温故知新〜古き時代を訪ねて〜
第二大洋丸 499(G/T) 850(D/W)

 切り替え当時の鉄鋼船 Sno.023 第二大洋丸 昭和39年4月上旬


 フォア・マスト上に紙テープ付き笹があるので進水直後と推察されます(白黒で見辛いですが)
 まだかの12.4tクレーンが導入される前なのでその姿を見ることは出来ません

 今と同じスタンダードな499(G/T)型ですが積載トンが800(D/W)しかなく、まだ木造船の
 延長・仕様アップ
(木から鉄)
くらいしかメリットはなかったみたいです。
 (ただ単に全長が短いだけで50m?とか。今の199(G/T)みたいなものですね)


 この当時は現在の様に整備された岸壁も無く、湾内停泊・(はしけ)が荷物受け取り・
 自前で荷を吊り降ろし
が普通だったので写真の様にデリック・クレーンが標準装備でした。
 (ついでに舷梯も。はまた後日画像を載せてみましょう)

 船の型は?…人の好みの分かれるところでしょう(笑)
 バルバスバウで鋭く波を切って!!ということは一般商船にて採用されるずっと前の頃の話。
 推進に効率が良いようには見えませんが(笑)

 今回も皆さんにその当時の雄姿(一般カーゴ)を知って頂ければ幸いです。

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