No.749〜
No.691〜748
No.634〜690
No.590〜633
No.561〜589
No.537〜560
No.505〜536
No.467〜504
No.453〜466
No.432〜452
No.415〜431
2010.10.1 Fri. 晴れ 28℃ No.414

※随分前のことになってしまいましたがようやく前船完成の巻をば…。




船尾カント
 
ブリッジ前通路
 
鉄板ボックスホールド
 
救命浮環
 
操舵室センターガラス
 
バラコン・システム
 
レーダーマスト
 
エルマン・ハッチカバー
 
通船・ドライブ船
 
食堂モニター
 
A重油移送ポンプ
 
セントラル・プレートクーラ
 
FOサービスタンク
 
M/E 阪神LA32G(1,471kW)
 
大阪機船株式会社・ファンネル
 
ユニバーサルローラ
 
船首ウインドラス
 
停泊用パッケージ型補機
 
リモコン操縦スタンド
 
進水銘板
 
デザイナーズ・ブリッジ
 
     「新誠徳丸」航走

          「新誠徳丸」(499G/T 1,830D/W) 航走 
       続きはまた後日。 (了)
2010.9.29 Wed. 晴れ後曇り 25℃ No.413


※昨日の続き、雨が降りそうで降らず…良いこと。急ぐ作業には涼しい現場が一番!



  船台上における本船(Sno.575)一連作業 F の様子。(9/25〜)


大型エンジンの為かM/E本体、普通の199(G/T)で到着
  普通の199(G/T)M/E到着
2つ割りにしている上半分(ケース・カバー)
    2つ割り上半分
下半分、台板(クランク軸)吊り
  下半分、台板(クランク軸)
船からは大物、2回吊りだけ
   船からは2回吊りだけ
他の分解品は陸送トラック便で来る
  他、分解品はトラック便
いつもより大きい逆転機(MN1230・R/G)
     逆転機(R/G)
予備品等も全て上げて完了する(9/25のこと)
  予備品等も上げて完了(9/25)
925午後にSS−5(P/S)ブロックを搭載完了
 
午後にSS−5(P/S)搭載
ここまで前方へブロック進出する
   ここまでブロック進出
船尾から順番に足場も組み立てていく
  船尾から足場も組み立てる
船首側S/R、エンジン架台を敷いて準備
  船首側
S/R、エンジン架台
こちらは停泊用G/E、設置用架台
   これは停泊用G/E架台
〜でスラスターエンジン搭載
      〜で搭載
停泊用G/Eも載せて船首部はほぼ終わり?
   
G/Eも載せておく
E/R内では各種ポンプを置いていく
  
E/R、各種ポンプ置き
正規の2台、G/E架台も設置する
   正規G/E架台も設置
本日、G/E2台を搭載する
    
〜で本日搭載(9/29)
エンジン本体を引っ張り込む
     引っ張り込む
P側のG/Eの様子
      P側G/E
シートを被せて防火対策
    シート被せておく
E/Rはまだまだ必死の繋ぎ溶接中
  
E/Rはまだ繋ぎ溶接中
長い間、完成済で置いていたSS−7
  長い間置いていた
SS−7
そのSS−7ブロックを定盤から搬出する
    〜を定盤から搬出
ユニオン定盤へ仮置きする
   ユニオン定盤仮置き
ブロック反転中(雨水が滅茶苦茶滴る)
  
ブロック反転(雨水が…)
正規の位置にて静止させる
     正規静止
(?)
そしてスラスター位置辺りへ…
  そして
スラスター辺りへ…
最早、恒例のインテンショナル搭載
 
インテンショナル搭載(?)
次搭載のSS−6は重ねて待機しておく
 
次のSS−6は重ねておく
先程の船台の様子
    先程(17:30)の様子

   日にち決定済(何の?)なので止まるわけにいかず今も進行中(19:00)

   今晩は雨が降るし、出来得る限り進めてまいりましょう。

                         (了)


2010.9.28 Tue. 晴れ 28℃ No.412


※最近急に季節が秋へ移行…涼しくなって船台上の作業は非常にし易くなりましたが。



  船台上における本船(Sno.575)一連作業 F の様子。(9/20〜)


M/E船尾方面類、到着
  M/E船尾方面品、到着
大きいエンジンなので2,750mmプロペラ
    プロペラ(2,750mm)
セントラルクーラもLOもプレート型
 セントラルLOもプレート
その他、エアタンク、ポンプ、濾器等も入ってくる
 エアタンク
ポンプ濾器
ウインドラス、係船機等も同日納入
   ウインドラス係船機
全て降ろし終わった
    全て降ろし終わる
SSブロック下部、伸ばしを切り合わせ
   SS下部、切り合わせ
AP−1・SS−1ブロックはもう完成か?
 
