No.749〜
No.691〜748
No.634〜690
No.590〜633
No.561〜589
No.537〜560
No.505〜536
No.467〜504
No.453〜466
No.432〜452
No.415〜431
No.396〜414
No.373〜395
No.351〜372
No.325〜350
No.302〜324
2009.10.23 Fri. 晴れ 23℃ No.301


※進水説明文もちゃんと載せないうちからもう業務進捗へ転換か?(笑)


  お知らせの通り、
本船は海上へ進水済!本日は今日の検査に至るまでの過程〜で
  第七弾の巻。

 海上における船内作業船台整備(検査片付け) を見ましょう。

滑走台を海中から回収
     滑走台回収
ソロバンも引き上げる
    ソロバン引き上げ
真水洗いを施して片付けていく
   水洗いをして片付け


  一方、船内では…
アンカーホースパイプの泥受け、保護組織の製作
  ホースパイプ保護覆い製作
居室仕上げでグラスウール入れ開始する
   居室、グラスウール入れ
トイレ床面、左官工事用のエクスパンションを付けていく
   トイレの床面仕上げ
とにかくしつこく歪みを取っていく
    しつこく歪み取り
CDにおいては内装仕上げの続きでドア付け
  CDにおいてはドア付け
チェーンストッパー部完成状態はこうなる
  チェーンストッパー部、完成
ユニバーサルローラを早速係船に使用する
  ユニバーサルローラ係船使用
良い感じで使えている
      良い感じ
ハッチ・カバーの調整開始さる
  ハッチ・カバー調整開始
パッキン部へ当たり確認の赤墨を塗っていく
  パッキン部へ赤墨塗って…
赤墨がちゃんと付いており、良好であることが分かった
 当たり確認(ちゃんと付いてる)
ローラーは当然ステンレス使用
   ローラーはステンレス
各所、下地塗りは基本的に手で行う
  下地塗りは基本的に
こんな感じになる
      こんな感じ
G/E排気管は当然断熱保護でフトン巻きする
  G/E排気管、断熱保護
まだぜんぜん途中である
    まだぜんぜん途中
ケーブル結線等も直に行っていく
    結線等も直に…
CD内では木工工事、ネダ打ちの開始
  CD内ではネダ打ち開始
CD前部のサイドガラスも入る
   サイドガラスも入る
本日、ハッチ・カバー射水検査実施
   本日、射水検査実施
船尾へ向かって順番にしっかりと水を掛けていく
   船尾へ向かって順番に
サイドも入念に掛けていく
    サイドも入念に
ハッチ・カバーを開けて裏面から水漏れがないかチェック
  開けて裏面からチェック
次に船尾側を開けてチェックしていく
      次に船尾側
        
OKです!との通達か?
      OKです!
ホールド内では保護用コンパネ貼りを始める
 ホールドではコンパネ貼り開始
交通艇が納入される
      交通艇納入


  船台では…
センター盤木調整開始する(水平器もちゃんと使って)
 センター盤木調整(水平器付き)
船尾へ向けてずらっと仕上げていく
  船尾へ向けてずらっと…
これが正なのでとにかく厳密にいていく
     とにかく厳密

  こういう感じで船内船台は進んでいますので、各々ご確認の程お願い致します。

  本来ならばここで進水記事を載せるべきなのですが、眠くて(?)か…頭が全く回りません………
  故に文章を考え付くことも出来ず、↑コチラを先にアップすることにしました。


  まあ業界随一のあるサイト褒め殺しになるんじゃないの?(笑)というくらい、
  このHPを評価してもらった関係でいい加減でチープな部類に落とすわけにもいかず、

  私の頭の状態がどうであろうと

  ハイ・クォリティーな内容を維持しなければ自分自身のシェイムになっちまう!

  との判断が先送りの原因……
  それでも月曜には実行すべく、何とかこの土日に努力してみましょうね。  
  (果たして出来るのか???よく分かんねー(笑))

                              (了)


2009.10.19 Mon. 晴れ 25℃ No.300(祝!連載300回!!)

※昨日、無事に進水完了致しました!ということで…




プロペラ
 
沿海・乾舷マーク
 

祝い旗
 
スラスター部、滑走台・ソロバン油圧プッシャー
 
船尾の様子
 
船舶概要
 
式台から見る
 
船名・進水日時入りの進水斧
 
ご来賓の方々
 



 そして…
もう船は降りている
 
船尾カントを見る
 
滑走台とソロバンのお片付け
 
       「松星丸」 499(G/T) 1,830(D/W)
 
                「松 星 丸」(499G/T 1,830D/W)

     

  申し訳有りません、
  内輪の勝手な事情なのですが今回私は映像撮影隊となっておりましたので

  撮影写真画像がほとんど在りません…
よって載せられ得るのは↑これくらい…です。

  尤も写真ではコチラの方がハイ・クォリティーでより詳しいので合わせてどうぞ。

  
コラボですよ、コラボ!(笑)この業界の方にこぞって注目して頂いている
  カーゴ&式典
なので少し気恥ずかしいくらいですね。 

  多くの目が向いているわけですから
  
竣工まで手を抜かず、真面目に突っ走りましょうなあ〜! 

  
(説明文はまた後日記載致します)

                        (了)


2009.10.17 Sat. 晴れ 23℃ No.299


※今日も本日の動きのみ。本当の本当に最後(笑)進水前の調整と準備等。


  第六弾の巻〜


 船台上における最後の作業(各機器調整進水準備) になります。

船台上にてフォア・マスト起倒確認をする
  フォア・マスト起倒確認
CDは内装仕上げ開始(グラスウール入れ)
  CD内、グラスウール入れ
CD内照明操作装置は結線の途中
   照明装置、結線途中


  そして…
滑走台、矢を打ち込み終わってワイヤ張り完了する
  滑走台、ワイヤ張り完了
そして船台ゲート開放を行う
   
〜で船台ゲート開放
吊り上げて移動させる
     吊り上げる
横にして定盤へ置いておく
    横にして定盤置き
船首部分の飾り付けはOK!
    飾り付けOK!
クス玉準備もヨシ!
    クス玉もヨシ!
          明日の進水へ向けて全てが準備万端となる
   
            明日へ向けて 準備万端
  

  船台上、本当の本当に最後で(笑)Sno.571における作業、進水前準備完了で終了です。
  明日はAM9:15〜でかなり早いですから装飾に関することは全てやっちゃいました。

  明日が来るのが楽しみやわ〜ということで心臓バクバクですけどね(笑)

  それより今日で何とかSno.571における進水までの日記・コンシステンシーが繋がったことに、
  無事に作業をやり終えたことに自分自身、少し感動しています(苦笑)

  まあ、明日!この一大イベント成功裏に終わらせましょうなあ!


