No.749〜 No.691〜748 No.634〜690 No.590〜633 No.561〜589 No.537〜560 No.505〜536 No.467〜504 No.453〜466 No.432〜452 No.415〜431 No.396〜414 No.373〜395 No.351〜372 No.325〜350 No.302〜324 No.280〜301 No.252〜279 No.232〜251 No.214〜231 No.196〜213 No.179〜195 No.161〜178 No.145〜160 No.111〜144 No.088〜110 2006.7.3 Mon. 曇り 29℃ No.082
※出張が重った為、更新が遅くなり申し訳ありませんでした。
「SDL MAYA」(2,986G/T 3,912D/W) 航走状態
竣工式神事で祝詞をあげる
竣工式参列の関係者・船長
弊社の参列者
神棚へ向けて玉串奉奠をする私
竣工祝宴の様子
全員で記念撮影去る6/20(火)に弊社Sno.557(2,986G/T 3,912/W 型貨物船)「SDL MAYA」の
竣工・船舶引渡し式を挙行しました。
今回はホームページ上にて起工・組立・進水・艤装・竣工の全工程を追うこと
が出来ました。正しくこれが造船所一連の作業であったわけです。
真冬の厳寒な船台上作業であったといえ、ありとあらゆる技能・情熱・思惑を
多くの人間達が傾注して順調な業務進捗・工程運営を遂行し、予定通りの竣工を
迎えることが出来て感謝・感激の極みでした。
実際のところ、内航船を主に進水させていた弊社にとって長いブランクを経て
(19年)の近海船建造は当時のルールがかなり様変わりしている(←当然か…)、職
人のほとんどが未経験等の点から多少の痛み・困難を伴うものでした。
が、このシリーズNK船建造のお陰であらゆる船種・船級にチャレンジする勇気を
与えられ、また一歩ユーティリティ・シップヤードへと向かう道筋を付けてもら
った様な気がします。本当に良い勉強になりました。
今は竣工した感激に浸りつつ、「SDL MAYA」の安全航海を祈念し、末永い活躍
を慮る日々です。
本船に幸、多からんことを!! (了)
2006.5.30 Tue. 晴れ 24℃ No.078
起工式神事の様子
船底キールへの火入れの儀
玉串奉奠(ほうてん)をする弊社社長
起工式参列の皆さん
祝宴に際してのご挨拶
神妙に聞き入る
乾杯!!
歓談中の様子
去る5/23(火)に次船、Sno.558(499G/T 1,600D/W 型貨物船)の起工式を挙行
しました。営業の努力が実り、大変喜ばしい限りです。
まだSno.557が竣工していませんがもう次の工程が始まるこの造船のループ。
2・3年先の工程を見越す長いスパーンはことに壮大なものを感じさせます。
(その分いつまでも仕事に従事出来る様、健康に気を付けなくてはいけません)
今の所進水は9月上旬、竣工は10月末予定になっています。
この時期、工程が中断してしまう様な台風の邪魔がなければ良いのですが…
(了)
2006.5.15 Mon. 曇り 21℃ No.075
船尾・舵(ラダー)の様子
進水慶事用信号旗を掲揚
船舶概要(船名はまだ決まっていない)
進水式神事の様子
命名の儀(命名宣誓を行う)
Sno.557は「SDL MAYA」となる
きらびやかな装飾
玉串奉奠をする弊社社長
支綱切断直前(進水斧で切る)
シャンペン粉砕!!(進水を祝う)
進水する本船
進水完了
進水直後の全景
祝賀会場の様子
乾杯のご発声
歓談中の様子
来客の皆さん
参加者全員の記念写真
「SDL MAYA」(2,999G/T 3,800D/W) 洋上での全容
※遅くなって申し訳ありませんでした
先日お伝えした通り、去る4/29(土)に弊社Sno.557(2,999G/T 3,800D/W 型貨
物船)の進水式を挙行しました。
前回と同型のシリーズ船であるとはいえ、どの仕事に対しても職人が手掛ける
