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No.749〜 |
No.691〜748 |
No.634〜690 |
No.590〜633 |
No.561〜589 |
No.537〜560 |
No.505〜536 |
No.467〜504 |
No.453〜466 |
No.432〜452 |
No.415〜431 |
No.396〜414 |
No.373〜395 |
No.351〜372 |
No.325〜350 |
No.302〜324 |
No.280〜301 |
No.252〜279 |
No.232〜251 |
No.214〜231 |
No.196〜213 |
2008.8.8 Fri. 曇り時々晴れ 35℃ No.195 |
※Sno.566の進水、完了しましたが物事には順序というものが有りますからまず、こちらから…。 |
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式台上、来賓の方々 |
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神主のお祓い |
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火入れ用船底キール(BT-6) |
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キールへの溶接火入れ |
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社長の玉串 |
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神事お神酒を戴く |
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式台上で記念撮影(新造船、目隠し) |
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祝賀会場へ到着 |
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開宴に際してのご挨拶 |
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乾杯!にて祝宴開始 |
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前々回アップ時にお知らせした通り、
去る7/26(土)に弊社Sno.567(499G/T 1,830D/W 型貨物船)の起工式を挙行しました。
今回はまだ船台上にSno.566が鎮座しておりますから一応、目隠しの意味も込めて
ブルーシートを垂れ下げてます、↑写真要確認。
(だからといって神事に及ぼす影響が出るわけではありませんがね…(笑)
大切なのは船玉様を敬う真摯な心持ちです!安全を祈願して…)
いつも同様のことを思い起こすのですがまた、次の仕事(新造船)に取り掛かれると
いう単純なる幸福・嬉しさ、とても心持ちの良い時間でした。
そのせいで酒が入ってしまい、意味の分からない羅列の文言を書き連ねてしまった
ようですが酔っ払いの戯言くらいにお考え下さい、「造船は死なず」以外は。
さて今船から499(G/T)・1,800(D/W)型、
いわゆる「カーゴ・ジャンボ船が主流」に完全方針転換となりました。
これまでは1,600(D/W)型でも別に良いのでは?という声もありましたがここに来て
はっきりとした過積載・オリエンテーションが示された格好です。
では、ここで一提案ですが1,600(D/W)型をスケープゴートにするのであれば、
「船室居住空間・サービストン数化を真剣に考えられたらいかがでしょう?」
乗る船員の方々の快適さを考えるといかばかりか考慮が有っても良いとは思います。
(何も499(G/T)で抑えることに拘る必要はないと…もちろん500(G/T)を超えて
義務付けられる設備は免除の方向で499(G/T)と同様に見なしてです)
ただでさえ若人が減りつつあるこの業界、フレキシブルな対応は絶対必要です。
各々方、私(造船所)の立場も含めて荷主殿、船主殿、船員殿で良い答えを見つけよう
ではありませんか!その気になれば近いうちに実現可能。
直近の課題として議論を進めてまいりましょう。
話が反れてしまいましたが今回の船主殿には平成元年竣工Sno.363「平星丸」以来
二度目のご発注を賜りました。
20年ぶりに松浦をお忘れなく(笑)また建造させて頂くこと、素直に喜びたいと思います。
季節もちょうど秋口へ向かっていく、現場においてはとても快適な(?)気候なので
集中力を切らすことの無い良い仕事が出来ます(間違い無く、そのはず)。
一にも二にも良品を良い船を造るという点に心を傾注して取り組んでまいりましょう。
今後のSno.567ロードをお楽しみに。
(了)
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2008.7.31 Thu. 晴れ 36℃ No.194 |
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※昨日は珍しく午後が薄曇りでしたが積乱雲ではなく、降雨は無し。相変わらず暑いです……。 |
連日、暑いですねえ〜。
熱中症にならない様に頭部冷却を欠かさないことが必要です。
実際には掲載し得る進捗はあまり無いのですが、祭り&進水が控えていることもあり
準備等でアップする時間が削られるのは目に見えているので先にやってしまいます。
28日〜31日までの4日間の様子をご覧下さい。
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7.28(月)〜7.31(木)
@ 足場撤去〜ホールド、シーリング材敷き終わり〜アンカー・チェーン巻き上げ |
足場撤去が完了 |
ゲートの真ん中から |
綺麗な船底見通し |
シーリングも敷き終わる |
チェーンを入れていく |
チェーンを9連ずつ並べる |
シャックルは溶接 |
繋ぎは白ペン塗り |
あっという間に巻き上げ |
アンカーぶら下げ |
上手く返って下さい! |
完了。船体部は終了する |
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A 居住区内装開始〜船台仕上げ(ソロバン・滑走台入れ)〜ハッチ・カバー繰り出し |
船室内装開始 |
これは食堂(大工ももう居るよ) |
操舵室内 |
ソロバン敷き |
これが船尾まで続く |
船最後尾から見る |
滑走台入れ(まずはS側) |
次にP側入れ |
矢も入れた(打ち込み明日から) |
ハッチ・カバー繰り出し |
繋ぎ、ピンを入れて溶接 |
船尾側、繰り出しの様子 |
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という流れでした。
工事内容・詳細はSno.563と同型船ですのでその記事をご参照下さい(←の文言は前回と同じ(笑))
Sno.566本船、外板・船体部完成です。
船台上で残すは滑走台整備くらいかと…。公試・竣工へ向けての居住区内装仕上げも既に始まってます。
故に「とにかく先へ。」のスタンスは1mmの狂いも無く昭和40年代からずっと踏襲。
暑いけど、苦しいけど、それでも皆が気力・体力・知力を総動員して前へと進んでおります。
良いものが出来上がることをつとに信じて…。
それでも進水するさまを見届ける大感激は幾多の艱難辛苦をも覆い尽くしてしまうことでしょう。
8/5(火)。それがその日です。最後の追い込み、今一度酷暑の中、頑張っていきましょう!
