2船と同じものが出来る予定…ですが、少〜し違う点がありますね。

 そう、
1,640
(D/W)というところ。

 
積載を差し引いて1,600トン
に限り無く近い積荷搭載を企画したわけです。


 これは以前
No.197にて触れましたが船舶において、

 
総排水量軽荷重量(自重・Aとする)載貨重量(積載量・B)の公式から
 
Aをいかに減らしてBへ回すかということが絶対必要

 故に

 ・ボトム・ブロック
(BT)においてトップ板を薄くして重量を軽減する
 
HCの高さを下げて乾舷を上げる
 
等を実施しました。

 まあ文章にての表現で熟知、理解するのは少し難しいことですけどね…(笑)
 そういう小細工が行われた〜ということをご理解下さい。

 また今回は船主様のたっての希望により
バルバス・バウ形状にて

 
1,600(D/W)型での細身のコレではなく、ジャンボ・1,800(D/W)型のコレを採用。

 
サンタクロース・ブーツが船首へやって来ます!季節柄ぴったりですね(笑)

 そういう
外見における違い等も探しながら今後のSno.572建造進捗をご覧になれば
 面白いことでしょう…勉強も兼ねて是非ご注目下さい。



 そうそう、木曜の皆さんへの宿題を忘れていました。
 「よくお見掛けする
見慣れたお顔がまた…」ですけど、これも薄々お分かりですよね(笑)
 今更感も拭えませんが今回の船主様、

 
Sno.568に引き続き、第一船のSno.537
(2001年竣工)「みやじま」499(G/T)1,520(D/W)
 以来、

 
この10年間にてもう9隻目カーゴご発注を賜りました………


 表裏一体で
好不況がコロコロ変わるこの内航・造船業界、良い時も悪い時も
 ずっと変わらずにご愛顧頂き、
どの様にお礼申し上げればよいのでしょうか?
 
(今現在の状況を考えると尚更、その思いが強くなりますね)

 どんな言葉を書き連ねて、表現しようとも全てバニティーと化してしまう…
 到底一語にての表現は出来ようはずがない…
(前回から引きずる永遠のテーマ)


 それならば論より証拠!ということで、来年2月末には船主様に木江湾に浮かぶ

 
素晴らしい最新鋭船を必ずお見せする!
(また自分で言ってるけど(笑))


 このモチベージョンでいきたいと思います
(ブロック搭載状況アップも近日中に)
 
何かと暗い話題が先行しがちなこの業界ですけど、とにかくポイント・オブ・ノーリターンは無い!


 
造船及び船主様、行けば行くほど内航サンクチュアリへ!!

  頑なに信じて邁進してまいりましょう! (了)



2009.12.1 Tue. 晴れ 16℃ No.314

※Sno.571「松星丸」竣工披露パーティ、11/28(土)の様子・写真追加にて…第二弾。




   向島・立花沖に本船披露の為、登場   餅撒きの為に集まってきた地元の人達
 
   餅撒き開始   必死になって拾う
 


  そして尾道・新浜公共岸壁へ移動。
   全速でこちらへ移動中   入港
 
   接岸、船内見学を待つ   タラップを降ろして招待客を船内へ
 
   多くの人でごった返す操舵室   ハッチ・カバー、オープン
 


  終了後、パーティ開催会場の隣接するホテルへ…

立て看板
 
招待客を迎えられる松田社長・専務ご夫妻
 
笑顔で迎えられる松田専務
 
豪奢な舞台
 
着席
 
奥のテーブル
 
   松田専務、ご挨拶   ご来賓、ご挨拶
 
   ご来賓、ご挨拶   弊社社長、挨拶
 
   乾杯のご発声   乾杯!
 

 

 

 

 

 

 
      
 
     「松星丸」 499G/T 1,830D/W 貨物船 航走
           もう一度「松 星 丸」(499G/T 1,830D/W)

 今回は昨日・今日豪華な披露二段階!それだけ↑の披露パーティが凄かった証拠でも
 あるのですが…
 概報の通り、去る11/27(金)に弊社Sno.571(499G/T 1,830D/W 型貨物船)「松星丸」
 の竣工及び引渡し式、また船主様主催の
お披露目式を挙行することが出来ました。


 ………ん〜どう形容すれば良いのでしょうかねえ?
 進水時に書き連ねた文言をまたコピーしてそのままここに出すならば、

 実際に本船船長として乗船される船主、
 
 専務様の弛まないパッション&イマジネーション&利便性 
 
  至る所へ散りばめ、生成・立体化した夢の船 
 
 
  