技能・込める愛情は等しく同じ、本当に良い船が出来上がりました。
(業務進捗も滞り無く予定通り進めることが出来て気持ちの良いものでした)
また当日の天気も3日前までは雨の予報であったにも関わらず「松浦で船を降
ろす日(時間帯)は雨雲が消えて途端に晴れてくる」というジンクスを今回も守り
(私の記憶上、3回程降ろす時間帯だけ雨→晴れというのがありました)本当に良い天気。雨・強風・みぞれとどんなに寒い状況であろうと黙々と仕事をこなした我々
に対するささやかな天のご褒美だったと思います。
私も生を受けてもうじき30年が経とうとしていますがやはり物心ついた4歳時に初めて見た時と感動は全く同じ。何回見ても本当に船の進水は良いものです。
今こそ声を大にして言いたい、
「造船こそが地球上で動く最も大きい建築物・船舶を生み出す職人達の究極の
コラボレーションなのだ」と。(船台を滑り降りるさまを見ているとそういう思いが
してきたのです)
心を打ち震わされる感激なら何度でも味わいたいものですね。(了)
2005.12.29 Thu. 晴れ 10℃ No.052
「SDL KOBE」(2,986G/T 3,918D/W) 航走状態
操舵室内神事の様子
竣工式に参列の皆さん
乗組員も参列
神棚へ向けて玉串奉奠をする私去る12/16(金)に弊社Sno.556(2,986G/T 3,916D/W 貨物船)「SDL KOBE」の
竣工・船舶引渡し式を挙行しました。これで新船建造計画が全て完了したことに
なるわけです。
本年春に起工以来、色々と紆余曲折ありましたがついに完成と相成り、本当に
嬉しい限りです。
この時の神事も起工・進水式と大きな変化は無く、操舵室内にて船舶の航海安全
関係各位皆様のご健勝・ご多幸を祈念し、神主による祝詞(のりと)、玉串奉奠
(たまぐしほうてん)を行いました。
私自身、松浦造船にて初めて携わる船でしたのでとても感慨深いものがありま
す。ブロック製作当初からこの日記にて経緯をご覧になっていた皆さんはどの様
な感想を持たれたでしょうか?(工程が良くお解りになったことと思います)
今現在は船台にて次船Sno.557(2,999G/T 3,800D/W 型貨物船)の製作に既に取
り掛かっているのでまた経過を順次アップしていく予定です。Sno.556については
今日までご覧頂き有難うございました。(了)
※本年中の更新は今日が最後になります。皆さん良いお年をお迎え下さい。
2005.10.24 Mon. 晴れ 22℃ No.045
船尾・舵(ラダー)の様子
進水式神事の様子
命名書を読み上げられる
Sno.556は「SDL KOBE」と命名
玉串奉奠(ほうてん)をする弊社社長
風にたなびく社旗とくす玉
支綱切断直前の様子
切断後にシャンペンが割れた瞬間
進水する「SDL KOBE」
観衆に見守られ揚々と海へ…
洋上での「SDL KOBE」
祝賀会にて挨拶する弊社社長
乾杯音頭のご発声
参加者の皆さん
「SDL KOBE」(2,999G/T 3,800D/W) 洋上での全容
先日お伝えした通り、去る10/20(木)に弊社Sno.556(2,999G/T 3,800D/W 型
貨物船)の進水式を挙行しました。本年3/25に起工以来、苦節209日、文字通り雨
風、台風来襲 等様々な艱難辛苦を乗り越えてついにその姿を洋上に浮かべる時が
やって来たことになります。
進水式神事は起工式とさほど変わりは無く、神主による祝詞(のりと)と新造船
の命名(今回の貨物船は「SDL KOBE」と命名されました。このホームページで何
度もSno.556の表記を用いていたのはそのためです)関係者による玉串奉奠(たま
ぐしほうてん)が行われます。
そしてここから違うのは進水を祝しての餅撒き、船を繋ぎ止める支綱の切断、船の進水です。
日頃の努力の結晶が船台上から揚々と海へ滑り降りていくさまは造船に従事す
る者にとって涙無くして見ることは出来ません。本当に心の底から感動するもの
でした。(興味を持たれた方は次回の進水に見学に来られてはいかがでしょうか)