(予告 上記の通り大崎上島町・木江地区において8/2(土)は十七夜祭が開催されます(No.026)
時間に余裕のある方は是非来島の上、勇壮な櫂伝馬船競漕をご観戦の程、お願い致します)
(了) |
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2008.7.26 Sat. 晴れ 34℃ No.193 |
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※特別、この1週間でこれが忙しいという項目は無し。ただ!!真夏ということにより…暑いです……。 |
いやあ〜毎日暑いですね。
現場作業をされている方(私も含めてだが…)日常の体調管理、大丈夫でしょうか?
酷暑なる作業ですと当然汗をかきます。ここで水分補給を怠ると熱中症・脱水症状の憂き目に。
かと言って水分補給、帰宅後の部屋クーラ低温が過度になると夏バテ・盛夏での風邪引き発熱に
陥ってしまいます。
適度な水分・適度な快適さを心掛けて、また明後日も乗り切っていきましょう。
では、今週の松浦造船にての進捗、以下の通りです。
今週も経過だけご覧下さい。
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7.17(木)〜7.23(水)
@ フォア・レーダーマスト搭載〜外板塗装最終形〜ブリッジ部分塗装 |
フォア・マスト搭載 |
外原色仕上げ塗り(上側) |
こんな風に船尾から順に |
船首部に到達 |
船底部、綺麗な仕上がり |
製作済のレーダー・マスト |
〜をブリッジ上に搭載 |
近くで見る |
CD天井の支えブラケット |
食堂内は先に塗装 |
窓枠も納入済 |
ブリッジ前面 |
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7.24(木)〜7.26(金)
A アンカー、ハッチ・カバー納入〜シーリング材敷き〜足場解体 |
アンカーチェーン納入 |
これはアンカー |
ハッチ・カバー(エルマン式) |
船主側、吊り上げ |
なかなか合わない |
何とか締め付ける |
船主側、搭載完了 |
次に船尾側、吊り上げ |
ブリッジ前、搭載位置へ |
S側のボルト締め付け |
船尾側も搭載完了 |
絶対動かない様に張りを溶接 |
シーリング材、敷き始める |
塗装終了、徐々に足場解体 |
昨日17:00の様子 |
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という流れであります。今回も様子だけ分かれば宜しいかと…
工事内容・詳細はSno.563と同型船ですのでその記事をご参照下さい(はい、また手抜きになってます(笑))
実は今日(7/26)、次船Sno.567の起工式でした。
祝いの酒が入り、中枢神経を多少刺激しているのでまともな文章が書けないかもしれません…。
まあ、その点は閲覧諸兄の皆様に(女性も含めて)温かい目で見て頂くとして(笑)
Sno.566も完成間近となってきました。
やはり、船舶の全容がはっきりと分かる段階になると興奮の度合いが増してきます。
今こそ、日本第二次産業を支えるのは造船(しかも内航)であるという気持ちを強くせねばなりません。
皆さんこのHPをご覧になっていることを契機に「船進国日本」スローガンの下に集結し、
今一度出光丸建造くらいの大きな大きなムーブメント起こしてみませんか?
造船は死なず。 とことん突き進んで行きましょう(…やっぱり酔ってるか…)
冗談はこのくらいにして(笑)進水日も8/5(火)と定まりました。
最後の追い込み、猛暑を吹っ飛ばすつもりでやってまいりましょう!!
(了) |
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2008.7.19 Sat. 晴れ後曇り 33℃ No.192 |
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※今週は出張、特別講習と島外へ出ずっぱりでした…。よって土曜更新という羽目に(笑) |
随分と時間が経ってしまいました、更新を楽しみにしていた方、ごめんなさい。
↑の通りPCの前にほとんど座っていなかったので(笑)
逐一詳細にやるとそれこそ時間が掛かって仕様が無いので丸番付にて主要なもの、載せてみます。
経過が分かれば結構です。
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6.23(月)〜7.14(月)
@ ブリッジ3階構造(BD・ND・CD)外注納入〜電線敷設〜搭載〜ファンネル搭載 |
外注納入、BD |
これは2階のND |
ユニオン定盤へ別置きのCD |
P側ブリッジウイング付け |
CD天井裏に消防警報器電線 |
部屋周りの電線 |
操舵装置架台置き |
操舵装置群 |
CD、載せる |
BDは船尾上へ |
ジャッキで突っ張る |
溶接 |
…そしてCD・ND搭載 |
下面、切り合わせ |
通風ファンの設置 |
これも外注のファンネル |
これだけ先に塗装 |
〜BD上へ搭載する |
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6.24(火)〜
A ホールド内塗装(タンク含む)〜サイド・スパーリング材貼り(途中) |
ウイングタンク壁を先塗装 |
クーラホースを引き込んで |
ウイングタンク内(クリーム) |
シーリング材、納入 |
スパーリング材、貼り付け |
貼り付け後(まだ途中) |
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7.14(月)〜7.16(水)
B E/R内での溶接作業・施工状況、M/E軸心調整 等 |
セントラル・クーラ前の配管 |
懸命の溶接作業 |
エアタンク、予備品棚 |
逆転機・ホイール間にゲージ |
M/E、S側のジャッキアップ |
チョック・ファースト施工後 |
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7.7(月)〜
C 船体塗装、アンカーチェーン擦れ・ドラフトマーク溶接の様子 等 |
どこの箇所でもまず磨き |
船底部下塗りはバンノー |
2層目は錆止め |
仕上げの3層目 |
今日の様子 |
アンカーチェーン擦れ防止 |
ドラフトと同じく溶接完了 |
だから船首付近、未塗装 |
これが今日時点の船尾 |
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という流れでした。様子だけ分かれば宜しいかと…
工事内容・詳細は前記事をご参照下さい(笑)
盛夏襲来であります!! 気温30℃以上が連日続く状況。
予期していたこととはいえ、すっかり作業能率が悪くなってしまいました。
これからの2ヶ月は古めかしい精神論が往来を跋扈し、幅を利かせます。
とにかく強い気持ちがないとダウンしてしまうこと必至。厳しい時期ですな。
こんなときこそ
「船に対する愛情、フル稼働〜〜〜」で皆さん自身のセルモータ、回してみましょう。
今現在の困難(暑さ・内航における諸問題)だけを回避するというわけではなく
内航造船所及び内航海運の未来が輝かしいものであるということを信じて。
(最後は松浦を飛び越えて少し大風呂敷に…(笑))
(了) |
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2008.7.10 Thu. 晴れ 32℃ No.191 |
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艀(はしけ) なみかた丸 進水当日の様子 昭和44年5月25日
これがかの艀(はしけ)。一応、主機を積んで河川・湾内を自航出来る仕様です。
外海には出れないので(ルールを批准すればOKのはず。例えば航行用操舵機・マストを付けるとか)
専ら入港してきた船舶(第二大洋丸参照 No.180)の貨物を湾内にて受け取り、岸壁まで持ち運びが
主な役割でした。
最近はほとんど見掛けなくなりましたね、東京・隅田川界隈ではまだ運航しているみたいですが…?