自らの鋼材荷役という使命を全うして退役するまでの波乱万丈な数十年へ向け、

 
木江湾から 元気良く駆け出して行きよった…という感じです。(感涙…)



 昨日アップした映像を見て頂ければ十〜〜分、合点がいくものでしょうが

 謝辞旋回時の船首フォアマストへ設置したあの
惜別・ピストンホーンの音色
 これを聞きつつ、手を振る我らの
心が響かないわけありませんよ………。

 正に
感 動 という唯その一言、本当にありがとうございました…。
 
(そりゃ、映像を撮る私の手も震えるというものです) 




 いやあ、しかしSno.571においては船名そのままに
内航一番星にするんだ!
 という強い信念の下、スタートした工程でしたけど本当にそうなりましたね。


  ・
燃料節約装置
(節約くん)設置
  ・FO清浄機へ
特殊装置組み込み
(ハニカムリフォーマー)
  ・
デザイナーズ・ブリッジ・装備採用
(3枚ガラス・Sバンドレーダー)
  ・ディティールへ施す
気配り
(コーナーアングル)
  ・
豪奢な居住区
(内貼り施工) etc.


 
経験していないから分からない等という知識の無さを恥じた私でしたが、これを5つとも網羅し

 
快適居住環境容易な操船作用省エネ対策外観の美しさ

 この全てをフュージョンした判例は
本当に有りません。
 
(パイオニア船!と冠したいです) 


 皆々様はここまで観られて如何でしたか?種々感想がお有りでしょうが、これこそが

 
内航船・新基準モデリング になって欲しい!と私は思います。


 それなりに
代価を支払う費用も多くかかりましたが要は、

 今現在・作業環境への
先行投資か?はたまた長期的な視野を含める金縮財政・
 
質素倹約か?〜という感じでどちらが正しいのでしょうね?


 これについては
内航.com管理人様も本船取材の折り同じ問題提起をされてますが
 
こちら旗色良し!となるわけが有りません。

 どうこう言ってもやはり、

 
ディフェクト無く良い運航成績が弾き出せる船一番正しい



 こういう苦しい時期にあっても
カーゴ新造を断行し、竣工後に地元の皆さんへ対し
 
ご恩返しとばかり大規模なパーティを開いて披露する船主様。

 この
船に掛ける熱き想いが業界を必ずインスパイアしていくはずです!


 もう
市況が悪いと考えるネガティヴな感情は砂塵の彼方にでも捨て去りましょう。
 良くなると念じ、収支の帳尻を合わせていけば
鬼神もこれを裂く!


 真面目に前だけを見つめて
「内航・造船は死なず」のコンソーシアムを結成し、

 
各船主様造船所 共に頑張ってまいりましょう!!

  
この吶喊こそが一番大事です……。 (了)






 
薄々お分かりでしょうがSno.572はもう起工式も終えており船台上にて凄まじい進捗…
 毎日1ブロックずつ説明・アップしないと追い付かないかもしれませんけど………
 とにかく明後日から順次やってみましょう(笑)




2009.11.30 Mon. 晴れ 16℃ No.313

※Sno.571「松星丸」竣工記事、11/27・28両日の様子で写真・映像追加にて…第一弾。




船尾・船名を望む
 
シーリング・スパーリング貼りコンパネホールド
 
自己点火灯・救命浮環
 
ファンネルマーク(三星海運株式会社)
 
バラコン・システム
 
リモコン・操縦ハンドル
 
Sバンドレーダー
 
フォアマスト・電動折倒装置・ピストンホーン
 
右舷ウインドラス
 
スラスターエンジン
 
船首停泊用パッケージ型G/E
 
ヤナセ鉄工製・油圧式エルマンハッチカバー
 
M/EAX33R-1585(株式会社赤阪鐵工所)
 
アメロイド製・FO清浄機
 
FO精密フィルタ
 
燃料節約装置「節約くん」
 
C/R内の様子
 
ND内、通路クッションフロア・内貼り
 
CD両舷へローマ字表記板
 
進水銘板
 
デザイナーズ・ブリッジ
 
     「松星丸」 499G/T 1,830D/W 貨物船 航走
           「松 星 丸」(499G/T 1,830D/W) 航走
   レーダーマストへ祝い旗を揚げる   竣工神事開始
   神主のお祓い   両巨頭も当然参列
   清跋の儀   玉串を捧げる私
   お神酒を戴く   本当に最後のお別れ
   また自然と見送りに皆が集まってくる   綱を放して出港
   見送り   木江沖へ出ていく
   謝辞旋回   尾道へ向けてヨーソロー
           Sno.571「松星丸」竣工・船内披露(餅撒き)映像 (4m31s)
   