今の所「SDL KOBE」の竣工は11月末を予定しており艤装(船舶の内装を仕上げ
ること)を急ピッチで進めている状態です。
洋上を走る姿が待ち遠しいですね。(了)
2005.10.6 Thu. 晴れ 29℃ No.040
起工式神事の様子
Sno.557(BT-4)キールへの火入れの儀
玉串奉奠(ほうてん)をする弊社社長
出席者の皆さん
昨日、次船Sno.557(2,999G/T 3,800D/W 型貨物船)の起工式を挙行しました。
建造一切の全工程はここから始まり、竣工へ向けての長い長い道程を歩き出した
ことになります。
神事では先日お伝えした通り工事の安全・滞りない進捗を祈願し、キール(船底中
央部分)に溶接の火入れ又、玉串奉奠(神社で行う二礼二拍手一礼です)を関係者の
方々が行いました。
今の所進水は来年5月上旬、竣工は6月末予定になっており従業員一同気の引き
締まる思いです。(了)
2005.8.8 Mon. 晴れ 33℃ No.026
早暁、出陣の様子
競漕スタート前、緊張の瞬間
桟橋前を疾走する4艘の櫂伝馬船
第3回競漕の勝利で喜ぶ水夫たち(一〆目)
去る8/6(土)に大崎上島町・木江地区において恒例の夏祭り「十七夜祭」が開催さ
れました。この夏祭りは日中は海上にて櫂伝馬(かいでんま)船競漕、夜は木江港湾
においての花火大会が行われるわけですが何と言っても島の若者達が出場する前者
の方が熱き血潮たぎるイベントとして有名になっています。
櫂伝馬船競漕は写真の様に両舷に7本ずつ計14本取り付けられた櫂を太鼓、舵取
りの号冷に合わせて漕ぎ、雌雄を決するというものです。毎年、木江の天満(赤)
奥(青)、一〆目(いっかんめ・白)、岩白(黄)の4地区が伝馬船を出しています。
私(松浦康登)も出身地・一〆目の櫂伝馬に乗り、水夫(かこ)として出場しました。5レースの結果は1着、2着、1着、2着、1着となったため何と一〆目は昭和63年以来、17年ぶり平成に入ってからは初の総合優勝を遂げました。
島内の人口が減少傾向にある中、区の関係者は水夫集めに奔走し、世話役は新
造船(この伝馬は平成10年に進水)に改良を重ね、もちろん水夫は体力の限界まで
漕ぎ続けて…と長い苦難の道程を経ての優勝であったので皆が感涙に咽び、私も
大いに感激しました。
来年も同時期に十七夜祭が開催されるので興味を持たれた方は観戦がてら大崎上
島にお越しになってはいかがでしょうか?。(了)
2005.7.27 Wed. 晴れ No.022
表彰式での弊社社長夫妻
表彰式の模様
祝賀会場にて
去る7/21(木)に東京・千代田区海運ビル内 海運クラブにおいて弊社代表取締役
社長 松浦明治が海の日・船舶関係功労により北側一雄国土交通大臣から表彰を受
ける栄誉に浴させて頂きました。
これもひとえに船主様を始め関係各位の皆様方の長年に亘るあたたかいご支援の
賜物と心より敬意と感謝を申し上げる次第でございます。
この表彰に慢心することなく一意専心、造船・内航海運業界の発展に尽力して
いく所存でございますので今後とも鰹シ浦造船所共々、皆様方のあたたかいご指導
ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。2005.7.21 Thu. 晴れ No.019
久々に人物クローズアップをします。今回は藤井勇士取締役資材部長の登場、藤井部長は松浦造船の軍師・諸葛亮孔明はたまた竹中半兵衛といった方とでも言いましょうか、要するに工程管理・資材調達のキャスティング・ボードを握るフィクサー的な人物でとにかく会社にとって必要不可欠な大いなる存在です。その部長ということもあって5項目程インタビューしましたが結構硬い内容にしてみました。
Q1.今現在、材料の入荷状況(特にSno.556)はどんな感じですか?。
松浦造船所としましては今現在非常に入荷が難しい状況で、NK材鋼板等
最悪の状態であるといえます。
注文先にしても何の材料がいつ何トン入荷するのかということも分からない