AP−1SS−1完成?
内側E/Rではまだパイプ付け続行中
 内部ではまだ
パイプ付け続行
これは船台上のSS−2(P)側の様子
   これは船台
SS−2(P)
S側の冷却海水ポンプ類載せ
  
S側のポンプ類載せ
中央設置、バラストバルブ群の様子
  中央、
バラストバルブ
引いて見るとE/Rはこんな感じである
  引くとE/Rはこんな感じ
そこへ急ぐのでパイプ付け終了のSS−1搭載
  そこへ急いで
SS−1搭載
AP−1は船台ゲート前へ移動させる
 
AP−1はゲート前へ移動
SS−4(P/S)も急いで搭載する
 SS−4
(P/S)も搭載
(9/21)

    
前へブロック進出
外注SS−5ブロックにもパイプ付け、他のマイナーチェンジ
 外注
SS−5もパイプ付け等
柱ステー部のこれは何のアングルか?
   ステイ部のこれは何か?
答えはまた今後のブロック搭載にて
   答えは今後の搭載にて
そしてAP−1搭載開始
   そして
AP−1搭載へ
反転して船尾側をブロック吊り
   反転〜ブロック吊り
船尾へ移動
       船尾へ
ブロックを引っ張り込む
     引っ張り込む
ビルジウェル部の合わせを見る
  
ビルジウェル部の合わせ
AP−1、搭載完了(9/24)
     搭載完了
(9/24)
早速、外板側をガス切り合わせする
  早速、外板側切り合わせ

   続きはまた明日。 (了)


2010.9.23 Thu. 雨後曇り 27℃ No.411


※本日でようやく完成版。

Sno.575 メイン・エンジン
(阪神 LA34型 1,912kW)陸上公試運転立会い etc.
          Sno.575 M/E(LA34G-28 1,912kW 270min-1)
             Sno.575 メイン・エンジン LA34G型 (1,912kW)
この型が阪神でのオリジナル、油圧動弁
  これがオリジナル、油圧動弁
機関詳細掲示板
      掲示板
チャンバ扉を見る(シリンダ安全弁付きのS側)
  チャンバ扉(安全弁側・)
操舵室・リモコン操縦スタンド
  
リモコン操縦スタンド
エンジン・テレグラフ
      テレグラフ
水ブレーキにて動力出力を確認する
   水ブレーキ、出力確認
各箇所のチェック
    各箇所のチェック
エンジンの前側
     エンジン前側
エンジン各負荷、定時計測
    各負荷定時計測
パソコンへ入力されたデータを確認
     入力データ確認
全ての負荷試験終了後にチャンバ扉開け
   負荷試験終了後の扉開け
LOが滴るクランク軸の様子
    クランク軸の様子
リモコンスタンド操作テスト
   リモコンスタンド操作
警報機器類の並び(赤色灯・ホーン・ゴング)
  警報機器類(赤色灯・ホーン)
テレグラフ操作確認
    テレグラフ確認
危険回転通過・メータリレー操作停止
  危険回転メータリレー操作
LO圧力低下停止操作試験
  LO圧力低下停止試験
公試終了・説明等
     終了・説明等
No.5ピストン開放する
    ピストン開放(No.5)
ピストンクラウンがめちゃくちゃ綺麗
 クラウンがめちゃくちゃ綺麗
シリンダ・カバーも分解する
  シリンダ・カバーも分解
吸・排気弁も弁棒・バネ等に分解する
   吸・排気弁(弁棒・バネ)
シリンダ・カバーの燃焼面側
    カバー燃焼面側
カム、突き上げの当たりも確認しておく
 カムの当たりも確認しておく

 去る9/13(月)、Sno.575主機(M/E)陸上公試運転立会い阪神内燃機工業梶E明石工場出張の模様。

 まず経緯から。
 今回は契約から新造GOまでの時間がとても短かったことも有り、コレの納期が竣工時期を左右する
 重要な役割を担っておりました。

 4月の時点で何とか希望する納期に間に合う!とのことで突っ走ってもらい、10月をもう少し早めて
 9月末にしてもらったので日曜移動であろうがそんなこと関係無いとばかりに移動した次第です(笑)


 さて、今回は499(G/T)であっても高馬力エンジン導入で船速を求む!というコンセプト
 ですので従来のLA32型ではなく、

 阪神開発・4サイクル油圧動弁型オリジナルLA34(1,912kW)を導入です。


 これこそ組立部隊・一兵卒であった10年前の私が組み立てていたエンジン。

「こんな小さいのに2,600PS出力だなんてスゲエなあ〜〜どんな船に入れるのか?」

 だなんて感嘆の声を上げて作業していた代物を巡り巡って実際に新造船へ積むことになるとは…… 
 当時、思いも寄りませんでした。

 全く未来のことなど分かろうはずが有りませんね〜
 シリンダ・カバーケース台板等 目を皿の様にして眺め、くまなくディティールを調べ上げた

  当時の私に乾杯!!! しときましょう!(笑) 

 (積極的に色んな人へバラすということではありません。自ら機構を知りたいなら、勉強したいなら
  内部へ入り込んでの調査
(組立人員になる)が必要。それを俗にスパイ活動と言います……(嘘)) 



 試験内容、確認は
  
各負荷試験・保護装置試験・リモコン操作・クランクケース開放(内部・軸受温度計測)
  
テレグラフ操作・各部ランプテスト・緊急停止試験・開放検査 等、大体同じ。

 
良いエンジンです!(嬉) ピストンクラウンの状態からも綺麗な燃焼ということで
 それを十分立証し得るでしょう。 

 喫緊なる納期。それは明後日・9/25(土)を予定しております。



 さて、その他に今回はNo.369で大きい宿題を残していましたよね? そう、見学してまいりました。

          阪神内燃機・播磨新工場の外観

                阪神内燃機・播磨新工場
2サイクル等、大型エンジンの運転場
   大型エンジンの運転場
発送が分解無しで直接船積み可能
   分解無しで直接、船積み
こんな感じで船を横付け
   こんな感じ?(隣バース)
出荷待ちの2サイクルエンジン
    出荷待ちエンジン
整然を並ぶプレートクーラ・ポンプのライン
 プレートクーラ・ポンプライン
阪神製・LO清浄機の説明板
   LO清浄機の説明板