  さて例のジンクス(レジェンド)ですが、やはり明日も晴れですね!

  雨はとにかく降るわけ有りませんよ。当然と言えば当然(笑)


  気持ち良い空の下での実施をお約束致しましょう。 (了)


2009.10.16 Fri. 晴れ 23℃ No.298


※今日も本日の動きのみ。本当に船台上、最後の工程…。


  第五弾の巻〜


 船台上での一連作業(完成に至る最終過程) を見てまいりましょう。

9連目チェーンをクレーンで吊ってぶら下げる
  9連目チェーンをぶら下げる
上からはこう見える
    上から見る景色
一番最後のACアンカーを船台へ乗せて寄せる
  最後のACアンカー寄せ
アンカー繋ぎシャックルを溶接する
    繋ぎシャックル溶接
クレーンで吊って寄せて〜
     
寄せて〜
アンカー巻き上げ完了する
     巻き上げ完了
        
そして揚げた状態でストッパーが効く様に位置決め
  そしてストッパーを位置決め
下部を溶接する
       〜溶接
ブリッジ、外側の下地塗装完了する
  ブリッジ外側、下地塗装完了
滑走台の矢はエアーハンマー打ちしていく
  矢はエアーハンマー打ち
ワイヤー張りは明日やっていく
   ワイヤー張りは明日
ハッチ・カバー繰り出しを始める
  ハッチ・カバー繰り出し
中央部分・分解パネルも載せて〜
    分解パネルも載せて〜
分解分を繋いでいく
      繋いでいく

       完了
          今日現在の完成状態
   
        本日にて 完 成 (くどいけど船名は見えていない…(笑))
  

  本日にて本当に長い道程でしたけどSno.571船台上で完成と相成りました
  体はクッタクタですけどね(笑)今回も無事に終了してひとまずやれやれという感じ…

  おっと!しかし、まだ安心は出来ませんね〜そう明後日の進水。
  今一度、パッションの炎を赤々と燃え上がらせて本当に最後の工程、やり尽くします!


  その間、事務所の方では…




       祝 電

       祝い旗

       祝い酒


  〜と船主様への進水贈答品多数が到着。
  その中でも…

   


  〜という内航.com管理人さんより贈られた特製(船名は見えないよ(?))ラベル限定品焼酎
  が目を引きます。

  このHPもそうかもしれませんが業界人がこぞって閲覧している同サイトでも考慮されている点、
  いかに本船が巷の注目を浴びているかということの裏返しにもなりますね…。
  (取材も幾度と無く受けております)


  それなら、そのご期待とやらに応えようじゃありませんか!


  こういうことからでも造船におけるバイタリティーは湧いてくるもの。

  竣工まで全社総動員で粉骨砕身、取り組んでまいりましょう!  (了)


2009.10.15 Thu. 晴れ 22℃ No.297


※今日は本日の動きのみ…(進水が迫ってきて毎日アップになってしまうのか?)


  第四弾の巻〜


 船台上での一連作業(設置検査) を見てまいりましょう。

船底接触面には塗装を傷付けない様にビニール巻き
  船底接触面にはビニール巻き
〜でソロバン上へ滑走台入れを行う
    〜で滑走台入れ
P舷側へも入れていく
     P舷側入れ
船底部にて滑走台の間へ矢を入れていく
     矢を入れていく
中央の支えを入れていく(矢の打ち込みは明日の予定)
  支え入れ
(矢打ち込みは明日)
居住区内の壁は下地塗装を行っていく
  
 居住区内は下地塗装
溶接により歪みが出てしまったので直していく
   歪みが出たので直す
SバンドレーダーをCD上へ設置する
   Sバンドレーダー設置
例の矢倉の上へ設置する(やはりデカい…)
  例の矢倉の上へ(デカい…)
レーダーマスト側のNo.2も付ける
  マスト側のレーダーも付ける
レーダー取付は終了した
       終了
改めて居住区内の下地塗装を行っていく(ND)
  改めて居住区下地塗装(ND)
進水前検査を受ける
      進水前検査
外板周りを一周して細部目視確認していく
   外板周りを一周して目視
酸洗い済甲板機械パイプ付けを急いで行う
  甲板機械油圧パイプ付け
アンカーチェーンを船台前へ並べていく
  アンカーチェーンを並べる
チェーンを繋ぐシャックルを溶接していく
   繋ぎシャックル溶接
繋ぎ部へ白ペン塗りを施していく(巻き上げは明日の予定)
  白ペン塗り
(巻き上げは明日)

  全くもって途中ですけど、今日一日の作業でした。
  明日はアンカー(チェーン)巻きハッチ・カバー繰り出し等が控えております。

  進水までの残工事、完了まで当然まだまだやりますぜ〜

  続きはまた明日…。 (了)

2009.10.14 Wed. 晴れ一時大雨 22℃ No.296


※今日は前回の続き。船台上における流れで…


  第三弾の巻〜


 
船台上での一連作業(搭載検査) (土曜から今日まで?) を見てまいりましょう。

ハッチ・カバー、福山より納入される
   ハッチ・カバー納入
重量軽減の為に分解した中央部4枚
   分解した中央部
(5枚)
HCにおいてステンレス・ロード溶接する
  ステンレス・ロード溶接
こういう感じでHCは溶接・塗装が完了する
  こういう感じでHCは完了
船首側ロール吊り
     船首側吊り
センターを合わせてボルト入れ
  
   ボルト入れ
船首部はこうなる
      こうなる

    次に船尾側吊り
ゆっくりと据付台へ降下させる
     ゆっくり降下
こちらもボルトの締付で…
     ボルト締付で…
船尾側も搭載完了(繰出しは後日の予定)
  こうなった(繰出しは後日)
分解していたパネルも揚げる
    分解分も揚げる
荷揚げは全て完了した
      全て完了
居住区へダクトを付けていく
    居住区ダクト付け
船尾方面においては塗装が終了する
   