状況で、本当に改善してもらいたいと思っています。
藤井勇士部長
Q2.藤井部長が入社した当時と比べて現在の造船の景気、技師の技量等
特に変わった所が有れば教えて下さい。
私の入社(昭和45年)当時はまだまだ職人がたくさんいたこともあって人海戦
術といった方が当たっていると思います。鉄板1枚曲げ加工するのに4〜5人で中ハンマを叩いて加工していました。それでも年間10隻は建造し船主様は自分の
番をまだかまだかと待っているくらいの盛況でした。
今現在では内航船不況で船主の建造意欲が減退し、その上造船所も淘汰され
つつある状態なのでその不況に立ち向かうべく日進月歩、技術の向上に努めて
います。
取 材 中Q3.造船においての若い労働力不足が近年顕著になっていますがどの様な
理由が挙げられると思いますか?。
危険・きつい・汚いと揶揄される様に日本の若い人には人気が出ないと思い
ます。装置産業にするなど色々な方針転換をしないといけないでしょう。Q4.今迄で印象に残っているエピソードを聞かせて下さい。
松浦造船所を含めて木江湾内に点在していた5つの造船所が同じ日に進水を
敢行したことでしょうか。
(補足:進水の際は、満潮時はもちろんのこと大安など吉日を選ぶのでどうしても
複数の造船所の進水がバッティングすることがありました。それにしてもかつて
は木江湾内に5つも造船所があったとは…今では信じられません)Q5.資材部門においての今後の抱負・方針を聞かせて下さい。
鋼材をはじめとして鍛造品、鋳鋼、全ての諸資材について出来るだけ早めに
手配する様にしようと考えています。どうしても必要期日までに手配の出来な
い(入荷出来ない)品物については将来迅速に対応の出来る外国製品を使用せざ
るを得ないと思います。ありがとうございました。つまり資材調達・納入に関しては今現在、少々遅れ気味であるということでしょうか。納入業者の方々は是非ご一読の上、藤井部長に入荷の詳細状況のご連絡をお願い致します。(了) 2005.7.7 Thu. 晴れ No.016
EF4(主機据付側面部分)
黄色矢印参照(高さが違う)
EF4(主機据付側面部分)
ブロック製作作業。
一定間隔にビーム(骨組)を外板
へ溶接しています。
後方部分なのでかなりのわん曲
になっていますがここで注目すべ
きはブロックの曲がった角度に
従って乗せる足を作っている
という点です。
圧力がブロックに均等に掛かる
様に製作を始める前、調整します。
ちょうど建屋内で新たなブロック
製作の為に足を切っていたので
写真を撮ってきました。
こういう極め細やかな配慮が
ないと良い船は出来ないわけ
です。 (了)
足をガス切断機で切って調整2005.6.25 Sat. 晴れ No.013
@ブロックを吊る
A前後左右位置の確認を行う
6.21(火)〜24 (金)
BT-9(船底前方部分)
ブロック接合作業。
先日、検査を受けたBT-9ブロック
をBT4〜8に接合しました。
順に解り易く説明してみたいと
思います。
@まずブロックを接合箇所まで
クレーンで吊ります。
(下にはあらかじめ盤木を用意
しておきます)
A下げ振り(タコ糸の先に
錘を付けた用具、固有名称は
パーフェクト・キャッチ 黄色丸参照)を
一定の位置に取り付けてから、
船台上の白線ラインと合う様に
上・下部のジャッキにて前後左右
の位置を微調整します。
B次に長さ10m程の水を入れた
透明ホースを棒にくくり付けて
左、右舷の水平方向の確認を
します。
あまりにも原始的ですがこれが
昔からの伝統的な技法。
水のラインが基準線(水色矢印)
より低いと足元が高く(反対側
が低い)、逆に高いと足元が低い
(反対側が高い)ということになり
これも前出のジャッキを用いて
微調整します。
(一般家庭にある水平器を考えて
頂ければよく解ると思います)
C全てが終わるとH形かすがいを
接合面に仮溶接しておきます。
この後は5/23の日記の様に
CO2アーク溶接を接合面に施して
完了へと向かいます。
どうでしょうか?