  映像を追加しました。
  明日、尾道公共岸壁においての新船お披露目・竣工記念パーティの模様をアップ予定です。

   お楽しみに。(了)
 
2009.11.24 Tue. 曇り後雨 12℃ No.312


※まだもう一段階載せてみます…。


 前回、次は竣工記事…とか書きましたがその前に完成に至る
残工事完成検査を兼ね、

 Sno.571本船(松星丸)船内各作業F を見てみましょう。

緻密な完成図作成用チェックをしていく(奥ではペン塗り)
   完成図作成用チェック
高級感溢れる木目調ドアを取り付ける
     木目調ドア付け
床面を残して居住区はほぼ完成する
   床面を残してほぼ完成
ウインドラス等、ペン塗り仕上げを施していく
 ウインドラスペン塗り仕上げ
危険識別模様塗り
     
危険識別模様
ユニバーサル・ローラーも丁寧に塗っていく
  ユニバーサル・ローラー
電路に最終チェックを行う
   電路、最終チェック
緩衝用タイヤ・ペンドルを刳り抜いて製作する
   タイヤ・ペンドル製作
居住区床面はクッション・フロアを貼り付けていく
 居住区床はクッション・フロア
綺麗に完了する(通路においては完全土禁)
   綺麗に完了(完全土禁)
部屋床面は色違いで敷く
     部屋は色違い
CDからNDへ降りる階段はこんな感じになっている
  CDからNDへ降りる階段
E/Rボトム床はシルバーペイントを施す
  E/Rボトムはシルバー塗り
セカンドデッキ部は外舷色を塗っていく
   セカンド床は外舷色
綺麗に完了する
       完了
そして識別の為にバルブを色分け塗りしていく
 〜で色識別バルブ塗り(ビルジ)
海水の緑塗り
      (海水)
FOの赤塗り
       (FO)



  そして本日(11/24)、完成検査受検。

居室に備え付けの救命胴衣を確認する
   居室・救命胴衣確認
CD内の操舵スタンドを確認する
    操舵スタンド確認
シンボル・マークはちゃんと貼っているか?
  シンボル・マークは…?
スラスター・ルーム内へ入り、種々確認する
   スラスター・ルーム
ホールドを見渡して仕上がっていることを確認する
    ホールドを見渡す
終了して上陸へ
       終了


  以上、残工事を経て完成に至る最後の工程でした。(検査官のお墨付きで完了ということ)

  これで船舶国籍証書取得済により、検査証書が発行されると正式な船舶として認可されます
  今回も長い長い道程でした………とはまだ、言えません(笑) 


  実質の竣工日は11/27(金)なので残り3日見落とし・手抜かり無き様、

   完 璧 に仕上げたいと思います。 (了)




  (次回こそ本船竣工記事?その前にSno.572起工式の模様を挟むかもしれません……どちらでもお楽しみに)
2009.11.20 Fri. 晴れ 14℃ No.311


※予定通りの経過アップ(運転映像付き)。来週末の竣工へ向けて今現在も作業は進行中…


 お知らせした通り(某サイトでも披露済)大三島マイルポストにて本船Sno.571

 11/16(月) 海上予行運転11/17(火) 海上公試運転 を実施しております。
 ↓以下にて。

出発 アンカー巻き 海原を行く
社旗を船首先端へ揚げる M/Eは回る 信号旗
マイルポスト確認 M/E定時計測 スラスター試験
投揚錨試験 祝い旗揚げる 予行終了、沖へ無人錨泊
検査官立会いでM/E始動 操舵機・オートパイロット操作 三星海運・ファンネルマーク


  また公試の時は降雨少々…

  ??この天候は前回と全く同じ…重査とセット今日も海上運転は雨だった……
  がスタンダードなんですかね?(笑)…意味不明、理解不能。

  まあ、大きな不具合も起きずに(起こるはずもないけど)無事終了しております。


  映像撮影 一応、自制しましたよ!(笑) 

  短く!短く!
を心掛けて全てで約25分くらい。これを流暢な経過でもって紹介です。

  それでは、
  M/Eシリンダー爆発音乗船の具合CDからの見晴らし等、どんなに秀逸な文章を
  並べ立て説明しても歯が立たない、視覚・聴覚を用いて判断する映像大作


  Sno.571における海上予行・公試運転の2日間(Ship Trial)(9m09s)
  を先にご覧下さい。


   