詳しくは良く分かりません。
戦後に海運会社を創業された方は大体がまず艀を建造、動かして〜から始まり軌道に乗ると
じゃあ次は内航船を建造して〜で最終的には近海船を建造して〜になったとか?
高度経済成長真っ只中、随分と儲かったという羽振りの良い話も聞いております(笑)
これも立派な船舶なので松浦造船船番も付いて(と言いつつ、このなみかた丸は不明です(笑)Sno.135?)
祭壇が用意されている様に進水神事も行ってます。造るペースは2週間に1隻くらい。
横に居る子供達は進水の興奮が抑えられない様に見受けられますが果たして?…(笑)
想像に違わず感動したことでしょう。
(了) |
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2008.7.6 Sun. 晴れ 32℃ No.190 |
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※昨日の続き、ハッチ・コーミング周りの仕上げです。 |
6.30(月)〜7.4(金)
ハッチ・カバー下、コーミング(HC)仕上げ 一連の流れ、射水・内部検査等 |
コーミングに穴を開ける |
カバー、ジャッキアップ金具 |
これは油圧シリンダー |
金具の溶接 |
施工後 |
今回はコーミング高さ、太腿 |
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ウイングタンク耐圧検査 |
外板への射水 |
ウイングタンク内検 |
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ハッチ・コーミング(HC)金具穴開け〜角パイプ敷き〜取付〜溶接、検査の様子です。
作業自体はこれもSno.565時に詳しく載せておりますのでそちらを参照下さい(←また手抜きか?(笑))
そのSno.565時に文言を載せていますが
今回は1,600(D/W)型ということによりセカンドデッキまでの型深さは4.140(m)。
前船は1,800(D/W)型により4.390(m)。
そのアッパーデッキ250(mm)の差でコーミングのトップへは階段にはならず、無意識に上がる
様なことも多分無いと思います。(私の足で膝頭と太腿位置の差)
それでもトップへ上がって歩き回る、ダンスを踊る(そんな奴はいないと思うが(笑))みたいな馬鹿者が
いる場合、ホールド内への転落危険を訥々と説明し、厳しく叱責致しますので。
(その前に仕事中、そんなことをする輩は即退場ですな)
下段は検査状況の写真も少々…。
射水については扱い易い時期になりましたがその反面、二重底内検査がナチュラル・サウナ移動に…。
何をやっても辛いんでしょうか…?現場は?夏季での難行苦行、耐えなくてはいけません。
こんなときこそ今一度、「おらが船!」を金言として何とか取り組んでみます!!
皆さんもご一緒に明日から気合を入れて、この一週間乗り切っていきましょう!!
最後に…
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建設中の新寮、完成しました。(様子は↑の写真にて)
5月末と以前にお伝えしましたが消防設備の検査等が抜けていた(私が忘れていた(笑))ので
6/27(金)に引渡しでした。
島外労働力の確保を弊社として微力ながらもその一助たらんとする夢の城。
大いに活躍してもらいたいものです。
(了)
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2008.7.5 Sat. 雨後晴れ 30℃(ついに…) No.189 |
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※ついに気温が30℃をオーバーしてきました。これからの2ヶ月は現場にて辛い時間になりそうです… |
6.26(木)〜7.4(金)
船首・尾周り(BC・BW1)仕上げ、ウインドラス設置等 一連の流れ |
1船ぶりにPBCF |
船尾の係船機納入(短納期) |
ブルワーク付け |
早速、載せる |
フェア・リーダーも用意 |
こんな感じ |
カバー巻取りローラ |
ウインドラス(これも短納期) |
テーブルも敷いて準備万端 |
こちらも早速、載せる |
これがベンチレーター(通風口) |
何のアピール?(笑) |
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まず船首・尾(BC・BW1)取付〜ウンドラス設置〜溶接作業です。
早く工程が進み過ぎてデッキ上での作業が乏しい…ことから短納期発布のウインドラス納入待ちの状態、
〜でしたが入って来たことによりまた前へ向いて動き出しました。
突然ですがこのHPを初めてご覧になる方、多分いらっしゃることと思いますが造船工程ということで
専門用語が満載状態で出て来ます。
今回は
バウ・チョック、ブル・ワーク、フェア・リーダー、ウインドラス、ベンチ・レーター
等がそうでしょうか。
「横文字だらけで分かるわけなかろーが」という気がしないでもないですが(笑)
これまでに相当数、もちろん写真付きにて各部品、この日記で説明してまいりました。
より船について詳しく見聞を深められたい!という方はLet's try 復習!ということで
以前のページを引っくり返してご覧下さい。必ずどこかで出てくると思います。
えっ?何故今やらないのかって?