船尾方面、塗装終了
船首側は下地を塗って水線上は仕上げ開始
  船首側は下地を塗って仕上げ
水線下は2回目塗装のサビ止め塗り
  
水線下はサビ止め塗り
CDでは外側ガラスを入れていく
   
CDではガラス入れ
CDにおける中央ガラスはやはりデカい…
  中央ガラスはやはりデカい…
レーダーマストは塗装と結線を行っていく
 
レーダーマストは塗装&結線
フォアマストは前日外出中に搭載済
 フォアマストは搭載済(外出中)
コンパニオンへフォアマスト下部をバリバリ溶接する
 コンパニオンへバリバリ溶接
ファンネルパイプを入れる
 
 ファンネルパイプ入れ
そしてCDの上へレーダーマスト搭載
  そして
レーダーマスト搭載
これも下部をバリバリ溶接していく
 
これも下部をバリバリ溶接
所変わってE/Rではドストル敷きを行っている
 変わって
E/Rはドストル敷き
そのやっている横でFOパイプの耐圧検査を行う
 〜の横でFOパイプ耐圧検査
ラインパイプへは石鹸水を全部かけていく
  ラインへ石鹸水、全かけ
C重油の移送ポンプ部にも当然かける
   C重油移送ポンプ
しっかりと見てよく確認していく
    よく確認していく

    第1回測度検査
あらゆる箇所を測りまくっていく
  あらゆる所を測りまくる
FPT内も測って確認していく
   FPT内も測って確認
外板周りの塗装は完了する
    外板周り塗装完了
船尾方面から塗装済により足場解体していく
   船尾の方から足場解体
足場解体が船首方面にまで到達する
  解体が船首方面まで到達
足場が無くなって姿を現したプロペラとラダー
  姿を現したペララダー
船首船台前を片付けて早速ソロバンを敷いていく
  片付けて早速ソロバン敷き
ソロバン敷きは大体完了する(明日は滑走台入れの予定)
  大体完了(明日は滑走台入れ)
          今日現在の本船の様子
       今日現在の様子 (とにかく船名は見えていないことにしましょう(笑))

  以上、今日までの船台上における作業を写真のみにて振り返ってみました。
  (今回もまた検査搭載等ごちゃ混ぜにして載せましたがね・・・)

  日曜に進水を控えており実質残り4日当然終えなくてはいけない作業がまだ少し残っています。
  (船台整備アンカー巻き等)

  進水まで完了出来ない(!)となると必然的に延期となり、
  何かしら一般的評判を貶めてしまう最低なサンクションを巷から受けかねません…。

  絶対、そんなこと(延期)は有り得ないのですが。

  手綱を緩めず、明日も突っ走ります!  (了)


2009.10.12 Mon. 晴れ 23℃ No.295


※今日は確かに祝日ですけど進水を控えて最終的な追い込みが…。
 〜ということで当然出勤です。



  本日は前回お知らせの通り、船台上での諸々の流れとして第二弾〜


 
船尾方面製作過程 (随分前から今日まで?) を見てまいりましょう。

船尾端へ係船機設置
      係船機設置
船尾灯先端もステンレス
   船尾灯部もステンレス
上部操舵シャフトを入れる
    操舵シャフト入れ
そしてラダーを取り付ける
    〜でラダー取付
同時期にスパーリング材貼りをホールド内で開始する
 同時期にスパーリング貼り開始
同時期にE/R内ではバラコン結線を行う
  
E/R内ではバラコン結線
ボトム部分のP側
     ボトムのP側
BD搭載済によりM/E軸心調整開始する
 BD搭載でM/E軸心調整開始
M/EとR/G下部へチョックファースト用の堰を作る
 M/ER/G下部へを作る
そしてチョック・ファースト流し
  チョック・ファースト流し
居住区ドア・窓枠等納入される
    ドア窓枠納入
APTエアー耐圧検査(外板側から)
  APT耐圧検査(外板側)
E/RとAPTの境目(ぬるな!表示)
    境目(ぬるな!(笑))
舵機室側から見る
    舵機室側から〜
R/T側からマンホールを開けて見る
    
R/T側から見る
E/Rからも見る
    
 E/R側から
アールが付いている起倒式レーダーマスト下部
 アール付きレーダーマスト下部
レーダーマスト先端は当然ステンレス製作
  先端は当然
ステンレス製作
スパーリング材貼りホールド船首部到達
 
スパーリング貼り船首部到達
直ぐにシーリング材敷き開始する
  直ぐに
シーリング敷き開始
全て綺麗に完了した
    
全て綺麗に完了
船尾VOIDエアー耐圧検査
   船尾
VOID耐圧検査
プロペラシャフト真横辺りの部位
 
 ペラシャフト真横辺り
これも船内ではR/Tから見る
   これも
R/T側から見る
船尾ドラフト付けを実施
    
船尾ドラフト付け
BW横にハンドレールを巻いていく
 
BW横へハンドレール巻き
船尾最後部はフェア・リーダーロープガード付け
  最後部はロープガード付け
水線下仕上げ噴き付け塗り
    水線下噴き付け
BWとの際は手塗りしていく
   BWとの際は手塗り

      こうなる
ファンネル塗装開始する(下地)
   ファンネル塗装開始
塗装完了
       完了
そして船尾BD上へ搭載して今日現在まで終了
   〜で船尾BD上へ搭載
          対岸より見た今日現在の様子
      対岸より見る今日現在 (撮影タイムラグでファンネルが載ってないけど…(笑))

  以上、船尾方面における作業を写真のみにて長ーーーいスパーン振り返ってみました。
  (艤装品製作検査ホールド内作業もまたごちゃ混ぜにして載せましたがね・・・)

  説明は無しで行きしょう!写真で良ーく分かるしね(笑)


  直上↑にある通り、船首尾へハッチ・カバーが既に載っています。
  進水が近づくにつれ、段々とアップに掛けられる時間が少なくなっていきます
  次回はその搭載作業を載せてみましょう。

  時間的な約束は出来ませんが(多分、明々後日か…??)
  