  船級はJG・沿海。手順は

  ・各負荷運転試験(1/2、85/100、4/4 1往復ずつ)
  ・操舵試験(例
0°〜右30°右35°〜左30°左35°〜0°の時間計測)
  ・旋回試験(
レピータコンパスを見て角度指定)
  ・機関停止・前後進及びリモコン操作試験
  ・予備操舵試験(
手動で舵回頭)
  ・スラスター運転
  ・投揚錨試験(
3連出して巻き揚げ時間計測)
  ・主機開放検査(
チャンバ内温度、ピストンロッド状況確認) 等を予行で一通り実施。

  公試は
検査官立会いで同じ試験をもう一度〜という感じです。

  今回は
  
M/Eガバナ・テスト(シリンダーFO噴射ポンプを一括して制御するガバナ危急作動)
  も入れましたので。
  (
どれがそうなのか?ヒントは2日目公試時…探すだけで勉強になります)


  短くするはずがそれでも9分………大胆に削れない私の悪い癖は直りませんねぇ…(笑)

  しかし、もし内航船員or造船マンを志す方(?)が↑コレを見られているなら尚更ですけど、

  造船においてどれも欠くことの出来ない重要な検査なのです。


  中途半端に長いけどその間色々と思案しつつ、見るなら違う視点での楽しみ方も出来るはずなので
  心して再生をお願い致します!(笑)



  速力結果は4/4(100%負荷)にて予行時が13.59ノット、公試時が13.61ノットでした。

  この船型では大体いつもと同じ良い結果。(本当はもっと出てほしいけど…)

  著しい船体振動等は?………船が頑丈に出来ているので(笑)皆無。

  一先ず安心…ですけどまだ終わったわけではありませんね。
  鉄工・塗装の最終艤装11/27(金)まで気を抜かずに走りたいと思います。

  では竣工記事?であろう次回のアップ、お楽しみに。 

                     (了)


2009.11.17 Thu. 雨後曇り 10℃ No.310
※本日、本船海上公試を実施。運転におけるその効果を待ち望んでいた(?)装備品について。


  以前、少し触れましたが今回、Sno.571建造において内航業界・船舶においてのパイオニア(?)
  になるべく今船主様、
様々な試みを実施しております。

  久しぶりのデザイナーズ・ブリッジACアンカー採用(←これは稀なだけで普通か…)等も有り、
  以前それを紹介した次第。

  しかし、船装備においては本当に初めてなものが有る!
  それが今回私が存在自体、知らなくて知識が薄いことを恥じた代物………(笑)
          「節約くん」
    燃料節約装置(名前もそのままストレートに)「節約くん」SP200−600W 
   FOラインのM/E入口前へ設置している  G/E用の小型節約装置
        FOライン・M/E入口前             G/E(2機とも)

   〜です。

   えっ?他のサイトでもう紹介していたから今更、お前がアップする必要は無いって?
   まあそう言わずに…(笑)

   何しろ内航船舶においてですからね!お祝いも兼ねてアピールは何度でも!
   とにかく注目下さい。
   (しかし、内情・詳細はクライアントなんで良く分からず(笑)コチラをご参考に)


   〜で、昨日・今日で海上予行・公試運転は概出の通り無事終了。

   当然結果はどうだった?となりますよね。

   それが何と・流量計を見る限り、この2日間は以前と比べて良い成績なんですよコレが!
   (事情が有って消費量の具体的数値は明かせないけど(笑)長期的なことはまだ分かりません)

   いやあ〜驚きました…
   これから新造を考えられる船主様もFOライン改定に一計、コレを案じられては如何?

   その代わり、それ相応の代価及び対価をお支払い頂くことも合わせてお考え下さいね。

   ぜんぜん出さないけど装備!〜はナシで(笑)



   次回こそ、その海上運転の様子(映像付きで)アップ予定。
   日にちはお約束出来ないけど、近日中

     お楽しみに。 (了)


2009.11.15 Sun. 曇り 15℃ No.309


※お知らせの通り昨日の続き。それでは…



 Sno.571本船(松星丸)船内各作業E を見てみましょう。

FO・LOバンカー船を本船へ横付けする
   バンカー船横付け
FO張り込みで集合管へホースを繋ぐ
   張り込み集合管へ繋ぐ
A・C重油がちゃんと入っているか確認しながら実施
  Aを確認しながら…
LOシステム油はチャンバ扉を開けて注入する
  LOはチャンバ扉開けて
G/Eへは上蓋を取って直接注ぐ
  
G/Eへは上蓋を取って
余った分はまたM/E・サンプタンクへ注ぎ込む
   余った分はまたM/E
最後にM/Eセカンドデッキの置きタンク張りをする(LO)
  最後に置きタンク張り(LO)
置きタンクにどれだけ入ったか確認する
   置きタンクゲージ確認
FO・LOバンカー終了する
     バンカー終了