あまりにも文章ばかりになって
しまったので判りづらいかも
しれませんがご容赦下さい。
(説明するとどうしても長文に
なってしまうもので…)
下げ振り(パーフェクト・キャッチ)
下げ振り(上部より見る)
下げ振りの錘(白線に合わす)
上部油圧ジャッキ (引くor伸ばす)
下部ジャッキ(伸ばすor縮める)
B水平方向確認(写真はBT-10の際)
水のラインを見る (至近距離にて)
矢印位置基準線に合わす
Cかすがいを仮溶接
(所々に矢を打ち込みます)2005.6.20 Mon. 晴れ No.012
@吊りワイヤを取り付ける
A前後を2機のクレーンで吊る
6.17 (金)
BT-2(後方主機据付部分)
ブロック裏返し作業。
BT-2ブロックをBT4〜8の上に
仮置きして、さあこれからが
見もの。
23トンの重量物をうつ伏せから
仰向けに裏返します。
@クレーンは贅沢に2機使用して
前方、後方に2箇所ずつ吊る様に
します。
Aまずは均等に少し浮くまで吊り
上げてから
B前方はそのままに後方を除々に
巻き上げて
Cブロックを完全に倒立させます(前方ワイヤは緩みます)。
Dそして前方ワイヤ吊り位置を
反対にしてから後方を下げると
E見事な仰向け状態になります。
写真で見ると簡単そうですが
ワイヤ取り付けから完全に仰向け
にするまで約30分を要します。
その上、豆粒の様に見える作業員
もクレーン運転士への指示を誤る
と即座にブロック転落・大事故
大怪我の憂き目に遭いかねない
厳しい状況(何せ23トンですから)にいます。
災害は忘れたころにやって来る…
本当に造船所の現場は(造船に限らず重量物を吊る・扱う工場は同じ
でしょうが)いつ何時でも安全に対する意識を失ってはいけない
厳しい仕事場であると再認識
させられました。(了)
B後方クレーンを巻き上げる
C倒立させる(前方ワイヤは緩む)
D吊り位置を変えて後方を下げる
E見事に仰向けになる
BT-2 主機据付部分後方ブロック
(少し盛り上がったような台がエンジン据付面です)2005.5.18 Wed. 雨 No.002
5月14日付けで昇進した奥村鋭視資材課係長をクローズアップします。奥村係長は
松浦造船きっての新進気鋭なリード・オフ・マン。プライベートでも野球、ビーチバレー等地区のあらゆるスポーツに八面六臂の活躍。とても爽やかなナイス・ガイです。そんな係長にインタビューしてみました。
Q1.就職される際に当社を選んだ理由は何ですか?。
当時、前の会社を退社し、仕事を探していました。当社の存在を知り電話で求人について問い合わせしたときの話の中で「私は造船について全く知識が無い」と言うと「入社してから努力する気があるか」と問われ「勉強します」と答えて決心しました。
履歴書の志望の動機の記入欄に「初心者だが、入社後に努力するということを認めてくれたため」と記入した記憶があります。
「船が好きだから」と記入するほうがいいのでしょうが、その当時造船に全く興味が無かったのでそのように記入すると、面接のときその事を触れられたら困ると思い「何を書こうかな」と悩んだことを思い出します。結論を言いますと当社、造船業に対して具体的な志というものはありませんでした。5年目の現在は造船に興味を持ち、前向きに学び造船を楽しんでいます。
奥村鋭視係長
Q2.印象に残っているエピソードを聞かせて下さい。
芸南地震の時(震度6でまわりが揺れて見えた)、営業課長がクレーンに乗っていましたが、課長は地震とは思わず、クレーンが壊れたと思い慌てて跳び降りたそうです。興奮気味にそのときのことを語る課長の足元は白い靴下、そしてあの揺れのなかで高いクレーンの階段を跳び降りてきたことを想像すると笑ってしまいました。
取 材 中Q3.学生時代の思い出を聞かせて下さい。
アルバイトで貯めたお金で車(ロードスター)を買ったことです。すごく充実感がありました。学生時代、1年生の時は成績が良かったので調子に乗り、2年生のときにアルバイト中心の生活となり単位が取れませんでした。学校より車って感じでした。大学の後半は単位をとるのに苦しみました。Q4.休日はどのように過ごしていますか?。
競馬観戦です。競馬が大好きでいつもグリーンチャンネルという競馬専用番組を家で観ています。年に1回は京都競馬場に行き、GTレースを観戦します。その雰囲気は最高です。Q5.今後の抱負を聞かせて下さい。
現在の配属が資材課なので材料を安く購入することに妥協することなく、会社の発展に貢献したいと思います。ありがとうございました。私(松浦康登)同様、競馬をこよなく愛するこれからの奥村係長にご期待下さい。(了) 2005.5.14 Sat. 晴れ No.001
どうも、初めまして更新担当の松浦康登と申します。
昨日、念願の鰹シ浦造船所ホームページを開設することが出来ました。
この欄にて日々の業務の進捗状況、トピックス、ニュース等を日記として更新しようと考えております。
6年程船舶エンジンの会社に在籍しており、この春に当造船所の一員となったばかりの為、造船についてはほぼ素人の状態です。従って、未熟なことを書き連ねてしまう可能性があります。
しかし、無知識なら無知識なりに、色々な作業、工具、船体名称等にエジソンのような好奇心を持ち、パッションをもって日々取り組み、頑張っていこうと考えております。どうか温かい目で見て頂き、この日記共々倍旧のご愛顧の程、宜しくお願い致します。(了)
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