まあとにかく、お楽しみに。 
                     (了)

2009.10.10 Sat. 晴れ 24℃ No.294


※あと8日を残すばかりとなりました…大体現場においては最終段階に入っています。


  本日は船台上での諸々の流れとして〜


 
船首方面製作過程 (随分前から今日まで?) を見てまいりましょう。

船首へウインドラス設置
    ウインドラス設置
ここの幅がこうなってこういう風に設置して…
  ここの幅がこうなって…
船首フォアマスト製作
   フォア・マスト製作
今回は起倒先端部はステンレス仕様
  起倒先端部はステンレス
ナックル部へユニバーサル・ローラー設置する
  ユニバーサル・ローラー設置
フェア・リーダーを船首BC横へ用意する
  
フェア・リーダー用意
BCを刳り抜いてフェア・リーダーを半出しにする
   BCを切って半出し
綱取り機構をロープを張りつつ確認する
   綱取り機構を確認する
バルバス付近でのサンダー掛けを行っていく
  バルバス付近のサンダー掛け
出目金ベルマウスは相変わらず長くて凄い
  出目金は相変わらず長い
溶接作業、推移
     〜溶接進む
FPTエアー耐圧検査
    FPT耐圧検査
ボースン・ストア内から見る
  ボースン・ストア内から
C/L内からネオフォーマ掛け
     C/L内から
次の作業の段取りがこうなって…
  次の段取りがこうなって…
船首ドラフトマーク付け
    船首ドラフト付け
船体チェーン擦れ半丸棒の溶接
   チェーン擦れ半丸付け
船首フォア・マストへ付けているピストン・ホーンの検査
  マスト取付のホーン検査
ステンレス用下地塗装を行う
   ステンレス用下地塗装
デッキでは確実にかつ丹精込めて歪み取りを行う
  デッキでは確実に歪み取り
先端におけるハンドレールも特殊形状にて製作する
  先端ハンドレールも特殊形状

  以上、船首方面における作業を写真のみにて振り返ってみました。
  (艤装品製作検査等全てごちゃ混ぜにして載せましたがね・・・)

  まあ船台におけるここ2週間のルーティンが凝縮されているものとお考え下さい。

  先にお知らせ〜ということで本日、ハッチ・カバーが納入されました。

  何れにせよその経過も近日中にアップしなくてはいけませんが
  次回は同じ様に船尾方面製作過程をメインに掲載してみます。

  多分、明後日か…?お楽しみに。 (了)

2009.10.8 Thu. 晴れ 24℃ No.293
※装備?になるのかは定かではないですけど進水を盛り上げるアイテムとして…



  続き(?)で B 本船進水・祝い旗(いわいばた) を紹介します。

          各社から贈呈の進水祝い旗
        進水・祝い旗 (船名バレバレですけど極力見ない様に…(笑))

  何やそれこそウチなら何十と作ってマスト間に飾っとるわ!と他造船所の方に言われそうですが(笑)

  これも以外や以外、弊社では私が帰ってきてから作っていませんでした…(以前は当然、毎船制作)
  特に他意は無いのですが自然と省略?になっていた様でしてね。


  しかし、今回は業界注目・仕様にごっついこだわりの有る珍しいカーゴ建造ですから

  漁船においての大漁旗に匹敵する、昔ながらの進水旗で本船を彩ろう!ということで用意。
  メーカー他、船主様友人から贈られたものも預かりましたので全部揚げるべく考えております。

  10/18(日)・当日のレーダーマストが楽しみですね。 (了)


2009.10.7 Wed. 曇り後大雨 21℃ No.292


※忌々しい台風………接近中です、進路予想に入る沿岸の方は十分お気を付け下さい。



  さて、本日は昨日お知らせの通り、


 
ND・CD一体型ブロック製作〜搭載 までを見てまいりましょう

外注分NDは既に納入済である
      ND納入済
確実に歪み取りを行っていく
  確・実に歪み取り
(天井部)
これはCD製作においても同じこと
  これはCDでも同じこと
レーダー設置の大きな矢倉を製作する
    レーダー矢倉製作
こんなものが出来上がる
      こんなの
ND天井裏における電線敷設も既に終了
  ND天井裏の電線敷設もOK
CDにおいてはウインド・ウォッシャー付け等を行う
  CDではウインド・ウォッシャー付け
そしてNDを反転させる
     〜でND反転
サイドのウイングを付ける
   サイドウイング付け
操縦スタンドの設置準備を行う
  操縦スタンド、設置準備
そして上へCDを被せる
     〜でCD載せ
CD内部はまだごちゃごちゃの状態
   中はまだごちゃごちゃ
溶接等を行っていく(探照灯設置、ハンドレール付け等)
  溶接等実施(設置物ハンドレール)
諸々終了していよいよ吊り上げに向かう
  〜終了でいよいよ吊り上げ

  通風ファンクーラを置く
そのBD上へクレーン吊り上げでやって来る
  そのBD上へやって来る
搭載位置をしっかりと確認
     搭載位置確認
はい、ゆっくりと降ろして〜
   ゆっくりゆっくり…
ずし〜んと載る感じで搭載完了する
  ずし〜んと搭載(矢倉も注目)
今日、下部を溶接仮付け完了
    下部、溶接仮付け
船尾形状はこんな感じになった
     こんな感じ
          デザイナーズ・ブリッジ完成
     デザイナーズ・ブリッジ 完 成 (一応、まだ内装仕上げが残ってるけど…)

  〜こういう風に仔細完了と相成りました。

  実物を見てもやはり万人の目を引く斬新なデザインが素晴らしいですね〜(特に中央の巨大ガラス)

  サイドも斜めカットなので視認性も良く、操船性能向上・見た目オリジナリティーを併せ持つ
  非常にエクセレントなブリッジが出来上がりました。


  ここでまたしても巷数多くの船主様各機器納入業者殿にプロポーザルなんですけど

  こういうものを本当に内航499(G/T)カーゴにて標準仕様にしてみませんか?