そりゃあ、皆様にこれから100時間強の時間猶予を頂き、ホワイトボードを設置の上
差し棒をもって逐一ご説明を 云々…〜
という事態なのでご勘弁下さい…(笑)
ですが単純に船に興味を持たれているということが珠玉の考えです。
その気持ち、大事に取っておいて下さい。
今日は短いですがひとまずここまで。続きはまた明日。
(了)
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2008.6.28 Sat. 小雨 25℃ No.188 |
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※今週は船首方面、ブロック3つの搭載でした(完了)。もう船体部分作業は終わりに…。 |
6.13(金)〜6.27(金)
船首方面ブロック(UD-7・FP1F・FP-2)外注納入or製作〜搭載 一連の流れ |
外注先からUD-7納入 |
しばし、定盤で待機 |
AP-2搭載完了後に吊り上げ |
反転 |
搭載位置へ降下 |
内側の様子 |
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外注分UD-7ブロック納入〜搭載です。
ここは一品パイプも搭載後の取り付けなので少し待機しただけでした。
6/18にUD-1・AP-2搭載後、17:00を過ぎて直ぐ搭載。
写真の通り、完了です。(芯出し・水盛りは次の日)
今回、作業手待ちが多分に発生という状況を考えるとき
今後はこの部分を内作に方針転換する方が良いのではないか?という気もします。
大体同型船であることから現場が慣れ、
いちいち聞かなくとも次から次へと進むのでかなりの工期短縮が可能に。
まあ、499(G/T)カーゴ製作の雄ですから(笑)要検討事項にしておきましょう。
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フロア板・骨組みを立てる |
曲がりの厳しいところ(※) |
外板を仮付けする |
フロア板部分はフル溶接 |
完成 |
船首先端へ搭載 |
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次にFP1Fブロック(バルバスバウ)製作〜搭載まで。
今回はかの通り、1,600(D/W)型なので細身の方のバルバス。
しかし、ちょうどバルバスが始まる部分の曲がりが厳しく、いつも手直しを繰り返しています。(※)
(急激にr(アール)が付いているのでどうしても1回目が凸凹表面曲げになってしまい見映えが悪い)
「暁鉄(ぎょうてつ)作業」
大手はどうなのか分かりませんが我々内航造船所においては若年技術者確保がかなり難しい状況です。
「じゃあ育てればええやないか」と安易に言われてしまいますが
単純に造船現場作業を希望する新卒が少ないのでね…ここのところが問題です。
でも下を向いてばかりもいられないのでいかにして若者に魅力ある業種にするかを第一に考え、
日々行動する様にします!(賃を上げれば…は短絡過ぎるので却下・除外(笑))
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トップ板にフレーム |
部分的には外板側にフレーム |
外板、付ける |
前部分も覆っていく |
アンカーホースパイプ立て |
スチフナ・ベルマウス付け |
カバーを付けて仕上げ |
完成 |
定盤から吊り上げる |
反転 |
船首上側へ搭載 |
合面を切り合わせ |
バウ・チョック載せる |
デッキ上から見る |
今日の状況 |
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そして最後(船体部分ブロック搭載も最後)AP-2ブロック製作〜搭載です。
詳細仔細、過程は今までと同じとして特別変わっていることはSno.565と比べ(No.161)
アンカーホースパイプ角度が少し内側へ切れ込む型 になっていることです。
理由は単純明快、
・バルバスが細いので斜めに出さなくても当たらない
・空間に余裕があるから(1,600D/W型)ウインドラスをハの字に設置していない
等が挙げられます。
何度も何度も載せましたからお分かりでしょうけど(笑)またしつこく鸚鵡返しの様に載せておきます。
以前と見比べるのもまた一興というものですから…。
ということで船体部分が完了となりもう残すは上部構造のみ(ブリッジ含む)となってしまいました。
ハッチ・カバー用具取付、ウインドラス設置等を始めたいのですがこちらも短納期発布の状況なので
物が無いことから、おいそれと直ぐ始められません(哀)ちょっと困りました…。
まあ仕方無いですね、早いうちに納入されることを願いたいと思います。
今日は雨が降っていますが気温は25℃。
30℃を超えないうちに出来ることは全てやってしまおうと考えています、当然ながら。
(暑さによる集中力の低下は良い結果をもたらしてくれませんからね)
えっ?となると油取りバンカーは進水翌日くらいを目指す?など竣工までのサイドストーリーが
活発になってきますがまずは慌てず騒がず(笑)
じっくりしっかりと作業を進めることを念頭に置いてこの盛夏を乗り切って行きましょう!!
辛い日中作業はもう直ぐです!!
(明るく振舞ってみましたが本心ではあまり考えたくありません……)
(了)
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2008.6.22 Sun. 曇り 27℃ No.187 |
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※主機納品により今週は船尾周りが疾風怒濤なる進捗でした。いつもこうなれば良いのですが… |
6.16(月)〜6.18(水)
船尾周辺(M/E据付・ポンプ、清浄機、クーラ置き・AP-2・UD-1搭載)一連の流れ |
シートを外して吊り上げる |
逆転機を船尾へ据付 |
エンジン本体吊り上げ |
慎重に降下する(27tだから…) |
ピストン挿入 |
これがシリンダ・カバー |
吊り上げて組み付けへ |
過給機(T/C)据付 |
冷却水パイプ等、締めていく |
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日曜日に主機&分解品・予備品納品ということで
明けて月曜にもう逆転機・主機本体搭載〜分解部品組付け・締付けです。
納入されて直ぐ次の日に搭載というのは今までにほとんど無かったこと。
驚天動地、阿鼻叫喚(ちょっと大袈裟か…)の工程に関係者ならずとも客観的に
「どうしてそこまでして行き(←字が違いますよ。念の為)急ぐのか」と反芻するしかない
先週一週間でした。
何故次から次へと仕事を欲するのか?貴方達は先人の開墾パイオニア精神を地でいこうとするのか?