始動させるべく、M/E調整開始する
    M/E調整開始
M/E用納入予備品のチェック
   納入予備品のチェック
完成図面作成用のチェックで書き込み
   完成図作成用チェック
ペン塗りする為のバフ掛けをしていく
   ペン塗り用バフ掛け
ひたすら仕上げで手塗りを行っていく
    ひたすら手塗り
危険識別マークを塗っていく
    識別マーク塗り
居住区内の内張り内装、佳境になる
   居住区内張り、佳境
随分と高級感溢れる内装
    高級感溢れる…
凄いトイレとなった
     凄いトイレ(笑)


  そして…

  軸系を遮断した上でM/Eを始動させる臨時航行検査(11/13)
検査官立会いの下でM/Eを始動させて自動発停等を行う
  検査官立会いでM/E始動
C/R内に設置しているM/E監視盤を確認する
   C/R監視盤を確認
油水分離器の作動試験をする
    油水分離器作動
E/R内でリモコンスタンドからのテレグラフ操作を確認する
  E/Rテレグラフ操作確認
CD内リモコンスタンド操作確認をする
    リモコン操作確認
救命用装備属具を確認する
   装備属具
(救命用)確認


  臨航検査に関してはコチラ↓(2m57s)を参照下さい。

        


  (尤も昨日リンクしたところで先に出ていますがね(笑))

  こういう過程でM/Eは無事に始動しました!
  明日から海上における予行・公試運転へと入っていきます。

  一応、映像撮影も予定しておりますが今度こそ超大作にならない様にせねば!(本当に出来るのか?)
  重要なパートのみとするつもりですので(笑)

   次回をお楽しみに。 (了)


2009.11.14 Sat. 晴れ 21℃ No.308


※今日も写真羅列による業務進捗、一日空きましたけど…。



 Sno.571本船(松星丸)船内各作業D を見てみましょう。



  今船より航行区域に関係無く必須となった重査・動揺・傾斜試験

船を横にする為に陸電を切ってG/Eを作動させる
   陸電切ってG/E作動
桟橋も横にする準備
    桟橋も横にする
船首側ロープを引っ張っていって船を横にする
 船首ロープを巻き取って横に…
船が前後方向に移動しない様に張りロープ取り
  前後へ移動しない様に張り
このくらいの幅で留める
    このくらいの幅…
以前の重査時と同じ見た光景
     以前見た光景
船を横にしてこうなっている
    こうなっている
写真、もう一丁
      もう一丁
対岸より見る
      対岸より



  そして…
試しにウエイトを置けるかやってみる
   試しにウエイト一個置き
4,960kgウエイトの様子
 4,960kgウエイト(もう一個有る)
船首、船尾へ動揺確認の水ホースを付ける
  動揺確認・水ホース付け
海水比重を比重計を用いて確認する
    海水比重を確認
ウエイトのセンター位置固定(ミドシップから300前)
  ウエイト、センター位置
重査・動揺試験、一番最初の段階スタート
   重査・動揺試験開始
ウエイトを動かす次の段階
      次の段階
しっかりと水ホースを見て確認する
  しっかりとホースを確認
上下移動の可動域を記録
     可動域を記録
またウエイト移動の次の段階
     また次の段階
可動時間をストップウォッチで計測
    可動時間を計測
本船のセンター位置をメジャーでもって確認する
  本船縦センター位置を確認
船尾方面、喫水の確認
     船尾喫水確認
船体中央部の喫水確認
     船体中央部
試験終了〜でアンカー巻いて元の位置へ戻す
   終了〜でアンカー巻き


  進水時は晴れに対して前船から継続の重査試験時は雨………。

  ぽつりぽつり降っていましたからね…まあ祝い事ではないから(?)天気悪かろうと関係無いけど(笑)
  無事に終了しました。
  (手順はNo.261をご参照、今回は省略)

  しかしこれほどの船を横向きにしてかつ、あれだけの作業員・設計技師総出で行うのですから
  ある意味、立派な大イベントかもしれません。


  よって出来得る限り詳しくレポート↑させてもらいましたからよくご確認下さい(笑)


  次は臨時航行検査の模様アップ(某サイトで先立ってもう映像付きで出してもらっていますが…)

   明日をお楽しみに。 (了)