  その代わり船主様には特殊仕様費用負担業者殿には製作費用の減額を求めますが…。
  (↑お前だけ良いとこ取りじゃねえか!!〜という批判はご勘弁(笑))


  まあ、一般の方の興味を引くアイデアを船に散りばめる〜ことは船屋のレーゾン・デートルな
  気もしますけどね…。

  色々考えながらこの業界と共に前へ進んでまいりましょう!  (了)


2009.10.6 Tue. 小雨後曇り 25℃ No.291


※平穏無事に進水まで過ごせると思っていたのに…やはり来そうです、邪魔な台風が。



  本日
ND・CDを搭載しましたが、順番としてまずこちらから〜

 
塗装作業の流れ(二重底内ホールド壁船底サイドタンク外板 等)の様子。

ホールド側壁の磨き仕上げ途中
    ホールド壁の磨き

   船底ビルジキール部
〜で壁地を早速塗っていく
   〜で早速塗っていく
メーカーによる膜圧測定を各部所実施
  メーカーによる膜圧測定
塗った所から順番にスパーリング材を貼っていく
 塗った所からスパーリング貼り
クーラーを二重底内へ引き込んで酸欠阻止、早乾を促す
  
クーラーを二重底内へ
二重底内1回目塗りの様子
     二重底1回目
二重底内塗りの完成形
      完成形
サイドタンク内の様子
    サイドタンク内
船首ストア内磨きの様子
    船首ストア内磨き
船底における1回目塗り
     船底1回目
足場組立、船首バルバス付近にまでやって来る
  足場組立、船首まで完了
〜で足場が組み上がったからセカンドデッキ上の1回目塗り
 〜でセカンドデッキ上、1回目
外板側1回目完了
      〜こうなる
船底2回目塗りの様子
      船底2回目
塗装ではもちろんのこと、完全防備を要する
     完全防備で…

      船底3回目
セカンドデッキ上の外板は仕上げ塗装終了
  セカンドデッキ上は終了

  上の写真で塗装経過のみご確認下さいね〜(もう19:47遅くなっちゃったので…(笑)説明もナシ)

  次回は今船における最大の目玉!デザイナーズ・ブリッジ 組み上がり搭載の経過を
  載せてみましょう。

  明日明後日お楽しみに。 (了)
2009.10.3 Sat. 晴れ 27℃ No.290


※現場における業務進捗・搭載の方に戻ってみましょう。



  上記の通り、本日は

  BD
最終仕上げ製作搭載過程 の件。

BD製作の過程、ここから〜
      ここから〜
後部天井裏の様子
      後部天井裏
しっかりと溶接も行っていく
  しっかりと溶接
(スミ肉)
壁部分の歪み取りをしっかり行う
    壁部分・歪み取り
天井部もしっかり歪み取り実施する
    天井の歪み取り
電線縛りみたいなのを付けていく
    電線縛り
(?)付け
電線敷き、各所に渡って開始する
     電線敷き開始
大体完了する
      大体完了
〜それでBDを載せるAP2トップを歪み取り開始
 〜で載せるAP2上を歪み取り
歪み取りOK!!
      OK!!
CD内においても電線敷き開始する
  CDにおいても電線敷き開始
〜そして完了する
      〜完了

  そして…
吊り上げて搭載開始する
   吊り上げて搭載開始
前日に降った大雨雨水が滴り落ちる
    前日大雨の雨水(笑)
各部屋の間取り確認
      間取り…
ブロック反転する
       反転
吊りピースを切って落とす
    吊りピース切り
ブロック移動させる
       移動
各設置物を先置きしておく
    設置物、先置き
定位置降下させる
      定位置降下
よく見て降下させる
      よく見て…
搭載完了
       完了
ブロック、ジャッキアップ
    ジャッキアップ
ケガキする
       ケガキ
ガス切りする
      ガス切り
〜そして下部をバリバリ溶接していく
    〜でバリバリ溶接
今現在の後方部の状況
     今現在の状況

  BD搭載まで、写真だけで簡単に振り返ってみました。(詳細過程はNo.123参照)

  実際のところ、大雨が降ったりしたので完了したのは今週火曜。
  驀進の気概を削がれる何とも忌々しい気象でしたが台風が来ないだけまだマシかもしれません…
  (発生して怪しい進路予想は出てるけど(笑))


  進水まで今一度の奮起願い請う!!!
  現場にて率先、私自身が発破をかけて進んでまいりましょう!業界がこんな状況だから…(笑)

                               (了)

2009.9.30 Wed. 24℃ No.289
※今日は今船での特別仕様披露、第二弾!の巻です。



  月曜の続きで今日は

  A 弊社初採用久々特殊仕様導入物 を見てみましょう。

            
          ユニバーサル・ローラー          AC・アンカー

  の2品です。

  何やそんなもの、ウチなら当の昔から採用しとるわ!と他造船所の方に言われてしまいそうですが(笑)

  以外や以外、
  弊社においてユニバーサル・ローラーにおいてはAC・アンカーにおいてはこの代替船以来(!)
  の採用みたいです。
  (つまり、同じ船主様・先代Sno.513においても随分画期的な船であったことが窺えますね…)


  前者においては見たままの感じ、上下左右どちら方向へ力が加わっても正しく係船ロープを掛けられる
  というもの。
  後者も見たままは同じで投下した際に普通のストックレス・アンカーよりよく引っ掻いて止める(?)
  みたいです。(詳しくはコチラ)


  まあ装備における気分的な良し悪しが多分に有るとは思いますが(笑)
  須らく見た目の美しさは万人の認めるところでしょう。

  これに限らず、今船ではこの他にもっと珍しい装備品(?)が有りますが
  それは次回アップへ回します(明日か…?)