  2サイクル等の大型エンジン・運転場として作られた新工場。

  簡単に表現するならば 綺麗!大きい!凄い!ですかね(笑)
  へぇ〜〜〜〜〜〜〜ばかりが口をついて出てました。 

  今まで明石工場に行かれた関係者の方はお分かりでしょうが、
  阪神においてはエンジン発送の際にトレーラー積みにての港移動が必須ということで
  高さ制限からどうしても分解&2つ割を泣く泣く敢行しなくてはいけない手間が掛かっていました。

  それを何とか一体にて吊り上げかつ直接船積み出来ないか?が夢であった様子。
  その具現化がこの播磨工場のようです。 


  着工がリーマン何たらが始まった(笑)一昨年10月、竣工が去年10月ということでかの事象が起きても
  そのまま新工場への熱い想いを切らずに推し進められた勇気が素晴らしいと思います。 


 その反面、何で私が居る間にしてくれなかったの?という感じもしますが(笑)
 (でもあの当時は景気悪かったし…仕方無いか(笑))




  いや、本当に凄いです…
  




どんなに暑い最中でもクーラーの効いた涼しい部屋できっちりエンジン、カメラ確認!

  
モニタリング・ルーム とか…。

  こういう所からもクライアントに対する配慮?みたいな強い意気込みが感じられました。


  まあ、阪神さんも内航海運発展・隆盛(させるべく)本腰を入れられているみたいなので

  松浦造船としても真っ向張り合う気持ち

  業界を鑑みる思慮深い文章を日記に書いてまいりましょう!!!

                            (????何だよソレ??(笑))

                                  (了)

2010.9.17 Fri. 晴れ 32℃ No.410


※普っっ通〜〜に続き。



  船台上における本船(Sno.575)一連作業 E の様子。(9/6〜)


SS−2ブロック、ほぼ完成する
    SS−2ほぼ完成
E/R内にA・FOTが有る構造となっている
  E/RA・FOT有構造
ホールド側がストレージラインを要するC・FOTの構造
  ホールド側がC・FOT
納入された弊社購入分のポンプ群
     納入ポンプ群
置きタンクを白色に塗る
     置きタンク塗り
玉形弁を付けておく
    玉形を付けておく
SS−2ブロックにてパイプ・電線敷設を始める
 
SS−2でパイプ・電線敷設
バラスト・雑用水集合菅を付けていく
 
バラスト・雑用水集合菅
SS−1ブロック裏側はこんな感じ
 
SS−1ブロック裏側はこう
AP−1・外板側はこんな感じ
   外板側はこんな感じ
ペラ径・大によりシューピース下げている
 ペラ径によりシューピース下げ
SS−2における電線敷設、パイプ付け終了
 
SS−2、パイプ付け終了
そして中段におけるスターティング搭載(9/13)
 〜でスターティング搭載
(9/13)
E/R下面での合わせの様子
   
E/Rとの合わせ面
ホールド・外板側の合わせの様子
  ホールド・外板側の合わせ
外注分ブロック、SS−5納入
   外注分
SS−5納入
今治より配電盤納入
     
配電盤納入
SS−3ブロックは完成
  
SS−3(P/S)は完成
SS−3搭載のスタンバイを行う(伸ばし切り)
 搭載のスタンバイ
(
伸ばし切り)
外板合わせも切っていく
    外板合わせも切る
そして搭載を本日実行
     〜で本日実行
搭載寸法を記載して確認する
   搭載寸法、記載で確認
P側ブロックも吊りで搭載へ
      P側吊り
SS-3搭載完了する
      搭載完了
S側における外板面の様子
    外板側の様子
(S側)
位置決め・メジャーで実測する
     メジャーで実測
現在のブロックの様子(9/18)
     現在の様子
(9/18)

   〜でSS−3(P/S)の搭載まで実行です、続きはまた明日。


  ※ 全くの私事ですけど今日は先代の命日。あれから35年が経ちました…
    今現在でも内航新造・造船所として続いているのが単純に凄いことです。


   
一生懸命取り組む姿を見せて、あちらで安心してもらえるなら嬉しいですね。

                             (了)


2010.9.11 Sat. 晴れ 34℃ No.409


※昨日の続き。



  船台上における本船(Sno.575)一連作業 D の様子。(9/1〜)


SS−7ブロック西側建屋で製作開始
    SS−7製作開始
バルクヘッドを立てる
    バルクヘッド立て
S/R側のくぼみバルクヘッド
     S/R側の壁
ホールド側の開口部で少し改造する
   ホールド側を少し改造
内部ストア天井部のガーダー等
    内部のガーダー等
曲がり外板は高さの違う治具上製作
  曲がり外板は治具上製作
そして曲がり外板付ける
    〜で外板付ける
SS−4ブロックは外注で納入済
  SS−4は外注納入(9/6)
SS−4より先搭載予定のSS−3は内部溶接中
 〜より先搭載SS−3溶接中
ブロック溶接終わって完成する
        完成
ホールド側ステイ上側を軽微変更する
  ホールド側ステイ、軽微変更
こんな型鋼を付けていく
   こんな型鋼を付ける
後に搭載する分のSS−6ブロック製作開始
  これも後搭載分、SS−6
WT部、下側を付ける
    WT下部を付ける
E/R下部のパイプ付け開始
  E/R下部、パイプ付け
バラスとパイプの立ち上がり
   バラストの立ち上がり
ビルジ引き上げ系統パイプ付け
   ビルジ引き上げ系統
ブロック搭載はこんな様子(9/9)
  ブロックはこんな様子(9/9)