2009.11.12 Thu. 晴れ 20℃ No.307


※元に戻って写真羅列による業務進捗です。



 Sno.571本船(松星丸)船内各作業C を見てみましょう。

ブリッジ、タッチアップ仕上げの最中
 ブリッジ、タッチアップの続き
ブリッジ前面の仕上がり状況
    前面の仕上がり
HC下側における噴き付けの仕上げ
    HC下の仕上げ
ビルジ吸引検査を実施する(写真は船首側)
  ビルジ吸引検査実施
(船首側)
FOライン遮断弁作動確認検査実施
  FOライン遮断弁検査実施
操舵装置調整開始する
     操舵装置調整
〜そして操舵装置確認検査実施
  〜そして確認検査実施
通路間下、仕上げ塗装する(立入禁止になってる)
 通路間、仕上げ塗装(立入禁止)
さらに次の家具入り
      家具入り
ギャレー部、天井化粧板貼り
   ギャレー部の天井貼り
風呂・脱衣場は高級感溢れるバスパネル貼り
  風呂・脱衣場バスパネル貼り
ブリッジ横通路部分は仕上げ完了する
  ブリッジ横通路、仕上げ完了
交通艇をBD後部へ載せる
    交通艇、載せる
CD天井ハンドレールへローマ字表記板を付ける(両舷)
  CDへローマ字表記板(両舷)
トイレ内の内貼りも施工済(狭くなったけど)
  トイレ内の内貼りも施工


  〜という感じで進んできています。

  お知らせした通り、重査・動揺試験は航行区域に関係無く、今回から必須となっていますので
  それをこの月曜(11/9)に実施済。

  その模様アップは次回とします(明日、出来たら行いましょう)




  最後にちょっとした紹介を…

     


  11/2付けにて技術系(設計)社員 野間 洋(のま ひろし)さん(37)をこの度採用致しました。


  ひょんなことからこのHPに行き当たり、アクセス欄の「スタッフ募集」を観た上で
  自身で応募してこられたのがそもそもの松浦造船との馴れ初め(?)でしてね…。

  では、どういう所に私が造船という仕事をしていくパートナーとしての魅力を感じたのか?
  ということですが、それは…


  CAD製図において紛う事無きエキスパート前の会社にてほんの少しCADを齧った程度の私(笑)では
  太刀打ち出来ない程のノーブル・スキルを持っておられたから〜というのがまず第一。

  そして、当然生まれも育ちも島外の方ですがこの島へ移住してでもやりたいという
  以前採用の姜さんに負けず劣らずの高いモチベーションと目的意識が垣間見えたのが第二です。
  (で、実際この島へ引越しました)


  この様な経済状況でも、
  新たに理想に燃えて造船に関わりたい!という熱意本当に素晴らしい!!

  微力ながら私がそのお手伝いを出来れば〜と思っておりますので(笑)

   今後の彼の活躍をご期待下さい。 (了)

2009.11.7 Sat. 晴れ 21℃ No.306
温故知新〜古き時代を訪ねて〜
※とても珍しい写真集が見付かったので…

  写真にて
昭和40年代の式典「星歓丸(せいかん)・進水式」昭和49年3月12日
  の模様を振り返ってみましょう。


   進水式台  進水神事開始
 命名宣誓の儀 玉串奉奠 玉串奉奠
    船首の様子    支綱切断
  
     
    「星 歓 丸」 496.87(G/T) 1,553.67(D/W)

            Sno.213「星 歓 丸」496(G/T) 1,554(D/W)


   ちょうど本船Sno.571・荷主オペレーター様の社船でした。
   今現在は製作定盤に改修して撤去した第一・トロッコ船台で製作したことが窺えますね。
   (ついでにまだ現役で元気な弊社先代の姿も見えます…)

   私は単純に今と遜色無い499(G/T)型カーゴを当時、造っていたことに驚きましたよ…。
   当然、良い船の様に見えます!!(笑)


   話は変わりますが、
   この35年間、この星歓を筆頭に↑オペ様には社船を5隻・用船を5隻計10隻
   建造させて頂きました…。
   (Sno.517星山丸が9隻目になります。やはりパイオニア差配は先代!)

   こんなに複数隻も!と驚嘆の声を上げるとき、本当に感謝・感激の極みを思わずにはいられません。
   是非今後とも新船建造の程、宜しくお願い申し上げる次第であります……。




   写真から察するに
   今現在の進水式と神事等は大きく替わっていない様に見えますが明らかに違う点として、

  「餅撒きをやっていない」から「ギャラリーが極端に少ない」(笑)が挙げられますね。
   実施しなかったのでしょうか??(省略?)真相はよく分かりません。
   (あと繰玉の中にが入っていますね、今は風船です。この頃は会社で飼っていたみたいで…)


   まあこの当時はそれこそ毎週進水式をやるくらいのペースで建造していましたから

  「あ、今日進水やったの?餅撒きした?無し?来週のはやりそうだから見に行くか…」
   くらいに町民は考えていたのかも(笑)正しく生活・ルーティンの一部だったと思われます。