                       (了)
2009.9.28 Mon. 晴れ時々小雨 27℃ No.288
※本日は今船での特別仕様披露、第一弾!の巻です。



  上記の通り、本日は業界注目・今船(笑)(Sno.571)における特別仕様を見てみましょう。

  まず、@ デッキ通路・ハンドレール下におけるアングル材覆い から。

ハンドレール下に100・75のアングルを付ける
  ハンドレール下のアングル
完全にハンドレールの下へ施工
    こんな感じで施工
スカッパー部分は切り欠きカットで拾い易くする
  スカッパーは切り欠きカット

  何や、ただアングルを通路コーナーに付けただけじゃないか〜と言われてしまいそうですが(笑)

  私自身、こういうホールド・デッキコーナー部への小細工は思い付きませんでした。
  (デッキ上に流れる雨水・荒天時に被った海水綺麗に流れかつコーナーが傷まない…とか)

  当然、私が帰ってからの4年で松浦にて建造した499(G/T)カーゴではこういう施工はしておりません。
  今回の船主様のご希望でしたが

  色々と操船等について研究されており船屋として(私が)単純に学習させて頂いています。

  やはり船主様にとっては可愛い可愛い自分の子供みたいな船(笑)ですから
  このぐらいこだわりを持たないと駄目でしょうね!その熱意を感じつつ、実施した作業でした。


  正直なところ、まだ他にも特記する作業・装備等がたくさん有ります
  それは明日からのアップへ回します(笑)

                        (了)
2009.9.25 Fri. 晴れ 30℃ No.287


※一日遅れでアップ…HC周りの仕上げを見てみましょう。



 本日は上記の通り、一昨日にお知らせ済〜

  HC (ハッチ・カバー摺動部)
仕上げ製作過程 の件。

ハッチ・カバー締付連動角パイプ敷き
   締付連動角パイプ敷き
締付ロック用位置決めマーキンをする
    位置決めマーキン
パッキン当ての仕切り板を付ける(ステンレス)
  パッキン当ての仕切り付け
カバーロック部のガス切りする
   ロック部のガス切り
こんな感じで切る
     〜こうなる
カバーロックをデッキへ上げる
   カバーロック、上げる
そして穴明け部に設置する
      〜で設置
仕切り板溶接する(ステンレス用式)
  仕切り部溶接(ステンレス用)
この様に進行中
    〜こうなっていく
ハッチ・カバーエルマン軸設置台敷き
   エルマン軸設置台敷き
ロック下部、角パイプに仮付けする
   ロック下部、仮付け
ロック部の埋め溶接を行っていく
   ロック部、埋め溶接
こんな感じになる
     こんな感じ
船尾側設置台を置く
   船尾側・設置台敷き
HC周りの仕上げは順調である
      順調…

  〜とまあ、こんな感じです。(まだローラ移動部ステンレスは貼っていません…)

  エルマン巻取り方式ハッチ・カバーは一つ前へ戻る仕様、今回は以前と違うメーカーと
  なっていますが
大まかな機構は同じです。
  (角パイプ連動ロックパッキン仕切り立てエルマン軸設置台置き etc)


  それにしても某サイトにて既に紹介してもらいましたが今船は巷で噂の安全通路600mm確保という
  非常にコアな検討事項も多分に加味し、エルマン軸設置台の外(↑)通路幅にも神経を尖らせています。

  そこの下部にて張り出し物が無く、広い空間が取れることがこのメーカーを採用した最たる理由
  なのですけど…他にも色々と試行錯誤し、遵守出来る様に研究しなくてはいけません。

  皆が知恵を出し合って良い方向性を示したいものですね…。



  さて次回は業界注目の今船(笑)において
  
デザイナーズ・ブリッジ以外にも多分に採用された珍しい仕様をまとめて装備仕様説明名義にて
  アップしてみたいと思います。

  来週の月曜か?火曜か?? お楽しみに。  (了)


2009.9.23 Wed. 曇り 29℃ No.286


※連休が入り、更新が一週間ぶりとなってしまいました…。
 今日は出勤ですけどね。



 その後この一週間で
微妙に工程は進んでおります(?)
 ではまず、

  BCBW (船首・船尾部)
製作搭載作業 から。

もう既に製作済のBC
   もう既に製作済(BC)
BC中央部(マイク・ストア)
  中央部
(マイク・ストア)
片方載せた
     〜片方載せ

     〜P舷側載せ
BCの中央部載せ
     〜中央部載せ
下部カス切りで合わせる
     下部ガス切り
この様な状態になった
     こうなった
ウインドラス台を置く
   ウインドラス台設置
今回は特殊型コンパニオンにする
   特殊型コンパニオン
BWも特殊型を採用
     BWも特殊型
先に溶接して仕上げる
      〜溶接
最後尾におけるフェア・リーダーの並び(8個)
 フェア・リーダーの並び(8個)
斜め覆いをして上部ステン棒を巻く
  斜め覆い・上部ステン棒巻き
対岸より船尾を見る
      対岸より
そして船尾へBW載せる
    〜そしてBW載せ
最後尾、フェア・リーダーも載せる
    最後尾も載せる
BW内側の様子
      内側の様子
斜めカットBWの様子
    斜めカットBW
 
   その他…
船首・CWT耐圧検査
    CWT耐圧検査
外板側の確認
       外板側
No.5BWT耐圧検査の様子
   No.5BWT耐圧検査
隣のウイングへ入って確認する
  隣のウイングへ入って確認
セカンドデッキ上の確認
    セカンドデッキ上
No.4BWT耐圧検査の様子
   No.4BWT耐圧検査
S舷側検査の様子
       S舷側
セカンドデッキより上、Fr25より前の射水検査
  Fr25より前の射水検査
射水もS舷側へ移動する
    〜 S舷側へ移動
電気式腐食防止装置・マカップス設置
    マカップス設置
外注していたファンネル、納入される
   外注
ファンネル納入
クレーンで吊って降ろす
     吊って降ろす

     
ラダー納入
サイド・スパーリング材
    スパーリング材
シーリング材等、納入される
    シーリング材納入

  粛々とこんな感じ…

  搭載検査とごちゃ混ぜになってしまいましたが、この一週間を振り返ってみました。
  天気も良いし、台風襲来も無いので本当に平穏なる日々

  まあ順調ですから、心配しないで下さい。(←誰に言ってるんだ?(笑))

  明日は続きでHC周りの仕上げ状況を載せてみましょう。

                       (了)


2009.9.16 Wed. 晴れ後曇り 29℃ No.285


※昨日の続きで船体ブロック搭載、最終章の掲載です。



 上記の通りで昨日の続き、最後の船体ブロック

  FP−2(船首部)
搭載作業 を見てみましょう。

ユニオン定盤へ搬出して移動
    ユニオン定盤へ移動
搭載に先駆けてC/L部を片付けていく
   C/L部を片付ける
甲板油圧ポンプユニットを置く
  油圧ポンプユニットを置く
ブロック吊り上げ
      吊り上げ
ブロック反転させる
     ブロック反転
内側ピースのワイヤを外す
      ワイヤ外し
ブロックを引っ繰り返した
     引っ繰り返す
搭載位置へ移動
     搭載位置へ
微速降下させる
      微速降下
またしてもブロック搭載、あっさりと完了する
  またしてもあっさりと完了
縦・横のマーキンをもう行う
   デッキ上、マーキン
ガーダー部分、UD−6との差異
   ガーダー部分の差異
せっている部分のガーダーを少し切って合わす
  〜を少しガス切りで合わす
上へど〜んとウエイト置きする
    ど〜んとウエイト
外板ガス切りしていく
      外板切り