   〜で、まだまだとてつもなく暑いですけど船台上、しっかりやってまいりましょう。

   次回は船尾方面(SS−1・2AP−1)ブロック製作〜搭載を見ていきましょう。

                              (了)


2010.9.10 Fri. 晴れ 33℃ No.408


※今日も30℃超え!異常な暑さは長月に入ってもまだ続く!…orz


  海上の本船はフォローをしなくても完成の模様(笑)
  本来進捗の重点は船台上に有り!ってことで…


  船台上における本船(Sno.575)一連作業 D の様子。(9/1〜)


BT−1ブロックを搭載(9/1に実行)
    BT−1搭載(9/1)
エンジン大の為、従来より大きいスターンフレーム
従来より大きいスターンフレーム
真ん中辺りの3回目材料入荷
    3回目材料入荷
東側定盤にてSS−1・AP−1ブロック製作
 東側定盤、SS−1AP−1
ボス部の穴の開いたフロア板立て
   ボス部のフロア板立て
外板部はもう出来上がっている
   外板部はもう完成済
〜でそれをSS−1へ載せる
   〜で載せる(SS−1)
スターンフレームも載せる
    スターンフレーム
BT−7を定盤から船台へ搬出
  BT−7を船台搬出(8/30)
社内検査課による検査確認
      社内検査
仕上げ・掃除等を行う
     仕上げ・掃除等
そして後ろへ下げてBT−7搭載する
  〜で後ろへ下げて搭載(9/6)

   〜とまず第一弾がこんな感じ。

   続きはまた明日。  (了)


2010.9.5 Sun. 晴れ 34℃ No.407
温故知新〜古き時代を訪ねて〜
※日記400回記念が遠い昔になりにけり…(笑)色々考えたのですがまた懐かしい写真が見付かったので…

  
Sno.215「第二十三助七丸・進水式」昭和49年4月7日
  の模様をば…。
 

   進水式台辺り  シャンペンが何故か祭壇に
        玉串奉奠  支綱切断
        第二十三助七丸進水! 
        

              第二十三助七丸 498(G/T) 1,200(KL)

   ちょうどNo.306で紹介した「星歓丸」の次船ですね、ソロバン船台へ改修寸前の第二船台
   で造ったことが窺い知れます。
   (式の最中にクス玉吊ってないじゃんとか餅撒きまた無し?とかツッ込む所はたくさんあるけど(笑))


   何故、これを出したのかと言いますと突飛で何の脈絡も無いわけなく(笑)

  「内航カーゴの雄」とはいえどもタンカーも造ってるよということがまず第一。
   (えっ?タンカーなのか分からないって?船首の社旗をよく見てみましょう!) 

   それとこの船のM/Eが私が前に勤務していた会社(つまり阪神内燃機)製で初採用
   というのが二番目です。

   これについては阪神・先々代社長が私に

  「私が営業をしていた頃で貴社に初めて採用してもらったのが助七丸です!
   と何度も力説されていたのを思い出したわけで…(笑)同行二人で長い歴史を刻んできたのだな〜 
   と思います。

   当時は第一次オイルショック後とはいえ、前船から一ヵ月後に進水・二船台フル稼働ということで
   内航業界においては景気良いことこの上無し!みたいな状況。 
   弊社においても鼻息荒く設備投資に猪突猛進していた様子(だからソロバン船台)と聞きます。 

   今後、内航にそんなにオイシイ状況ってやって来るんですか?
   明日をも知れない動向でよく分からないけど……orz 


   しかし、自信に満ちた表情で紫煙を燻らす

             
                     弊社先代 


   の姿を見て創業パイオニア達はもっと厳しかったんだぞ!!!!
   と叱咤されている様な気がします(特に目がね…) 


   まあ何でもいいから造船所なら手堅く船を造って、船主様は安全輸送・航海を心掛けて、

   ポジティブに内航、真面目に地道にやっていきましょうよ

   将来必ずバラ色な時期はやってきますから!  (了)



2010.8.31 Tue. 晴れ 35℃ No.406


※今日も今日とて猛暑日!!もう8月は終わりなんですが……???


  昨日の続き。


  船台上における本船(Sno.575)一連作業 C の様子。


もはや恒例になっているSS−2段違いトップ板
 恒例SS−2段違いトップ板
右側がC・FOT部となっている
    右側がC・FOT
それぞれ高さの違う治具設定は当然…
  高さの違う治具設定は…
曲がり外板用の違いである
  当然、曲がり外板
(No.016)
これがA・FOT部のフロア板
   これはA・FOT
曲がり外板、完成する
     曲がり外板完成
曲がり外板を付けて上へA・FOTを載せる
  外板を付けて上へFOT
西側定盤ではBT−7とSS−6ブロック製作
  西側定盤ではSS−6製作
セカンド通路下はWT部
     下側、WT
ユニオン定盤横にてS側製作を行う
   ユニオン定盤横でS側
その上へWT部の下部を載せる(曲がりに注目)
 〜へWT部載せ(曲がりに注目)
上部へはHCを付けることになっている
   上部へはHCを付ける
外注先から置きタンクが本日納入される
  外注先から置きタンク納入
BT−1、溶接終了で掃除する
  BT−1溶接終了で掃除
本日、ブロック検査で明日にも搭載の予定
 ブロック検査で明日にも搭載

   〜で本日まで、猛暑でもしっかり前へ進めておりますので……ご安心をば。

   次回は海上の本船へと戻ります。  (了)