   ただ、進水する本船をご覧になった船主様の満面の笑み は今と全く同じ。

   美しいものを美しいと感ずる心は普通の人間なら誰しも持っているわけで、

   この感激をまた次回も!と考えるからこそ
   
枯れることのない船屋の新たなモチベーションが湧き上がってくるというものです…。

                                 (了)

2009.11.4 Wed. 晴れ 19℃ No.305


※また今日も写真の羅列のみにて…



 Sno.571本船(松星丸)船内各作業B を見てみましょう。

塗装が終わり、シンナー匂いも消えたS/Rへ入る
     塗装後S/R
ボトム、FO供給ポンプ辺りの様子
   FO供給ポンプ辺り
M/E横辺りから前方を見る
     M/E横辺り
ホースを付けてビルジ吸引検査の準備をする
   ビルジ吸引検査準備
E/R後方、ビルジ吸引検査もう一つ
      もう一つ
賄室はボードを貼って仕上げする
    賄室、ボード貼り
ギャレー、水周り側はキッチンパネルを貼る
  水周り側はキッチンパネル
居室、机
     居室、机入れ
テレビ台側の後ろ
     テレビ台側
M/E排気管、ラギング巻きを行っていく
  M/E排気管ラギング巻き
FOラインは全て熱くなるので保護する
   FOラインは全て保護
白テープを巻いて仕上げをする
   白テープ巻きで仕上げ
ホールド内カーテンシートを張っていく
  ホールド内、カーテン張り
ローラへ順番に付けていく
   ローラへ順番に付ける
カーテンシート張り完了
       完了
ホールド内コンパネ貼り等、完全終了する
   ホールド内は完全終了
HC、仕上げに手塗りで行っていく
    HC仕上げ手塗り
ホールド中央・20m表示を黒ペンで塗る
  ホールド中央・20m表示塗り
ブリッジは仕上げのタッチアップ塗りを行う
  ブリッジ、タッチアップ塗り
ハッチ・カバーも仕上げ上塗りしていく
   カバー、仕上げ上塗り
今日時点、ブリッジの様子
     今日の様子

  〜と今日時点でこんな感じです。

  ↑写真にある通り、本日ブリッジ・タッチアップ(仕上げ)噴き付け塗装を実施。
  重査・動揺試験へ向けて見た目からして完成状態に近付けるべく進行中…。

  今週でどこまで進められるでしょうか?
  色々と各部所、注視下さい。

                (了)

2009.11.1 Sun. 22℃ No.304


※全くもって昨日の続きで…



 Sno.571本船(松星丸)船内各作業A を見てみましょう。

ユニック・クレーン、配管についての操作説明
  ユニック・クレーン操作説明
通信アンテナを結線中
   通信アンテナ、結線
CD床面はフローリング貼りしていく
  CD床面、フローリング貼り
第2回目の測度検査実施
    第2回測度検査
CD前面部を丁寧に測定
    CD前面部を測定
きっちりと記録していく
   きっちりと記録する
E/R塗装で塗らないものは養生していく
  E/R塗装で養生していく
G/Eの横辺りを見る
     G/Eの横辺り
そしてE/R内、塗装する
 〜で塗装(匂い過多で入れない)
居室天井も入って電灯を点けてみる
  居室天井も入って電灯ON
賄室の裏側壁、断熱材入れ
      賄室の裏側
対岸より本船を見る
      対岸より


  〜とここまで載せて撮影分の画像が尽きました。
  電灯ON…辺りが昨日ですね、順調だと思います。

  しかしながら今回は居住区内装が少しグレードアップしているので
  木工工事はこれからが仕上げに入る本番(?)かもしれません。

  船が完成状態であることが付帯条件の重査・同様試験も控えておりますので
  早いうちに終わらせるべく、明日も出勤で頑張ってまいりましょう。

                         (了)

2009.10.31 Sat. 晴れ 24℃ No.303


※海上へおけるSno.571本船・作業過程の流れ、写真のみで披露。


  ↑上記の通り、


 Sno.571本船(松星丸)船内各作業@ を見てみましょう。

E/Rでは通路ドストル敷きを行う
   E/Rではドストル敷き
上へ敷いていく縞板切りを進める
    上へ敷く縞板切り
こんな感じで敷いた
     こんな感じ
風呂の床、左官工事を行う
     風呂左官工事
脱衣所側の様子
      脱衣所側
こんな感じで仕上がる(トイレ)
    こうなった(トイレ)
今年も松浦造船へやって来た高校・実習生
  今年も来ました高校・実習生
一生懸命二人に説明する工場長
  一生懸命説明する工場長
とにかく熱心に説明して指導する!
   とにかく熱心に!(笑)
居室は化粧合板を貼る為にネダ打ちする
    居室、ネダ打ち
仕上がり化粧合板貼りをする
      化粧合板貼り
ギャレー水周りも台所パネル貼り
    ギャレー水周り
ホールド内部は壁地へコンパネ貼り、着々と進む
  ホールド部コンパネ貼り着々
レーダー結線を行う
     レーダー結線
サテライト・コンパス頭を付ける
  サテライト・コンパス付け