  〜とまあ、こんな感じで船尾と全く同じ、

  また あっさり過ぎるほどあっさりとFP−2ブロック搭載が終わってしまいました…
  (水平レベル出しも時間掛からずに直ぐ…)


  ま・た・し・て・も、記事書けなくてつまんない…(笑)

  今回に限ってはブロック搭載にいつも付随する不具合・痛痒というものが有りません
  何故なのか?明確な言葉で説明出来かねる事象です…。


  台風も来ないし、船台上はとにかく順調に流れている状況です。

  まあ、今回はデザイナーズ・ブリッジ同様、居住区内装豪奢なもの(笑)を予定していますので
  早い段階での艤装取り掛かりを模索中。

  降って湧いた様なシンクロニシティーは大事にしておかなくてはいけませんね。

                              (了)


2009.9.15 Tue. 曇り 28℃ No.284


※本日にて船体部ブロック、搭載完了となります。
 非常に早いですな…手待ちになってしまう恐れも有ります。



 上記の通り、
船体部ブロック搭載完了となりました。今日は昨日実行、

  UD-1・AP−2(船尾部)
搭載作業 を見てみましょう。

E/R内へ配置させる装備品を置く
   E/R内装備品を並べる
これはLOクーラと低温冷却清水ポンプ
  これはLOクーラポンプ
UD−1天井裏パイプ付け、佳境に入る
  UD−1パイプ付け、佳境
電線も敷き終わり、パイプも終了で完了
     電線も敷いて完了
吊り上げて東側定盤から搬出
  吊り上げて定盤から搬出
2機のクレーンで吊り替えて揚げる
  2機のクレーンで吊り替え
ブロック反転する
     ブロック反転

    吊り上げていく
移動させる
       移動
パイプを這わせている天井裏の様子
     天井裏の様子
各々搭載位置へ確認で配置する
   各々搭載確認で配置
E/Hがちょうどブロック合いの位置、0・0になっている
 E/H0・0(ゼロゼロ)位置(※)
ブロック微速降下している
      微速降下
あっさりと搭載完了となってしまう
    あっさり搭載完了
内部ピラー切りで合わせる
    内部ピラー切り
ウエイトを載せて下げる
    ウエイトを載せる
外板側フレーム切り
     フレーム切り
同じく外板切りを進める
     〜同じく外板


  …正直なところ、船尾船体仕様Sno.568同じなのですが前回と比べ

  あっさり過ぎるほどあっさりとUD−1・AP−2ブロック搭載が終わってしまいました…

  またしてもつまんない…(?)
  こういうことが起きた!と書く記事も減ってしまうというもの。どうしましょう?(笑)


  特にE/H(エスケープ・ハッチ)の階段。No.232の写真にある通り、
  載せる段階でぜんぜん合わないから派手にガス切りしたポーションのはずですがね…???

  今回は全く上から下げていくだけで普通に合致してしまいましたよ(※)驚きです…

  造り方は同じで何も変わったことはしておりません、何故…???不思議ですな
  上手く行き過ぎで少し怖い感じがしますけど…まあ良しとしときますか!

  あまり深く考え無い様にします。
  (その代わり竣工まで何も起きない様にね…………頼みます)


  明日は続きでFP−2ブロック搭載を掲載してみましょう。 (了)



2009.9.13 Sun. 晴れ 28℃ No.283


※今日は一転して良い天気!会社は休みでしたけどね(笑)
 昨日の続き、船体ブロックの製作過程・検査等をアップします。



 今日は FP-2 製作終盤
機器納入各種検査 等を見てみましょう。

ベルマウスカバーを巻いて付けていく
  カバーを付ける(FP−2)
P舷側の様子
       P舷側
ばりばり溶接を施していく
     溶接作業進む
サンダーで仕上げていく
     サンダー仕上げ
裏のカーリング補強はゴツい感じで入れている
 裏のカーリング補強はゴツい
完成、搭載自体は今週中に実行と思われる
   完成、搭載は今週中か?
ウインドラス納入される
  ウインドラス係船機納入
西側定盤の空いているところへ置く
    
  西側定盤へ
ロープドラムの芯へFRP樹脂を巻く
  ロープドラム芯に樹脂巻き
ハッチ・カバーも同じメーカー
 ハッチ・カバーも同じメーカー
カバー格納台の調整
      格納台調整
見本市の様にジャッキ・留め具を並べていく
 
ジャッキ留め具見本市(笑)
船底クロスバット部、レントゲン撮影する
 船底部
レントゲン撮影・検査
サイド部撮影の様子
      サイド部
自分のやった所はどうだろうか?
 自分のやった所はどうだ…?
NO.1BWT(P)耐圧検査を実施
  NO.1
BWT()検査
船底部の様子
      船底部
船首部ストア内の様子
     船首部ストア
ウイングタンク内へも進入
    ウイングタンク内
FOT内に張り巡らす温水ラインパイプも耐圧検査する
 
FOT内温水ラインも耐圧
S舷側のラインパイプの様子
   これはS舷側パイプ

  ざっとこんな感じが先週一週間の流れでした。


  レントゲン検査の後、結果シートを持ってワイワイやっている一団が居たので何事かと思いきや

  それぞれ自分の施工した所がOKなのかを確認している溶接職人達(↑)でした。
  まあそのくらいプライドを持って仕事しないと良いものが出来ませんしね…

  仮に駄目な結果であったなら次回は全部OKとなる様、きっちり仕事に励んでもらいたいものです。


  さて、今週はAP−2FP−2ブロック搭載完了(船体部終了)の予定(昨日も書いたけど)
  概出の通り、かなり早く工程が流れております。

  でも出来得ることは早く済ませて、艤装にゆっくりと時間を掛けて進めたいですね。
  心情的な余裕も有り、手抜き無く内装が行えるし…(笑)