2010.8.30 Mon. 晴れ一時雷雨 34℃ No.405


※午後、一時土砂降り状態!でも雨が上がってからは連日の猛暑、相変わらず…orz。


  申し訳有りません!外出が重なったので日記が停滞気味に…
  あまり時間も無いので簡単に船台上の様子を写真にてご紹介。

  では…


  船台上における本船(Sno.575)一連作業 B の様子。


先端部、BT−7トップ板
    BT−7トップ板
フロア板を並べていく
     フロア板並べ
微妙な空間が有るところにスラスターが入る
  微妙な空間部がスラスター
その巨大なスラスター(4.7tの大きさ)
   そのスラスター
(4.7t)
スラスタートンネルパイプを展開切りする
 スラスタートンネルを展開切り
スラスターを真横から見るとこんな感じになる
  真横から見るとこんな感じ
順次、外板を付けていく
    外板を付けていく
東側定盤ではBT−2の製作(トップ板)
  東側定盤ではBT−2製作
M/Eベッドの中央部(LOST)
   M/Eベッドの中央部
それを中央にトップ板上載せ
   〜をトップ板に載せる
サイドにフロア板を載せていく
    サイドのフロア板
船尾・スターンフレームへ向いて続く鋭角なる外板
  船尾へ続く鋭角なる外板
〜でその外板を付けていく
    〜でその外板付け
こんな感じで推移している
     こんな感じ
今現在はゲート前搬出で裏面溶接中
  今はゲート前搬出で裏面溶接
船台上搬出で前待機のBT−5・6
  前で待機のBT−5
ブロック検査(BT−5)
     ブロック検査
検査が終わったら早速搭載する(8/17)
  終わったら早速搭載(8/17)
ブロック間、ガス切り合わせ
    ガス切り合わせ
そしてトライアル中の8/20にBT−6搭載する
 〜でトライアル中BT−6搭載
こちらは中央スターティングブロックSS−2
   こちらは中央SS−2

   〜という感じで推移。

   ブロック製作続きはまた明日。  (了)


2010.8.24 Tue. 晴れ 35℃ No.404


※今日も当然なる猛暑日…8月下旬なのにいつまで続くのか…orz。


  Sno.572新誠徳丸海上予行・公試運転 (トライアル) 2回目
    ブリッジ  海原を行く
     「新誠徳丸」航走!
                 (デッキの緑ペンが反射している…)


  という、真夏の強烈な太陽光線を浴びて海原を行く美しき航走写真をご覧になって

  各所における乗船・計測・遠望の極致!(?)とにかくまずはコチラ(9m11s)から…


    



  船級はJG・沿海。手順は

  ・各負荷運転試験(1/2、85/100、4/4 1往復ずつ)
  ・操舵試験(例
0°〜右30°右35°〜左30°左35°〜0°の時間計測)
  ・旋回試験(
レピータコンパスを見て角度指定)
  ・機関停止・前後進及びリモコン操作試験
  停止惰力(13ノットから3ノットまでの距離・時間)
  ・予備操舵試験(
手動で舵回頭)
  ・スラスター運転
  ・投揚錨試験(
3連出して巻き揚げ時間計測)
  

  等、
予行・公試 二通りの映像です。

  今回は公試時の
  
ガバナ(M/E調速機)テストを入れました。



  予備操舵操舵室操縦桿で行う(Sno.565以来)以外はあまり変化無いと思いますけど…?
  その他となるとはて???私には分かりませんね(笑)

  船型・メーカーの相違で見比べたい方はNo.243263311359の映像もどうぞご一緒に。
  (結構楽しいかも) 


  〜で速力結果ですけど4/4(100%負荷)にて13.67ノットでした。


  ま、大きい振動も無いし優秀な結果(船)&出来映えということです。

  全てをご覧になった貴方の感想は如何?

  原稿用紙5枚にて感想文を提出し、造船の明るい未来について語り合………
  ゲフン、ゲフン、ゲフン おっと咳が……

   次回お楽しみに!(笑)  (了)


2010.8.21 Sat. 晴れ 36℃ No.403


※暑い盛りはもう過ぎて〜とはならずに今日も猛暑日…orz。


  Sno.573新誠徳丸海上予行・公試運転 (トライアル)
    信号旗を揚げるブリッジ  マイルポウストを行く
     本船「新誠徳丸」


 8/19(木) 海上予行運転8/20(金) 海上公試運転 を実施しております。
 ↓詳細は写真以下にて。

タラップ揚げ アンカー格納 社旗
マイルポストへ行く 操舵室 M/E
マイルポスト通過 定時計測 旋回試験
前後進試験 投揚錨試験 写真撮影
チャンバ開放 沖止め 検査官乗船
旋回試験 スラスター旋回試験 船首の波切り


   詳細は運転映像と合わせて次回にて。 (了)