という思いがして仕方有りませんが、余裕の無い詰まった工程で船を造り上げろ!
と無茶を言っている訳でも無く
各々に次を求める欲求が有ることを単純に有難いと思い、大切にしなくてはいけません。
想い・技量全てが「良い船」へと帰結するのですから…。
さて、2日間かけてのエンジン組立でしたが4サイクル・1,471kW(2,000PS)になると重量軽減で分解にて
運ばなくてはいけないのがちょっと…?いただけませんねえ。(最もこのメーカーは比較的重いです)
天気予報を見聞きしながら段取を考えなくてはいけませんし、スムーズではないという感じ。
「それなら30tリミット以上のクレーンを据えて一体吊りしたらどうだ?」
という単純明快な疑問が浮かびます。
直答しておきますが、まだそれほどの体力は持ち合わせていません(笑)
将来的には大型クレーン導入を必ず実現するということだけはお約束しておきましょう。
(そういう強い気持ちが日々モチベーション維持・堅持にもなりますしね)
そして…
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AP-2・UD-1トップ板にガーダー |
船尾清水タンク(FWT)の隔壁 |
外板も載せる |
順次、溶接作業を進める |
一品パイプを付けていく |
ブロック完成 |
清浄機・操舵機を先に置く |
吊り上げ |
反転する(※青丸がFWT) |
搭載位置にて降下 |
船尾周辺のデッキ上 |
搭載完了 |
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早速搭載の運びとなったAP-2・UD-1ブロック製作〜E/R大物置き〜作業完了まで。
ぴたりと合って、とても心地よい完了でした。
今回のブロック(AP-2)に設けられているのはFWT(Fresh water tank P・S両舷に有る※)。
こちらは読んで字の如く、船員の飲料水も兼用です。(中もそれ用塗料を塗装)
実際にはFrontに対抗してAPT(After peak tank)がちょうど下のAP-1に設けられていますが
前のブロック搭載時に触れなかったので今回、一応紹介まで。
え〜っということで以上、先週(前半部分?)の流れでした。
6/19時点で残す船体ブロック搭載はたったの2つです。
(FP1F・FP2 UD-7も載せました。これはまた次回のアップにて)
我々は一体どこの高みへ向っているのでしょう?(笑)進水は8月上旬なんですがね…
やることが無くなってきて工程、更に前倒し…(上部構造搭載)が現実味を帯びてきそうです。
ただ、この爆進を妨げるものがあるとするならばそれは唯一つ…
忌々しい台風です。
高潮による定盤・ゲートの被害(浸水)・溶接抵抗機の塩害or危険回避の新造船沖出し(No.094)
なんてことが…この時期は覚悟しておかなくてはいけません。
天変地異・自然の猛威にたとえ小さくとも抗って抗って、それでも前へ進む。
そういう存在で居たいですね。
(了) |
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2008.6.15 Sun. 曇り後雨 23℃ No.186 (祝!100000カウント達成!!) |
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※船尾軸系周りの仕上げ等、こんな感じで進んでいます。 |
6.9(月)〜6.15(日)
船尾軸系・M/E下部仕上げ(プロペラ軸挿入・据付台周り塗装)〜主機納入 |
スターンチューブの芯出し |
チョックファーストで固める |
プロペラ軸挿入 |
プロペラを持って来る |
取付完了 |
据付台仕上げ(リーマボルト穴) |
掃除、塗らない所は養生膜 |
ガンで吹き付けていく |
完了、主機搭載を待つ |
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船尾軸系周り、
スターンチューブ挿入・芯出し〜プロペラ取付〜据付台仕上げ(リーマボルド穴明け)〜下側塗装
一連の流れです。
作業の形態自体、前船同様に変わったことは無いので難しいことは有りません。
先週は火・水曜と出張に行っていましたがちょうどタイミングが合っていた様で
全てを見守ることが出来ました(やっている姿を感謝で見守って…です)。
しかしまあ、ペンキ屋に外国人が居る(松浦造船にも実習生として居るけど)ことを思うと
日本第二次産業・下支えも随分と多国籍軍になったよなあ〜という感じです。
日本の近海向け建造造船所が活況を呈しているとはいえ、色々な人が動いて初めて成り立つことなのだ
ということを忘れてはいけない。
どうにかして若い新卒に人気が出る業種にしたい!が本音。
好況であるということにかまけてネィティブな職人育成を怠ることは無い様にしたいです。
(相当の努力を要する今後の大きな課題)
そして今日…
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神戸からの運搬船到着 |
ホールド内 |
本体の吊り上げ |
陸に置く |
分解部品吊り(過給機) |
(排気集合管) |
予備品も続々と陸揚げ |
最後に逆転機 |
一応、シート掛ける |
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短納期依頼の主機本体(M/E)・分解部品・予備品等、無事に納入されました。
やれやれ、これで明日からやること(主機搭載)が出来た…です。
「もう搭載始めるし、一日待機だけだからシートを掛けんでもええやろう」
と思っていましたが、今(19:15)木江は大雨です。掛けて良かった…(笑)
明日朝も少しは降っているかもしれませんが搭載作業は当然開始。
UD-1ブロックを載せる段取もあるし、後ろの工程は詰まっています。
造船において建造途中ホバリングなどという言葉はありませんから。
(了) |
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2008.6.14 Sat. 晴れ 29℃ No.185 |
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※ブロック搭載の最終段階!UD-2、FP1A等です。明日は短納期依頼のM/Eが入って来ます…。 |
5.12(月)〜6.10(火)
船首前方中間(FP1A)船尾後方上部分(UD-2)製作〜完成〜搭載 |
FP1Aのトップ板 |
チェーン・ロッカー部分 |
バルクヘッド高い |
下部分のフロア板 |
チェーン・ロッカー付ける |
そのフロア板、上へ(丸部分) |
外板にフレームを付ける |
P・S外板を付けていく |
完成、ユニオン定盤へ移動 |
上から見るとこんな感じ |
船首先端へ |
FPT、中の様子 |
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(お断り:先日よりブロック隔壁のことをバルケットと表記しておりましたが正しくはスペル通りにて
バルクヘッド(Bulk head)でしたのでお詫びして訂正致します。実の所、私もバルクヘッドが派生して
バルケットになっていることに気付かず、そのまま表記しておりました(例:マーキング作業→マーキン)
以前の日記にて登場している場合は全てバルクヘッドに変更下さい)
船首前方、バルバスバウの真後ろ(FP1A afterだから)のブロック製作〜完成〜搭載です。
先物ということで早くに材料納入ということから前船の進水直後に作業に取り掛かっています。
このバルバスの後ろ部分は通称 FPT(Fore peak tank)と呼ばれており
飲料水を除く生活用清水の張り込みタンクの構造。
(その後ろはチェーン・ロッカー。文字通りアンカーチェーンの収納部分です)
よって写真の様にバルクヘッドが異様に高い構造に。故にフロア板も2分割にて製作となっております。
詳しくは上記写真↑凝視下さいね。
そして…
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UD-2トップ板にガーダー付ける |
C/R壁を立てる |
部分的に先塗装 |
一品パイプも付けていく |
完成 |
配電盤を置いておく |
油置きタンクも同様に |
吊り上げて移動 |
反転 |
搭載位置に降下 |
搭載完了 |
C/R中の配電盤 |
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M/E内C/R辺り、船体後方上部(UD-2)ブロック製作〜搭載。
製作過程はSno.558と全く同じなので省略……(笑)
かの通り、やることが無いから真綿が水を吸い取っていくが如くブロック製作も爆進中!!