                              (了)

2009.9.12 Sat. 25℃ No.282


※今日はかなり久しぶりに本格的な雨…7月下旬から8月上旬がかなりの大雨でしたので
 水不足等の心配は全く要らないのですが…現場には支障が出ています。





 本日は FP1FUD-6 製作終盤搭載 を見てみましょう。


バルバス、シーム繋ぎを溶接していく
    シーム繋ぎを溶接
バルバスを引っ繰り返してまたシーム部分へガウジングを掛ける
  引っ繰り返してガウジング
〜で船首部へあっさり搭載させる
    〜であっさり搭載
ガス切り合わせを行う
     ガス切り合わせ
内部の当たるフレーム部分をガス切り
    内部フレーム切り
思いの外、今回はきっちりと合った
  思いの外、きっちり合う!
UD−6、電線敷きを行う
   電線敷き(UD−6)
これも早々と9/10に搭載してしまう
    これも
9/10に搭載
サイド通路部分のナックルは相変わらず鋭い仕様になっている
  ナックルは相変わらず鋭い
何もレベルを出さずに載せただけ
  
  まだ載せただけ
ブロックをジャッキアップさせる
     ジャッキアップ
水ホースを用いて水平レベルを出す
   水ホース、レベル出し
外板の下部側を切っていく
    〜外板下部切り
切り終えたらブロックをジャッキダウンさせる
  ジャッキダウン(もう完了…)
ブロック間のパイプ繋ぎは現場合わせしていく
  パイプ繋ぎは現場合わせ

  船首部においてなかなかBTorSSブロックを合わない代表格、FP1FUD−6でしたが
  両方共内作故、携わる職人の技量が優れているのか

 搭載に 何の問題も無く載せた当日にレベルを出し終え、完了してしまいました…。

  Sno.565にて不具合を多分に感じていた身としてはandHP記事を書く身としては、
  船首部ブロック搭載で何かオイシイこと(?)でも起きないとつまんない…(笑)

  まあ冗談はさて置き、残る船体ブロックあと2つです。
  来週中には終えてしまいましょう。

   続きはまた明日。 (了)


2009.9.10 Thu. 晴れ 30℃ No.281
※今船は巷で噂されている画期的な船内デザインを種々、採っております。
 今日はその最たる一部を紹介しましょう。


 今週月曜に外注先からCDが納入されましたが、かなり久しぶり(?)と言いますか…
 下手をすると今回の船主様御発注・前船以来ですか、今現在内航業界にて噂されている

  デザイナーズ・ブリッジを採用致しました。

 
↓詳細一切は以下にて。
          非常に個性的なデザインのCD
                 デザイナーズ・ブリッジ 
トップ前面に貼り付けた帽子形式
   トップ前面の帽子巻き

   斜めカット・3枚ガラス
ブリッジ組立完成形
      完成予想

  当然、私が帰って来てからこういう形のブリッジは製作しておりません(笑)
  (大体499(G/T)において前面は5〜7枚ガラスですかね、概出写真を見て下さい)

  前船同様、船主様たってのご希望により(私的に)初採用という運びになりました。

  確かに個性的でおもしろいですよね!私の感性ではこういうデザインは非常に好きです。

  まあ、まだ組み上がっていないブロックの状態ですから皆さんは実感が掴めないでしょう。
  実際に船尾上へそびえる今後の搭載写真でご確認下さい。

  行く行くはこういう形を内航カーゴ標準に出来るくらい賛同者を募りたいもの。
  そうすれば自然とこの仕様に掛かる費用も安くなってくることでしょう(笑)
  (業界マジョリティー工作?)

                             (了)
2009.9.8 Tue. 晴れ後曇り 31℃ No.280


※今日も30℃超え!今年はまだまだ残暑が厳しいですね…。



 本日敢行 M/E搭載 に始まり NO.2BWT(P)耐圧検査 等を見ましょう。

土日でE/Rに人が居ない間にペン塗りをする
  土日の間にE/Rペン塗り
被っていたシートを取ってM/E登場する
  シートを取ってM/E登場
先にG/Eを船尾へ配置する
  先にR/Gを船尾へ配置
重量軽減で分解しているものも上げておく
  分解物も上げておく(T/C)
そしてM/E本体吊りを行う
     〜で本体吊り
赤阪鐵工所(AX33R型)
   赤阪鐵工所(AX33R)
搭載位置にて微速降下させる
      微速降下
搭載完了
       〜完了
重量軽減用分解I/Cも早速付ける
  分解I/C、早速付ける
T/Cも後部へ直ぐ載せてしまう
  
T/Cも載せてしまう
ペラ軸と中間軸をボルト締めする
    中間軸ボルト締め
M/E搭載作業等は今日一日で全て終了
   今日一日で全て終了

   BWTへエアー張り
ゲージにてエアー圧を確認する(このくらい)
     このくらい…
まずは船底部にネオフォーマー掛け
     まずは船底部
検査官の厳密チェック
    検査官のチェック
ホールドへ降りて二重底トップ側
    二重底トップ側
お次にウイング・タンク内へ入る
   〜ウイング・タンク内

     最後に二重底内

    この中を移動…
BWT、中央隔壁へ掛ける
    中央隔壁へ掛ける

  本日敢行作業、2つを見てみました。

  AX33Rの搭載は前回と同じ、重量軽減策で分解品が2つ(T/CI/C)しかないので
  組立作業は今日一日で全て完了してしまいました…。(次回の登場は海上運転時)

  台風にも遭遇しなかったので物足りない感じはしますけど(?)良しとしましょう!



  BWT内耐圧検査(二重底内)はやはりこの時期は辛いですね…狭くて大汗噴出です。
  (大汗かきの私だけかもしれませんが(笑))

  こちらも別に問題無く終了と相成りました。


  次回はUD−6ブロック完成・搭載アップくらいですかね、
  出張が入るので少し時間が空くかも…しれません。

  まあ、コチラもご覧になって装備等を詳しくご確認下さい、
  このHPでも節約くん等の仕様説明はする予定でおりますので…。

                         (了)


 No.252〜279
 No.232〜251
 No.214〜231
 No.196〜213
 No.179〜195
 No.161〜178
 No.145〜160
 No.111〜144
 No.088〜110
 No.001〜082
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