  短いですけど、今日はここまで。
  続きはまた明日。
              (了)
2009.10.27 Tue. 晴れ 21℃ No.302

※ようやく進水敢行・説明本題へ。時間が掛かってしまいましたが…(笑)




             船舶全景
                           

 

 


 
       
  そして、祝賀会場へ移動…
      入口看板 舞台看板
                
      会場へ到着 弊社社長挨拶
                
      ご来賓ご挨拶 ご来賓ご挨拶
                
      ご来賓ご挨拶 船主様ご挨拶
                
      船主様へ感謝状贈呈 乾杯のご発声
                
ご歓談
ご歓談
ご歓談
ご歓談
舟盛りが真ん中に…
ご歓談
ご歓談 祝電披露 談笑
      写真提供 内航.com様(だってほとんど私、撮ってないし…(笑))

 (いつもの様に説明文はカーソルを合わせると出現します)
      進水式へ参列された皆さん(良い天気…)
 
                

  前から日記にてお知らせ&記事を載せているので当然ご存知のことでしょうが(笑)
  去る10/18(日)に弊社Sno.571(499G/T 1,830D/W 貨物
(鋼材運搬)船)「松星丸」
  命名及び進水式を挙行しました。

  7/11の起工以来、今年は
猛暑とは言えない(?)普通並の夏季を過ごせたわけで
  船台上においても目の前の船に対しコンセントレーションを持続したまま、仕事は敢行。

  別に天候に左右されて作業が疎かになるわけでは有りませんし、今回だけに限定される
  ことでも当然無いですが、

  実際に
船長として乗船される
 
  
船主様の弛まないパッション&イマジネーション&利便性 
 
  
至る所へ散りばめ、生成・立体化した夢の船 
 
 
  
見事に海へ浮かびました…(本当、皆さんに感謝・感激・雨霰)




  正直な所、私自身もう帰郷して4年が経ちましたが
  今更ながら
内航船舶に対する知識が薄いことをこれほど感じさせられ、恥じたことは有りません…。

  
だってリアルにそういうものが存在することを知らないのですからな…
  
(FOライン改定ACアンカー装備デザイナーズ・ブリッジ建造… etc)


  船主様が海上で数十年、
悪戦苦闘・一心不乱・日進月歩の日々を過ごし、
  その上での問題点を全て網羅、改善し
完璧な船を造ることに不具合など有る訳無い!


  毎日会社にて見聞きすること・手を動かすこと、ほとんどが
目から鱗が落ちる事象でした。


  かくなる上はここは
実用船舶工学科の一聴講生・学生にでもなったつもりで
 
  
あらゆることに興味を持ち博識になるべく存分に勉強していく! 
 

  こんな感じですね(笑)
  私はこういうことにモチベーションを見出すのが
造船の醍醐味と思いますが貴方は如何?



  その意気込みは本当に確かなものか?自分自身では検討も付きませんけど
  ただ今回も
松浦レジェンドを遵守して当日が

  
快晴模様になったこと、良い兆候なのは間違い無いです。



  こんな時期だからこそ、こんな不景気な世の中だからこそ、
こんな大安売りの時だからこそ、

  
今一度頭の中を引っ繰り返し「これを期に良くするんだ!」逆説の定理を発動。
  
知恵を振り絞ってどんなに長い道程でも内航サンクチュアリへ再び登り詰める!


  
その為に良い船を造ることはコンティニュイティーとして第一条件大命題
  
しかし、はっきりしているのは

  
低額投資の場合は気持ちも入らず、手も掛けられずにそれなりのもの
  に帰結するのは世の常。


  
言っておきますが、それが内航・パンデミックになってはいけません!(笑)



 
 だから、船屋としてはそれに反目するレーゾン・デートルとして毎日、

  
理想の船を創造し、これが最高と欣喜雀躍する

  ということが絶対必要!!



  
こういう取り組み方で業界注目の本船No.1内航船に仕立てるべく、
  11月末竣工へ向けて第二段、スタートしましょう。


  市況・業界の流れがどうであろうと

   
日々是精進道也!!
 (了)



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