一応、M/E搭載に支障が無い部分であることを確認して早々とここの部分、搭載です。
(少し天井を切り抜く必要も有ります)
またしても
「あの〜貴方達。搭載するのも良いけど本当にやることが無くなってしまうよ……おい」
との言葉を腹に再び押し返し(笑)
「分かった!じゃあ、やることを作る為にまず手始めは主機、短納期発布だ!!」
ということで概報通り、明日(6/15(日))午前中に納入されます。
そしてもう明後日6/16からM/E搭載に取り掛かります!!(早過ぎ?…)
大丈夫ですか?乗り遅れない様に付いて来て下さいよ〜
日々是精進!!熱いバイタリティはどんな不具合も吹っ飛ばす!!ですな。
(了) |
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2008.6.8 Sun. 曇り 26℃ No.184 |
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※各メーカーからの購入品到着、据付〜外注分ブロック即時搭載等です。 |
5.30(金)〜6.5(木)
船尾方面・各メーカー先送品&補機(G/E)到着〜即時搭載・設置 |
M/E用エアタンク |
海水複式こし器 |
吊り降ろし |
補機(P/S)2台到着 |
奥側のポンプを先に入れる |
直ぐに搭載 |
ペラ軸穴仕上げ |
スターンチューブ下、塗装 |
挿入すべく待機 |
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概報の通り、ブロック搭載が早過ぎて船体搭載用購入品納入を早めなくてはならない事態に。
(かなり珍しいことです)
とにかく主機関係船尾周り(冷却海水ポンプ(←特に)・プロペラ軸・スターンチューブ等)を早くしないと
補機が搭載出来ないことからこっちも大慌て。納期短縮を依頼することになりました。
その後、5/30(金)に同時に前者・後者共、納入されたので早速、ポンプ据付・補機搭載を敢行。
主機納期が6/15ですので出来得ること(E/R下部の仕上げ)はさっさとしてしまうという算段の真っ只中
です。
そして…
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5.30(金)〜6.5(木)
外注ブロック(SS-6・SS-7)納入から時間を経ず、直ぐに搭載 |
SS-6、納入される |
SS-7も納入されて直ぐ搭載 |
位置決めする |
ブロック吊り上げて移動 |
S側の搭載状況 |
今現在はこんな感じ |
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強烈に希望しているわけも無く、外注先から次々とブロックが納入されてくるので(5月下旬のこと)
鉄工班にしてみれば「いよっ!待ってました!」とばかりに直ぐに動き出してます。
消火栓用雑用水パイプが取り付けられたのを見るや否や即座に搭載(で↑の状況)。
以前の歯抜け搭載は納入時期のインターバルがあったことが理由ですが今回は同時期納入済ですから
SS-6・7搭載は2日連続作業にて終了してしまいました。
「あの〜貴方達。あまり進み過ぎると次の外注分ブロックが入って来るまでやることが
無くなってしまうんですけど……」
との言葉を腹に押し返し(笑)そこまでやっちまうんならこっちも負けずに!という感じで
続々と納入品短納期依頼を発布!!。こういうとき私もレーゾンデートルを示さないといけませんしね…
今、このHPをご覧になっている松浦向け納入業者の方、今は船台がこういう状況である
ということをよくお見知りおき下さいね。
調達からの連絡も有るでしょうがつとに早期納入を旨とすること、お願い致します(笑)
次回は主機納品ということからでいよいよ船尾周りの作業(主機搭載・AP-2・UD-1搭載)の予定です。
アップをお楽しみに。
(了) |
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2008.6.5 Thu. 雨後晴れ 26℃ No.183 |
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※前船にてすっかり欠落していた主機陸上運転の様子です。 |
6.3(火)
Sno.566 メイン・エンジン(阪神 LH34LG型 1,471kW)陸上公試運転立会い |
Sno.566 メイン・エンジン(1,471kW) |
掲示板(確かに松浦向け) |
担当者の顔写真付き(良い試み) |
シリンダカバー周り |
操舵室操縦盤(リモコン) |
各負荷試験中の定時計測 |
排気の棒温度計を確認 |
リモコン操縦試験 |
警報回転灯、正常作動 |
クランクケース内温度計測 |
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一昨日、6/3(火)にSno.566 主機(M/E)の陸上公試運転立会いに私自身OBでもある
阪神内燃機工業竃セ石工場へ出張してきました。
前船Sno.565も同じエンジンなので立会いしているはずですが何故、記事が載ってなかったのでしょう?