2010.8.18 Wed. 晴れ 35℃ No.402


※前回アップの通り、本船へ戻り…



  海上における本船(Sno.573 新誠徳丸)一連作業 B の様子。

E/R内ではFO・LO清浄機始動
   E/R内、清浄機始動
BW横、仕上げ塗装中
     BW横、塗装
居室内は家具も入れてほぼ終わり
  居室仕上げ、ほぼ終わり
ブリッジ正面仕上げ
     ブリッジ正面
ハッチ・カバーも仕上げ塗装
  ハッチ・カバーも仕上げ
こんな感じになる
     こんな感じ
風呂の様子(バスパネル貼り)
       風呂
食堂・賄い室
       賄い
綺麗なペイントのセカンド通路
     セカンド通路
タイヤペンドル格納ロープ繋ぎ
  タイヤペンドル、ロープ繋ぎ
FOタンク前だけにスパーリングを付けていく
  FOタンク前へスパーリング
暴露通路も緑・仕上げペイント
  暴露通路も仕上げペイント
そして昨日、重査試験実施(スタンバイの様子)
  重査試験へスタンバイ(昨日)
徐々に船体を横にしていく
   徐々に船体を横へ…
このくらいの位置にする
     このくらい
ウエイト2個を用意する
     ウエイト用意
重査試験開始の図
     重査試験開始
水ホースで船体動揺確認をする
     船体動揺確認
ウエイト移動の様子
     ウエイト移動
計測員以外は中央へ座っておく
   計測員以外は中央へ
重査試験終了で船体を元へ戻す
  終了〜で船体を元へ戻す
本日、臨時航行検査でM/E初始動
   本日、臨時航行検査
C/R内の監視盤確認
    C/R監視板確認
海上予行・公試へ向けてスタンバイOK
  海上公試スタンバイOK

  〜と本日の臨時航行検査まで。明日から海上予行・公試運転へ出発です。

  前回はデータ破損の為に1枚しかなかった(悲)重査試験の様子のアップしときます。
  (検査詳細・方法は昔の日記を見てね(笑))

  海上とはいえ、明日も30℃オーバーの天気が待っております…orz

  熱中症の為に転倒→本船から海中へ転落なんてことがありませんように…………

                             (了)


2010.8.11 Wed. 曇り 32℃ No.401


※船台上の続き。




  船台上における本船(Sno.575)一連作業 A の様子。


BT−4ブロックの裏側(縦リセス等、縦横無尽)
 BT−4裏側(縦横無尽フロア)
ブロック外板を付けていく
       外板付け
ブロック製作の間にセンター盤木調整
  その間にセンター盤木調整
先にBT−3ブロックを船台出しする
  先にBT−3を船台出し
BT−2ブロックも船台上へ出す(まだ搭載ではない)
 BT−2(まだ搭載ではない)
東側定盤にてBT−6ブロックを作成
  東側定盤でBT−6作成
船首方向へ向かう絞りに注目(BT−6ブロック)
  船首へ向かう絞りに注目

  外板裏面溶接、大体終わり
BT−4も裏面溶接が終わり船台へ出す
     BT−4も搬出
そしてBT−2スターティング搭載(8/4)
   〜でBT−2搭載(8/4)
厳密なセンター位置が出ているか?
  センターが出ているか…?
当然スターティングなので張りは頑強に付ける
 スターティングで張り、頑強
ブロック搭載の横で甲板機械パイプ圧力検査
  その横で甲板機械パイプ圧力
BT−6ブロックも裏面溶接完了で搬出
   BT−6も船台出し
ブロック反転
       反転
船首方面のBT−6なので前の方へ置く
  船首方面なので前の方へ置く
そして前へ進むBT−3搭載(8/6)
   〜でBT−3搭載(8/6)
午後にはこうの状態になった
   午後にはこうなった
BT−4搭載は昨日実施
   BT−4搭載は昨日
ブロック搭載はここまで進行
     ここまで進行

    今日現在(8/11)

   〜という感じで暑い最中でも順調に推移しています。

   一応、明日から盆休みに入りますが少数の人間は出勤。
   私も出ますけど(笑)(仕事が有ること自体、有り難い事だから喜んで!)

   次回日記はまた海上の本船に戻ってみましょう。  (了)


2010.8.9 Mon. 晴れ 30℃ No.400(祝!連載400回!)


※考える時間が無いので企画展は後回し!(笑)船台上の様子を先に…


 毎日暑いですね!本日も私は尋常でない汗をかきました…まだ頭がボォーっとした感じ。
 くれぐれも熱中症対策は抜かりの無い様にお願いします。 

 さて記念すべき日記の号でしたが上記の通り、考える時間が無いので先に〜




  船台上における本船(Sno.575)一連作業 @ の様子。

  今回は始めから載せられそう…(笑)

待ち侘びた材料入荷1回目(7/6)
    材料入荷1回目(7/6)
直ぐにフロア板仕上げ開始
     フロア板仕上げ
トップ板へユニオンを施す(BT−3)
 トップ板ユニオン(BT−3)
治具定盤上へトップ板移動
    治具定盤上へ移動
厳密なスクエアを出しておく
   厳密なスクエアを出す
縦ガーダーとフロア板を並べていく
  縦ガーダーとフロア並べ
BT−6トップ板もユニオン(ビルジ溜りが目印)
 BT−6トップ板(ビルジ溜り)
BT−2端のフロア板を載せる(ポンプ穴がそう)
 BT−2端のフロア(ポンプ穴)
縦リセス板もフロアの間に入れていく
   縦リセスもフロアの間に
外板を順番に付けていく
    外板を付けていく
反転してユニオン定盤へ移動させる
  反転でユニオン定盤へ移動
中へ入ってリセス側の溶接を施していく
  中へ入ってリセス側の溶接

   続きはまた明後日。 (了)


2010.8.5 Thu. 晴れ 35℃ No.399


※海上の本船作業、少々の写真で…



  海上における本船(Sno.573 新誠徳丸)一連作業 A の様子。

木江沖からタグ曳航にて帰港する
   木江沖から帰港(7/25)
E/R内のビルジ吸引検査
   ビルジ吸引検査(E/R)
船首ストア部の白塗装
    船首ストア、塗装
居室部はネダに化粧合板を貼っていく
   居室は化粧合板貼り
トイレもネダ入れしていく
    トイレもネダ入れ
E/R内壁・白塗装へ向けて養生していく
  E/R内は塗装に向けて養生
そしてE/R内、白塗装する(7/30)
    〜で塗装(7/30)
FOラインは断熱材を巻いていく
  FOラインは断熱材巻き
居室部も着々と仕上げていく
   居室も着々と仕上げ
ブリッジ、塗装前のバフ掛けをしていく
   ブリッジ、バフ掛け
窓も養生しておく
      窓も養生
〜でブリッジ一層目塗りを実行
  〜で一層目塗り(今日現在)