理由は簡単、単純に忘れて失念してました…(笑)申し訳ありません。
昨年(No.134)にもありますがまた今回も詳しくご覧下さい。
確認は各負荷試験・保護装置試験・リモコン操作・クランクケース開放(内部温度計測) 等。
松浦においては499(G/T)標準タイプの4サイクルエンジン(1,471kW)なので見慣れたもの。
運転は良好な結果でした。(各シリンダー排気温度も揃っていたのでピストンの開放も省略)
ただ前回アップの通り、ブロック搭載が進み過ぎてM/E上部のAP-2・UD-1の内作ブロックが納期より
先に出来上がる公算が大なので納期短縮を切実に依頼です。
船便の関係で6/15(日)午前中になってしまいましたが、先に受け取ることが一番の大事なのでみんなで
休日出勤といきましょう!また吊り上げ状況をアップしますのでこのHPで確認下さい。
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組立ベース(空くこと無し) |
製作中のシリンダライナー |
発送待ちエンジン群 |
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エンジン出荷台数、急増!
船舶建造・純増により私が在籍した頃(エンジンが出ない)を考えると今現在はそれが全く嘘の様な
正しく濡れ手に粟状態でずっとフル稼働生産。(これはどのメーカーでも同じこと)
そのせいか阪神においても想像に違わず良い数字が見受けられます(笑)
それでも各々、生産・資材調達能力には限界がありますから今時点で
新規の2サイクルエンジン納期は4〜5年先、4サイクルでも2〜3年先が目安に。
新造計画においてはまずエンジン納期から日程を繰っていくことを鑑みても
内航においてさえ3・4年後の出来上がりを考えないといけない時代になってきました。
私個人の意見ですが、今後の計画については
かなり先を見据えることを覚悟し相当、心して(資金を含め)掛からないといけない
と思います。
鉄に代表される諸資材の価格急騰等の不確定要素も有り、先行き不透明感は一杯。
(船価においても少なからず急上昇です……)
こんな時こそ、地に足の着いた堅実路線・不利に動じない強い気持ちが必要なのかもしれません。
(了)
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2008.5.29 Thu. 曇り後晴れ 27℃ No.182 |
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※今日は昨日の続きです。 |
4.28(月)〜5.23(金)
SS-1・AP-1(船体最後尾・下部分)ブロック製作〜搭載 |
AP-1・SS-1トップ板 |
フロア板仕上げ(ペラ軸穴) |
バルケット立て(段違い注目) |
設置位置を溶接 |
スターン・フレーム立て |
曲げ外板付け |
SS-1の外板付け(P側) |
内側はこんな感じ |
ほぼ、完成 |
一品パイプも付け終わる |
まずSS-1から(※) |
反転して降下中 |
そしてAP-1ブロック |
反転中 |
船の最後尾へ |
船舶最後尾、搭載完了 |
内側の切り合わせ位置 |
BTとの合面、ガス切断 |
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船最後尾下側AP-1・SS-1ブロック(スターン・フレーム付近)の製作〜搭載です。
これも作業の流れは全く同じなので写真画像の紹介まで。
今回の注目点はAP-1・SS-1ブロックを分けて製作しているところ(※)
Sno.565では一体でしたね(No.157)、1,600(D/W)型なのに何故?という感じ。
この型は単純に吊りリミットの30tを超えてしまうからですがここがブロック建造のおもしろいところです。
(Sno.566のBT-2スターティングは一体型、時と場合によってコロコロ変わるのでここは要注意!!。
実際、組む前にしっかりと確認して溶接開先を取る等、対策はちゃんと講じていますが)
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SS-5ブロック、搭載 |
こっちはS側ブロック |
昨日時点の状況 |
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以上、上の画像までで昨日時点の状況です。(外注分SS-5ブロック(P/S)搭載まで終了)
梅雨に入ったはずですが今日も昼から良い天気。
工程(ブロック搭載)が進み過ぎて主機(M/E)納期を少し遅らせたことが完全に裏目。
……まいりました。AP-2ブロックが載った後の天井切抜き搭載を覚悟しましょう。(No.105)
と、いうわけで順調な進捗具合をお伝えして今日はここまでとします。
次回は主機陸上運転確認?辺りでしょう、お楽しみに。
(了) |
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2008.5.28 Wed. 晴れ後曇り 24℃ No.181 |
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※今週もSno.566ブロック搭載・納入、着実にかつじっくりと進んでおります。 |
今回もブロック搭載紹介。
サイドSS-3ブロック搭載(切り合わせ)について少し詳しくみてみましょう。
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5.19(月)〜5.21(水)
SS-4(船体中央・壁ブロック)外注先から納入〜消火栓パイプ付け〜搭載 |
外注先から納入のSS-4 |
倒立させる |
ここまではいつもと同じ |
@ブロック、ジャッキアップ |
A水を見て距離を測る |
確かに12mm上がっている |
B船尾に向けて20mm移動要 |
船尾へ向けての指示 |
C外板17mm内側12mm切る |
D内側12mmのケガキを書く |
E切り合わせ(SS側が正) |
ガス切断 |
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船体胴中部分なので外注部、搭載までは全く同じ作業です。
問題はその後。箇条書きにすると、
@ P・S両舷ブロックを12mmジャッキアップする。
A 水平方向の水ホースを見てメジャーで距離を測る。
B フレーム位置を確認して船尾方向へ20mm移動させる必要有り(切り代・白ケガキ線がその位置)
C 内側はジャッキアップ分12mm切りそのままで良いが外板側は溶接開先を取る為に17mm切りになる。
D 固定コンパスにてホールド内側壁に12mm高さ部分に切りケガキ線を入れる。
(以前のブリッジ搭載時の切り(No.123)と同じ作業)
E 外板側はSSブロックが正(しょう、元になる)なのでBTブロック側を17mm切りする。