  〜とこんな感じ、順調です。

  いやあ、それにしても連日とてつもなく暑いですね!
  私は毎日尋常じゃない汗をかいております……orz(現場作業では致し方無いですけど) 

  皆さんも熱中症にならない様、十分お気を付け下さい。


  次回は日記がついにNo.400になります(嬉)トピックスでも企画してアップしましょうかな…?
  何か考えておきましょう。 (了)


2010.8.3 Tue. 晴れ 33℃ No.398
※記事追加です。
 
   火入れの儀用の船底キール(上げ潮用バケツ付き)   起工祭壇
 
   ご来賓、船台上へ   神主のお祓い
 
   神主祝詞   火入れの儀
 
   弊社社長の玉串   お神酒拝戴
 
   キール・船台レールへもお神酒を掛ける   終了
 
          記念撮影
 
   立て看板   祝賀会場、ご着席
 
   船主様ご挨拶   神妙に聞き入る
 
   乾杯のご発声   乾杯!
 
  
  
  

 概報の通り、去る7/23(金)に弊社Sno.575(499G/T 1,600D/W 型貨物・コンテナ併用船)
 の起工式を
進水時とは打って変わって盛夏らしい快晴の下
(笑)挙行することが出来ました。


 今回の船主様、新船建造に際し色々な経緯がありまして…まずそこから。

 計画自体は今年春頃。
この年末年始の書き入れ時にコレを投入希望ということで結構
 
喫緊なる日程になっておりました…。

 また船主様・所有船の仕様を見て頂ければ言わずとも分かろうものですが、伝統的に

 船型の割には
高出力M/E搭載&船速を求む!を実施されております。




 今回も多分に漏れず
499(G/T)型コンテナ併用船にて従来通りの阪神LA32型、1つ上
 
LA34型
(1,912kW)を搭載し、空船時・14.00ノット強を計画〜。 


 
故にその大型エンジンと鉄板材料が短納期にて調達可能か?
 ここがネック
になっておりました。 


 最初はそのエンジン納期が
10月末?という
非常に恐ろしい日程を聞かされ、
 
それならM/E搭載無しで先に船体だけで進水させるか?との冗談を言ったりもしましたが
 購入先・調整努力の甲斐あって9月末に…(嬉)鉄板材料も何とか間に合うとのことで

 それなら
行ってしまえ!とばかりにGO!!の大号令発布。

 
営業から締結・契約と本当に薄氷を踏む思いでしたがこれも仕事においては痛快の極み(笑)
 本船竣工にて笑って年末年始を迎えられる様、しっかり頑張りたいと思います。



 続いてもう一つ。


 ご存知の方も多いと思いますが
今回の船主様、

 
499(G/T)型における社船・用船全て松浦にて造らせて頂きました…

 第一船が
S45年竣工で今回で8隻目となった次第……
(本当にスゴい…)


 人間関係の信頼感を重視する日本人気質に合致する(?)とはいえ、
これほどまでに長く
 ご愛顧頂ける大恩…



  
本当に有難うございます!!!


 粉骨砕身取り組み、
高出力M/Eであろうが航走時に全く振動の無い丈夫な本船をお見せ
 致しますので…。









 〜という感じで
新船建造ロードスタートしました。

 マクガフィンでも何でもいいから
元気よく!疲弊し切っている内航業界
(苦笑)だとしても
 当大崎上島は「北のまほろば」ならぬ

 
「瀬戸のまほろば」を目指してまだまだ足掻いてまいりましょう。


 
この業界に携わる人々、共通の合言葉は


「造船
(内航)は死なず!!!」


 ですよ!皆さん。
 (了)

                       



2010.7.28 Wed. 曇り 29℃ No.397


※盛夏、真っ最中!!しかし日記のインターバルは知らないうちに一週間…(笑)


 
進水時の大雨が梅雨明け後、嘘の様な快晴で猛暑続き…
 
くれぐれも体調にはご留意されますよう……。 
 

 さて日記ですが先週末より〜祭り・出張と立て続けに用事が有り、空いてしまうのは
 都合上、致し方無いところ(笑)

 本日より順番に


  海上における本船(Sno.573 新誠徳丸)一連作業 @ の様子。

大雨の影響で泥の海に浮く滑走台
   泥の海に浮く滑走台
ソロバンも引き揚げで回収
     ソロバン回収
多数の人間が出て片付ける
    みんなで片付け
片付けを確認しに来た社長
     見守る社長

  片付け終了、ゲートを閉める
海上へ浮いている本船
      海上の本船
グラスウールを壁へ貼っていく
    グラスウール入れ
居室部分壁はネダも打つ
   居室部分、ネダ打ち
ごった返している操舵室内
    操舵室内(まだ途中)
嵩上げ式チェーンストッパー覆い、完成
  チェーンストッパー覆い完成
ホールド内は鉄板仕上げ塗装をしていく
  ホールド内、仕上げ塗装
いきなりFO・LOバンカー
   いきなりバンカー(7/20)
ますチャンバ扉を開けてLOから張り込み
     まずLOから
直ぐにフラッシングする
   直ぐにフラッシング
置きタンクへのLO張り込み
   置きタンク、張り込み
デッキ上の集合菅からはFOの張り込み
  デッキ・集合菅からはFO
ライン確認・調整後にM/E始動
    調整後、M/E始動
ハッチカバー射水検査(7/22)
   ハッチカバー射水(7/22)
格納してカバー裏側もしっかり確認する
  裏側からもしっかり確認
まだ作業中なのに何故か沖出し(7/23)
 〜の最中、何故か沖出し(7/23)
タグで沖まで曳航する
      タグで曳航