という過程になります。
これで前と合わせてブロック搭載の手順、良くお分かりなったと思います。
ただでさえ、若い人材不足のこの業界。これを機に俺はブロック搭載の監督をするんだ!と
造船の門戸を叩かれては如何?(笑)
やり甲斐はあると思いますが。
(了)
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2008.5.21 Wed. 晴れ 25℃ No.180 |
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切り替え当時の鉄鋼船 Sno.023 第二大洋丸 昭和39年4月上旬
フォア・マスト上に紙テープ付き笹があるので進水直後と推察されます(白黒で見辛いですが)
まだかの12.4tクレーンが導入される前なのでその姿を見ることは出来ません。
今と同じスタンダードな499(G/T)型ですが積載トンが800(D/W)しかなく、まだ木造船の
延長・仕様アップ(木から鉄)くらいしかメリットはなかったみたいです。
(ただ単に全長が短いだけで50m?とか。今の199(G/T)みたいなものですね)
この当時は現在の様に整備された岸壁も無く、湾内停泊・艀(はしけ)が荷物受け取り・
自前で荷を吊り降ろしが普通だったので写真の様にデリック・クレーンが標準装備でした。
(ついでに舷梯も。艀はまた後日画像を載せてみましょう)
船の型は?…人の好みの分かれるところでしょう(笑)
バルバスバウで鋭く波を切って!!ということは一般商船にて採用されるずっと前の頃の話。
推進に効率が良いようには見えませんが(笑)
今回も皆さんにその当時の雄姿(一般カーゴ)を知って頂ければ幸いです。
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2008.5.18 Sun. 晴れ後曇り 26℃ No.179 |
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※船台上はSno.566ブロック搭載・納入が着々と…。 |
さて、まずは経過報告から。
今週は船底部分最終ブロックBT-7、セカンドデッキ部分スターティングSS-2、前へ行って外注SS-3
の搭載を完了しました。
499(G/T)1,650(D/W)なので細かい部分は変更が無く、Sno.563と同じとお考え下さい。
各々の製作〜搭載は以下の通り。
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4.15(月)〜5.12(月)
BT-7(船底最後ブロック、バウ・スラスター部分)製作〜搭載 |
BT-7ブロック製作開始 |
スラスター穴の切り |
完成して船台へ移動 |
スラスターは2.5t型 |
ブロック切り合わせ |
船底部分、搭載完了 |
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まず、BT-7の製作〜搭載。
4/15に開始ですから進水が終わって直ぐくらいから取り掛かっています。
作業自体はいつもと全く同じです(トップ板敷き〜ロンジ付け〜バルケット付け…一連の流れ)
今回はバウ・スタスター公称スラスト2.5t型(直径850mm)。
1,800(D/W)型では3.5tの大型になったりしますがどちらでもあまり変わりませんね、気分の問題です。
(早く回頭する?のでしょうか。運転確認では双方、結果に著しい差が無いので…あまり意味は無いかと)
船主殿標準装備仕様が有ったりしますので…。
そして…
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3.26(水)〜4.22(火)
SS-2(セカンドデッキ、スターティング部分)製作〜搭載 |
これがSS-2トップ板 |
治具に載せてロンジ付け |
バルケットを立てる |
外板付け |
ホールド側から見る(逆さ) |
補機搭載上床を付ける(※) |
総出で溶接作業 |
一品パイプ付け |
完成、BT上に搬出 |
反転中 |
搭載、降下中 |
繋ぎ仮溶接(据付台の差に注目) |
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セカンドデッキ・スターティングブロックSS-2の製作〜搭載です。
何度もしつこく載せていますがSno.565同様、一連の流れを上記↑写真にてご覧下さい。
今回の大きな違いはE/R内にFOタンク(A重油)を設けている点(※)理由は簡単、1,600(D/W)型なので
空間が広いからです。
(1,800(D/W)型はホールドの壁部分にP・SそれぞれNO.1・2FOタンクが有ります)
よって主機据付台(M/E)と補機据付台(G/E)が段違いということになります。
これもこっちが必ず良い!と断言は出来ませんが強いて言うならE/RにFOタンクが有る方ですかねえ…
(ただ単純に広いから)…船型も関係するので難しいところです。
次に…
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5.15(木)〜5.17(土)
SS-3(P/S)外注先から納入〜消防・雑用水パイプ付け〜両舷搭載 |
SS-3ブロック、納入される |
パイプを付けるので反転 |
その雑用水・油圧パイプ付け |
搭載に向けて倒立 |
下部吊りピース切断 |
S側を先に搭載 |
ジャッキ、ターンバックル付け |
水を見る |
P側も同様に |
メジャーで距離を測ってみる |
ちょっと直さんとなあ… |
完了、張りを付ける |
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SS-3ブロック、外注先からの納入〜パイプ付け〜搭載です。
こちらもしつこく載せていますのでSno.565同様、一連の流れを上記↑写真にてご確認下さい。
(サボリじゃないですよ!全く同じなのでね(笑))
自らひけらかすのもおかしい話ですがブロック外注納期も含めて順調過ぎる予定ですね。
(後はどれだけ各々業者に対して支払い費用をいかに抑えられるか(笑))
一応、8月上旬進水予定ですが7月中〜下旬には破顔一笑、
「もう出来上がったのか!へ〜(驚き)」
という風にとにかく早く突っ走ってまいりましょう!
気温30℃・盛夏のナイトメアはもう直ぐそこに待ち構えていますので……。(今のうちに出来るだけ)
次回はSSブロック中盤の搭載アップです。お楽しみに。
(了) |
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No.161〜178 |
No.145〜160 |
No.111〜144 |
No.088〜110 |
No.001〜082 |
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