  〜とこんな感じ、沖出しは十七夜祭・櫂伝馬競漕湾内で実施の為(No.026)です。
  もっとも2日居ただけで直ぐ帰港しましたが… 


  次回はその沖出し当日に行われた次船Sno.575起工式の模様をアップしてみましょう。

                               (了)
2010.7.22 Thu. 晴れ 33℃ No.396

※土曜の続きで祝賀会場の様子を追加…(記事も)





  進水終了後、祝賀会場へ移動…
      横看板 縦看板
                
      船主様お出迎え ご来賓入場
                
      進水斧 ご来賓、着席
                
      弊社社長挨拶 ご来賓挨拶
                
      ご来賓挨拶(三谷光男衆議院議員) ご来賓挨拶
                
      船主様ご挨拶 支綱切断者へ進水斧贈呈
                
      感謝状の贈呈 乾杯!
                





      

 (いつもの様に説明文はカーソルを合わせると出現します)
      進水式へご参列の皆さん
                この頃になると雨が完全に上がっている…orz
 
                
      「新誠徳丸」499(G/T)1,830(D/W)
 
                新誠徳丸499(G/T) 1,830(D/W)

  またちょうど一週間が既に経過してしまい、申し訳ありません。
  忘れてしまわないうちに……



  去る7/14(水)に弊社Sno.573(499G/T 1,830D/W 貨物船)「新誠徳丸」の命名及び
  進水式を挙行しました。

  当日にもうお知らせしておりますが

  申し訳ない!天気における
松浦レジェンド完全終結です!(自虐ネタ…)
  
10年ぶり進水・雨天となってしまいました…orz 

  前日準備の際にしとしと降りだったから
「これなら明日は曇りくらいになってくれるかも?」
  と思うこと自体が大間違いっっ、淡い期待を打ち消す…

  AM8:00からの
土砂降り
(集中豪雨)で応えてくれました(笑)


  進水プロデューサー・康を自認する私にとって神経質に

  
昭和から連綿として受け継がれている船降ろし・格式&様式美

  にこだわり続けてまいりましたが
あの大雨ではその矜持も掻き消されようもの。

  
合羽を着ても下着までびっしょり状態で心まで折られ、
  途中から
どうでもいいや!と投げてしまいたくなるのを必死に抑制。
  (写真を見てもご覧の通り、折角の紙テープが溶ける雨粒…)

  まあ逆に洗い流すほどの雨なれば古来より
船舶は女性に例えられてきましたから

  
「水も滴る良いお……」の門出に相応しいかも(笑)としておきましょう!

  
(冗談抜きでかの豪雨にて広島でも甚大な被害を被っております。あまり笑ってもいられません…)



  ところで本船、
松星丸型第2船「新誠徳丸」良い出来映えとなりました!!
  (船内詳細は以前日記にて…)
 


  今回も日となり影となり、
弊社職人達・出入り業者・下請け業者殿各々方が

  それぞれの持ち場にて
十二分な能力を発揮して出来上がった
  この船!

  
本当に有難うございました…。毎回毎回月並みな言ではありますが、

  只々
心より厚く御礼申し上げる次第であります……。



  早くもシリーズ化…松星を見られたが故に
今回の船主様との縁が紡がれたワケで
  正しく
福の神となって松浦の船番を進めてさせて頂きました。

  
それなりに費用の掛かる仕様ではありますが(苦笑)

  
良いものは良い! 原理原則は変わりません。


  やはり機械がやるわけではない
人間の手によって仕上げるものなので木彫り仏に開眼!
  というか…

  
精魂込めて船造り!というのが本音。
  
(実際に今までこの日記で書き連ねた通り…) 


  しかし、
しかし、しかし、進水して船が浮かんだ直後のコレ…先日アップの


          船主様の涙
                 
move to tears 


           
 社長様・感涙です。


  簡単気にいつも
感謝感激・雨霰!としてるけど実際、多くの方々が居られる式台上のこと。

   
お前なら本当にその場で涙が出るものか? と…。

  泣いてるよ!心の中では〜というのはただの屁理屈(笑)
  なかなかどうして、
軽々には出るものでない………。

  その上、日頃から「心を込めて!」とは書くけど…

   
お前が掛ける信念・気持ちとは如何ほどのものなのか?とも…。



  私なぞが社長のお心、斟酌出来得るものではありませんが

  
果てしなく大きなものを背負われている気がしました…。


  口先では何とでも言える都合の良さ…自分自身、今一度


 
エキスパート of シップビルダー の意味が如何なるものか?と煩悶してみます。


  とにかく、さまざまな人々の想いを乗せ、
船は進む!!!
  
竣工までしっかり取り組んでいきたいと思います。 



  
今後のアップをお楽しみに。  (了)




 No.373〜395
 No.351〜372
 No.325〜350
 No.302〜324
 No.280〜301
 No.252〜279
 No.232〜251
 No.214〜231
 No.196〜213
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 No.088〜110
 No.001〜082
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